ラピッドスパニングツリープロトコル(RSTP)
通信するときの お約束事だよ
スパニングツリープロトコルの改良版だよ
スパニングツリー(ネットワーク内で、データが同じところをぐるぐる回らないようにするための仕組み)で使うよ
「RSTP」と表現された場合は「Rapid Spanning Tree Protocol」の略だよ
簡単に書くよ
ラピッドスパニングツリープロトコル(RSTP)(英:rapid spanning tree protocol)とは
スパニングツリープロトコルの改良版。
もう少し具体的に書くと
通信するときに使う お約束事(通信プロトコル)のひとつ
であり
ネットワーク内でデータが同じところをぐるぐる回らないようにするための仕組みを実現するときに使う お約束事
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・通信プロトコル(プロトコル)
・スパニングツリー
・スパニングツリープロトコル
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
スパニングツリーは「ネットワーク内で、データが同じところをぐるぐる回らないようにするための仕組み」です。
物理的に輪っか状の構成を作りつつ、論理的には輪っか状態にならないようにするための仕組みです。
スパニングツリープロトコルは「スパニングツリーを実現するときに使う お約束事」です。
詳細は、用語「スパニングツリー」「スパニングツリープロトコル」の説明を ご覧ください。
以上を踏まえて、本題に入ります。
スパニングツリープロトコルを使って作ったスパニングツリーですが、実は1つ弱点がありましてね。
ちょっと小難しい言い方になってしまいますが、経路の切り替えに最大50秒くらいかかってしまうのです。
何かあったときはパパッと切り替えてもらいたいのに、チンタラしやがります。
「経路とか言われても、よくわかんねーよ」な人は「なんかおかしくなったときに、最大50秒間通信できなくなる」と解釈しても かまいません。
50秒も通信できなくなるって結構イラっとしそうですよね。
この弱点を解消するために生まれたのが「ラピッドスパニングツリープロトコル」です。
「Rapid Spanning Tree Protocol(ラピッド・スパニング・ツリー・プロトコル)」を省略して「RSTP」と表現されることも あります。
※「Rapid Spanning Tree Protocol」を何となく日本語にすると「速いスパニングツリー用のお約束事」となります。[詳細]
先程のスパニングツリープロトコルさんでは「最大50秒」でした。
これがラピッドスパニングツリープロトコルさんになると「数秒」に短縮されます。
爆速ですね。
文字通り「rapid(迅速)」な「スパニングツリープロトコル」だから「ラピッドスパニングツリープロトコル」です。
もちろん細かい仕組みは違いますけどね。
存在する目的としてはスパニングツリープロトコルと同じです。
仕組みの違いは、ここでは触れません。
興味のある方は、専門的に解説しているところで情報を補完してください。
一言でまとめるよ
まぁ「ラピッドスパニングツリープロトコル(RSTP)」って単語が出てきたら「スパニングツリー
(ネットワークにおいて、データが同じところをぐるぐる回らないようにするための仕組み)を実現するときに使うお約束事で、スパニングツリープロトコル(STP)の改良版なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「rapid(ラピッド)」の意味は「速い」とか「急な」とか「迅速な」とかです。
「spanning(スパニング)」は「span(スパン)」+「ing」です。
「span(スパン)」の意味は「期間」とか「全長」とか「広がる」とか「またぐ」とか「横たわる」とかです。
「tree(ツリー)」の意味は「木」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
何となく くっつけると
速い「またがる木のお約束事」
となります。
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