オートネゴシエーション
通信前の認識合わせを勝手にやってくれるよ
一番良い感じになるように調整してくれるよ
簡単に書くよ
オートネゴシエーション(英:auto-negotiation)とは
実際の通信を始める前の「どんなやり方で通信する?」な認識合わせを勝手にやって、良い感じになるように調整してくれる機能のこと
です。
詳しく書くよ
ネゴシエーションは「通信を始める前の認識合わせ」ね。
通信はコミュニケーションです。
コミュニケーションというのは暗黙の了解やお約束事がないと成り立ちません。
また、通信機器の規格はいろいろありますし、どんな規格に対応しているかも機器によって違います。
何の前触れも無しにいきなり通信しようとしたら、上手くコミュニケーションが取れないかもしれません。
そこで、やりたい通信をやる前に、機器同士で情報交換をして認識を合わせます。
「おまえって、どんな規格に対応してるの?」「君は、どれくらいのスピードだったら耐えられる?」などの情報交換をして「じゃあ、今回はこんなやり方で通信しましょうか」を決めるのです。
この認識合わせがネゴシエーションです。
そして、この認識合わせを機器同士で勝手にやってくれて、自動的に一番良い通信環境になるように調整してくれる機能が「オートネゴシエーション」です。
オートネゴシエーションという言葉は、スイッチングハブやルータなどのネットワーク機器や、イーサネットなどのLAN関係のお話で出てきます。
一口に「イーサネット」と言っても、いろいろな規格があるのですね。
例えば「10BASE-T」や「100BASE-T」といった規格がありますし、それぞれに「全二重通信」と「半二重通信」のモードがあります。
今、例に挙げたものだけでも
・10BASE-T/半二重
・10BASE-T/全二重
・100BASE-T/半二重
・100BASE-T/全二重
の四種類の規格が登場します。
これらの規格のどれに対応しているかは、機器によって違います。
例えば、コンピュータAは四種類すべてに対応しているとしましょう。
・10BASE-T/半二重
・10BASE-T/全二重
・100BASE-T/半二重
・100BASE-T/全二重
でやりとりができます。
コンピュータBは「10BASE-T」にしか対応していません。
やり取りできるのは
・10BASE-T/半二重
・10BASE-T/全二重
の2種類です。
この2つのコンピュータが通信することになりました。
さぁ、どんなルールでやり取りをしましょうか?
コンピュータAとコンピュータB、どちらも対応しているのは
・10BASE-T/半二重
・10BASE-T/全二重
の2種類です。
半二重通信と全二重通信では、全二重通信の方が優秀です。
それでは
・10BASE-T/全二重
でやり取りすることにしましょう。
これが、コンピュータAとコンピュータBがやり取りするときの一番良い選択のはずです。
これらの一連の流れを勝手にやってくれる機能がオートネゴシエーションです。
勝手に情報交換をして、勝手に一番良い選択をしてくれます。
一言でまとめるよ
まぁ「オートネゴシエーション」って単語が出てきたら「通信を始める前の認識合わせを勝手にやって、良い感じになるように調整してくれる機能なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「auto(オート)」の意味は「自動の」とかです。
「negotiation(ネゴシエーション)」の意味は「交渉」とか「折衝」とかです。
何となく くっつけると
自動の交渉
となります。
■検索してみる?






