前置加算子
加算子(インクリメント演算子)だよ
変数の前に置く書き方(++num)をしたときの呼び名だよ
簡単に書くよ
前置加算子(読:ゼンチカサンシ 英:pre-increment operator)とは
変数
(プログラミングにおける値を入れておく箱)の前に置いた加算子(インクリメント演算子)
(「今の数字に1を足しますよ~」を意味する演算子)のこと
であり
「++num」みたいな書き方で出てくる「++」のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・変数
・演算子
・インクリメント
・インクリメント演算子
・加算子
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
変数は「プログラミング言語における『値を入れておく箱』」です。
処理の途中で値を入れたり、逆に取り出したりできます。
演算子は「どんな演算をするか表す記号」です。
「+」「-」「*(×)」「/(÷)」をはじめ、なんか いろいろ あります。
インクリメントは「今の数字に1を足すこと」です。
ミカン箱にミカンを1つ放り込むイメージですね。
インクリメント演算子は「変数の値に1を足すときに使う演算子」です。
プログラミングの話で出てきます。
演算子の見た目は「++」(プラスが2つ)です。
加算子は「インクリメント演算子の別の呼び名」です。
以上を踏まえて
加算子を変数の前に書く書き方(++num)をしたときの加算子
を指す便宜上の呼び名が「前置加算子」です。
例えば、そうですね。
変数numが ありました。
変数numには最初の値として1が入っています。
num = 1;
この変数numに1を足してみましょう。
加算子を使って書くと、以下のような書き方になります。
num = 1;
num++;
これでnumの値は、最初に入っていた1に1が足されて2になります。
「num++」と書くことで、変数の値に1が足されるわけです。
これが加算子の使い方ですが、実はもうひとつ書き方があります。
それは
++num;
のような書き方です。
「++」を変数の前に書く書き方です。
実は
num = 1;
++num;
と書いても、numの値は2になります。
ただし「num++」と「++num」は完全に同じでは ありません。
話がそれるのでここでは触れませんが、書き方以外にも違いがあります。
※「num++」と「++num」の違いに興味がある方は、用語「インクリメント演算子」の説明を ご覧ください。簡単にですが、そちらで触れています。
さて、ここまでの話で、同じ加算子(++)でも
1.変数の後ろに書く書き方(num++)
2.変数の前に書く書き方(++num)
の2つがあると分かりました。
この2つは違います。
違うのであれば、区別したいですよね?
区別しましょう。
呼び分けましょう。
そんなこんなで生まれた
加算子を変数の前に書く書き方(++num)をしたときの加算子
の呼び名が前置加算子です。
変数の前に置いた加算子だから、前置加算子ですね。
あと、ついでなので書いておくと
加算子を変数の後ろに書く書き方(num++)をしたときの加算子
の方は「後置加算子」と呼ばれたりします。
変数の後ろに置いた加算子だから、後置加算子です。
気が向いたら、セットで覚えてあげてください。
前置加算子:変数の前に書いた加算子(++num)
後置加算子:変数の後ろに書いた加算子(num++)
です。
一言でまとめるよ
まぁ「前置加算子」って単語が出てきたら「変数
(プログラミングにおける値を入れておく箱)の前に書いた加算子
(「今の数字に1を足しますよ~」を意味する演算子)なんだな~」と お考えください。






