仮想マシン
コンピュータの中に作られたコンピュータだよ
ソフトウェアを使って擬似的に再現したよ
簡単に書くよ
仮想マシン(読:カソウマシン 英:virtual machine)とは
コンピュータの中に作られた、なんちゃってコンピュータのこと。
もう少し真面目っぽく書くと
ソフトウェアを使ってコンピュータ内に擬似的に再現したコンピュータのこと
です。
よく分からなければ
二次元の世界にあるコンピュータ
だと思っても かまいません。
詳しく書くよ
「仮想」+「マシン」で「仮想マシン」です。
仮想は「なんちゃって」ね。
よく「仮想○○」という形で登場します。
意味は「なんちゃって○○」です。
もう少しカッコ付けて書くと「コンピュータの中に擬似的に再現した○○」です。
マシンは、今回は「コンピュータ」を指しています。
パソコンさんのことですよ。
以上を踏まえて
コンピュータの中に作った「なんちゃってコンピュータ」
が「仮想マシン」です。
例えば、あなたが都市育成シミュレーションゲームを やっているとしましょう。
あなたはゲーム内で本物そっくりの東京都を作りました。
あなたが作ったゲーム内の東京都ですが、本当に本物そっくりだとしたら「仮想東京都」と呼べますよね。
それと同じです。
コンピュータの中に作った本物そっくりの なんちゃってコンピュータを「仮想マシン」と呼びます。
コンピュータさんは凄いやつです。
どれくらい凄いかというと、コンピュータの中にコンピュータを再現できてしまうくらい凄いのです。
Windowsのパソコンの中にLinuxのパソコンを再現したりできます。
再現すると、どうなると思いますか?
普通にWindowsとして使えます。
中に入っているLinuxとしても使えます。
本当はWindowsのパソコンですが、Linuxのパソコンとしても使えるのです。
凄いですね。
このときの、Windowsのパソコンの中に入っているLinuxのパソコンが仮想マシンです。
Windowsのパソコンさんの中を間借りしてLinuxのパソコンさんが生活しているイメージですかね。
少し話が逸れますが、家主のWindowsさんを「ホストOS」と呼びます。
OSは「コンピュータの人格に相当するソフト」ね。
一方、間借りしているLinuxさんの方は「ゲストOS」と呼びます。
余裕があれば、覚えてあげてください。
せっかくなので仮想マシンのメリット・デメリットも説明しておきましょう。
仮想マシンのメリットは1台のコンピュータの中にいろんな環境を用意できることです。
普通に生活する分には、あまり意味がないかもしれませんけどね。
例えば「このソフトはLinuxじゃないと動かないんだよね~。あっ、逆にこっちのソフトはWindows以降じゃないと動かないのか~」とかなったときに助かります。
WindowsのパソコンとLinuxのパソコン、2台も用意するのは大変です。
場所も取ります。
Windowsのパソコンの中にLinuxのパソコンがあれば、1台のパソコンでどちらのソフトも使えます。
これが仮想マシンのメリットです。
細かいメリットは他にもありますが、とりあえず話を進めますね。
一方のデメリットは1台のコンピュータの中にいろんな環境があることです。
いくら2つのパソコンが動くといっても、使えるメモリやCPUはパソコン1台分です。
そのため仮想マシンじゃない場合に比べて、性能面でしょぼくなっちゃうことがあります。
パソコンさんが突然壊れた場合も大変です。
2台分の被害を被ります。
一蓮托生です。
これが仮想マシンのデメリットです。
デメリット自体は回避可能ですし、実際に設定の仕方を覚えてしまえば、かなり便利です。
ある程度以上の専門知識は必要ですけどね。
やりたい人は頑張ってチャレンジしてください。
ちなみに今回は1つの仮想マシンの例で話しましたが、その気になれば何個でも作れます。
コンピュータの性能的に大丈夫であれば、1つのコンピュータの中に3つでも4つでも仮想マシンを作れますよ。
以上が仮想マシンのメリット・デメリットの話です。
あとは、そうですね。
仮想マシンの作り方の系統も説明しておきましょうか。
仮想マシンの作り方には、大きく分けて2つのやり方があります。
今までの説明では、すでに動いているコンピュータの中に仮想マシンを作る前提で話を進めてきました。
実際には
1.すでに動いているコンピュータの中に仮想マシンを作る やり方
2.空っぽのハードディスクの中に仮想マシンを作る やり方
の2つのやり方があります。
それぞれ
1.ホストOS型
2.ハイパーバイザ型
と呼ばれています。
今まで説明してきたのはホストOS型のやり方です。
ホストOS型では、すでに動いているコンピュータの中に仮想化のソフトを入れて、その中に仮想マシンを作ります。
まず、ハードディスクの上に本来のOSが乗っかっています。
この状態は、いわゆる普通のパソコンさんです。
このままでも、いろいろな お仕事を させられます。
その上に仮想化用のソフトを乗せます。
さらに仮想化用のソフトの上に仮想マシン用のOSを乗せます。
これがホストOS型です。
コンピュータに入っている元々のOSを「ホストOS」と呼ぶので「ホストOS型」と覚えてください。
ハイパーバイザ型の方は、もう少しシンプルです。
ハードディスクの上に直接、仮想化用のソフトを乗せます。
仮想化用のソフトの上に仮想マシン用のOSを乗せます。
それだけです。
このときに使う仮想化用のソフトを「ハイパーバイザ」と呼ぶので「ハイパーバイザ型」と覚えてください。
普通にパソコンさんの中に仮想マシンを作るときはホストOS型が多いでしょう。
業務で使うサーバのように大掛かりになるとハイパーバイザ型が登場します。
一言でまとめるよ
まぁ「仮想マシン」って単語が出てきたら「コンピュータの中に作られた、なんちゃってコンピュータなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「仮想」は日本語ですね。
「machine(マシン)」の意味は「機械」とかです。
何となく くっつけると
仮想の機械
となります。
■検索してみる?






