ブリッジモード
ルータの動作モードだよ
ルータとしての機能を無効にするよ
スイッチングハブや無線LANアクセスポイントとして使うよ
簡単に書くよ
ブリッジモード(英:bridge mode)とは
ルータ
(ネットワークを中継する機械)のルータとしての機能(交通整理機能)を無効にして使いますモードのこと。
もう少し具体的に書くと
ルータをスイッチングハブ
(LANケーブル用のテーブルタップ)として(無線LANルータの場合は無線LANアクセスポイント
(パソコンさんから飛んできた無線LANの電波を受け取る機械)として)使いますモードのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・ルータ
・スイッチングハブ
・ブリッジ
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ルータは「ネットワーク中のデータ(の中にあるIPアドレス)を見て、行き先を振り分けてくれる機器」です。
今回は「ネットワークの中継役」くらいの理解で かまいません。
スイッチングハブは「ネットワーク中のデータ(の中にあるMACアドレス)を見て、行き先を振り分けてくれる機器」です。
今回は「LANケーブル用のテーブルタップ」くらいの理解で かまいません。
ブリッジは「ネットワーク中のデータ(の中にあるMACアドレス)を見て、行き先を振り分けてくれる機器」です。
厳密には違いますが、スイッチングハブと同じものだと思って かまいません。
以上を踏まえて、本題に入ります。
機種にもよりますが、ルータというのは、ルータとしての機能(交通整理機能)を無効にできるようになっています。
ルータとしての機能を無効にしたルータは、スイッチングハブと(無線LANルータの場合は無線LANアクセスポイントと)同じような動きをします。
つまり、ルータをスイッチングハブとして(無線LANアクセスポイントとして)使えるわけです。
この
「ルータのルータとしての機能を無効にして動かしますよ」なモード
であり
「スイッチングハブとして(あるいは無線LANアクセスポイントとして)動かしますよ」なモード
が「ブリッジモード」です。
ルータをスイッチングハブや無線LANアクセスポイントとして使いたいときに設定します。
「ん?ルータをスイッチングハブとして使いたいって、どんなときよ?スイッチングハブが使いたければスイッチングハブを買うよ」と思うかもしれませんね。
実際に例を挙げて見てみましょう。
例えば、そうですね。
あるところにルータを2台使ったネットワークが ありました。
コンピュータが2台(PC1とPC2)ルータ1に接続され、ルータ1がルータ2に接続され、ルータ2からインターネットの世界に向けて線が伸びている構成です。
変な形ですが、実はこれはこれで問題ありません。
ネットワークとして普通に機能します。
ですが、見た感じ無駄がありますよね?
「別に2つもルータいらないじゃん。ややこしいなー」と感じます。
そうです。ややこしいのです。
うっかりミスの可能性が増えちゃいます。
例えば、このネットワークにもう1台のコンピュータ(PC3)を追加したとしましょう。
しかし、ここでうっかりミスが発生です。
ルータ1につなぐつもりが間違ってルータ2につなげちゃいました。
そうすると、どうなると思いますか?
設定にもよりますが、インターネットはできます。
PC3からも、あんなホームページやこんなホームページを見られるでしょう。
ただし、PC1やPC2とは直接やり取りができません。
PC3はルータを通らないとPC1、PC2に会いに行けないですよね。
残念ながらPC1、PC2とPC3は違うネットワークにいるのです。
そう考えると、ルータは2つもいらないですね。
よし、ルータ1を取っ払っちゃいましょう。
これで万々歳……と言いたいところですが、困りました。
PC1とPC2の2台を使いたいのに線が1本しかありません。
1本の線を2本の線に増やしたいです。
確か、そんなときはスイッチングハブを使えば良いのでした。
スイッチングハブはLANケーブル用のテーブルタップです。
スイッチングハブをつければ1本の線を2本の線に増やせます。
痛い出費だけど仕方ないか、スイッチングハブを買ってこよう……と思った方は、ちょっとお待ちください。
ここで登場するのがブリッジモードです。
ルータのモードをブリッジモードにすると、ルータのルータとしての機能(交通整理機能)が無効になります。
そうすると残るのはブリッジとしての機能です。
細かい理屈はすっ飛ばしますが、ルータがスイッチングハブとして(無線LANルータの場合は無線LANアクセスポイントとして)動くようになります。
これで、いー感じになりますね。
PC1~PC3は、スイッチングハブ(っぽい動きをするルータ)でつながれているので、ひとつの同じネットワークにいることになります。
当たり前ですが、インターネットも使える状態です。
めでたし、めでたし。
これがブリッジモードの使い方です。
機器自体は使いたいけど、ルータとしては動かしたくない場合に設定します。
一言でまとめるよ
まぁ「ブリッジモード」って単語が出てきたら「ルータ
(ネットワークを中継する機械)をスイッチングハブ
(LANケーブル用のテーブルタップ)として(あるいは無線LANアクセスポイント
(パソコンさんから飛んできた無線LANの電波を受け取る機械)として)使うモードなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「bridge(ブリッジ)」の意味は「橋」とか「橋渡しをする」とかです。
「mode(モード)」の意味は「方法」とか「方式」とか「形態」とかです。
何となく くっつけると
橋渡し形態
となります。
■検索してみる?






