IPv6
IPアドレスだよ
「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」みたいな見た目だよ
今後のインターネットで使われることになるであろう形式だよ
本当は「IP」だけどIPアドレスのことだと思っても多分困らないよ
「Internet Protocol version 6」の略だよ
簡単に書くよ
IPv6(読:アイピーブイシックス)とは
これから使うことになりそうな「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」みたいな形式の長ったらしいIPアドレスのこと。
本当は
通信に関するお約束事「IP」のうち、今後のインターネットで使われることになるであろうバージョンのこと
ですけどね。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・通信プロトコル(プロトコル)
・IP
・IPアドレス
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
IPは「インターネットっぽい通信をするときに使う お約束事」です。
名前が、そのものズバリだったりします。
「Internet Protocol(インターネット・プロトコル)」の頭文字を取って「IP」です。
その名の通り
インターネット用のプロトコル(お約束事)
です。
IPアドレスは「ネットワーク上の住所」です。
インターネットっぽい通信において、送信先を特定するときとかに使う情報です。
「198.51.100.2」のような形式になっています。
以上を踏まえて、本題に入ります。
今まで使っていたIPアドレスは「198.51.100.10」のような見た目でした。
「198.51.100.10」のような見た目のIPアドレスは「.(ドット)」で区切った1つのまとまりに対して「0」から「255」までのどれかの数字が入ります。
つまり「198.51.100.10」のような見た目のIPアドレスは「0.0.0.0」から「255.255.255.255」までの
4,294,967,296個(256×256×256×256個)
しか作れないのです。
IPアドレスは住所に相当する情報です。
他の人と被ってはいけません。
ということは、ですよ。
4,294,967,297人以上の人が同時にインターネットをやろうとしたら、IPアドレスが足りなくなってしまいます。
無理やり全員に割り当てるとIPアドレスが被っちゃうからです。
※このIPアドレスが足りなくなる流れの説明は、かなり話を単純化しています。実際には、もっと複雑です。
最初のうちは「これだけあれば足りるでしょ」と楽観的に考えていました。
40億個以上ありますからね。
ですが、インターネットをやる人が増えた結果「あれ?このままだとIPアドレスが足りなくなるよね?」な状況になってしまったのです。
そこで、どこかの偉い人たちが「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」みたいな見た目のIPアドレスを作りました。
この「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」みたいな見た目のIPアドレスは
約340澗(340兆の1兆倍の1兆倍)個
作れるそうです。
数が大きすぎて具体的なイメージが湧きませんが、これだけあれば足りなくなることはなさそうですね。
ということで、今のインターネットの世界は
「198.51.100.10」のような見た目のIPアドレスが足りなくなる前に「198.51.100.10」のような見た目のIPアドレスから「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」のような見た目のIPアドレスに切り替えないとね
だったりするのです。
以上を踏まえて
これから使うことになりそうな「8fe0::8f61:ac8:30cd:a16e」みたいな見た目のIPアドレス
が「IPv6」です。
「Internet Protocol version 6(インターネット・プロトコル・バージョン6)」の略で「IPv6」ね。
※「Internet Protocol version 6」を何となく日本語にすると「インターネット用のお約束事バージョン6」となります。[詳細]
あと、ついでなので書いておくと
今まで普通に使っていた「198.51.100.10」のような見た目のIPアドレス
は「IPv4」と言います。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
……というのが、いろいろ間違っているけどイメージしやすいであろう説明です。
実際には、IPv6は「IP」です。
IPアドレスでは ありません。
IPという決まり事(通信プロトコル)の中に「IPアドレスというやつを住所として使おうぜ!」が規定されています。
「IPv6」というのは「決まり事(通信プロトコル)」なのです。
IPアドレスを指す場合は、例えば「IPv6アドレス」のように表現するのが正解です。
……が、あまり気にしなくても大丈夫です。
「IPv6」という表現が出てくるのは、ほとんどがIPアドレスの話だったりします。
一言でまとめるよ
まぁ「IPv6」って単語が出てきたら「これから普及していくであろうIPアドレス(用のお約束事)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「IPv6」は「Internet Protocol version 6(インターネット・プロトコル・バージョン6)」の略です。
「Internet(インターネット)」はIT用語の「インターネット」です。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「version(バージョン)」の意味は「版」とかです。
「6」は数字ですね。
何となく くっつけると
インターネットのお約束事の第6版
となります。






