倍精度浮動小数点型【変数の型】
変数の種類だよ
小数を入れられるよ
有効桁数が大きくないときは単精度浮動小数点型を使うよ
簡単に書くよ
倍精度浮動小数点型【変数の型】(読:バイセイドフドウショウスウテンガタ)とは
プログラミングの話で出てくる「変数
(値を入れておく箱)」の種類のひとつ
であり
「その箱には(有効桁数の大きい)小数を入れていいよ」な決まりのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「変数」と「変数の型」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
変数は「プログラミング言語における『値を入れておく箱』」です。
処理の途中で値を入れたり、逆に取り出したりできます。
変数の型は「この箱(変数)には どんな種類の物を入れていいですよ」な決まりです。
例えば、そうですね。
手ごろな大きさのダンボール箱が あったとしましょう。
ピヨ太君がやってきて、その箱にマジックで大きく「食べ物用」と書きました。
「食べ物用」と書いたので、このダンボールに入れていいのは食べ物だけです。
食べ物以外を入れようとすると、ピヨ太君にメッチャ怒られます。
この話におけるダンボール箱が「変数」です。
マジックで書いた「食べ物用」が「変数の型」になります。
変数の型には いろいろな種類が あります。
数字を入れられる箱、文字を入れられる箱、文字列を入れられる箱、いろいろです。
以上を踏まえて、いろいろある変数の型のひとつで
「この箱には(有効桁数の大きい)小数を入れていいですよ」な決まり
が「倍精度浮動小数点型」です。
大きなダンボール箱にマジックで「小数用」と書くイメージですね。
「小数用」と書かれた大きなダンボール箱は「倍精度浮動小数点型の変数」と呼ばれます。
倍精度浮動小数点型の変数に入れられるのは小数だけです。
それ以外を入れようとすると、コンピュータさんに怒られます。
なお、浮動小数点は「数字を仮数、基数、指数の要素で表現すること」です。
あるいは「仮数部と指数部のみを記憶しておく やり方」です。
例えば、ここに
123.45
という数字が あったとしましょう。
これを
12345×10^-2
のように
X × Y ^ Z(XかけるYのZ乗)
形式で表現します。
ちなみに、Xに相当する部分は「仮数」と言います。
Yに相当する部分は「基数」です。
Zに相当する部分は「指数」になります。
そして、仮数部と指数部のみをコンピュータに覚えさせます。
123.45
であれば
12345×10^-2
と解釈して
「12345」と「-2」を覚えておけ。答えるときは「12345」×10^「-2」の計算結果を教えろ
と指示するのです。
これでパソコンさんは「123.45」を覚えられました。
正確には「123.45」を覚えているわけでは ありませんけどね。
覚えているのは仮数部の「12345」と指数部の「-2」です。
ただし、この数字を扱うときには
【仮数】 × 10 ^ 【指数】(【仮数】かける10の【指数】乗)
の計算をしてから扱います。
ですから、実質的に「123.45」を覚えているのと同じです。
これが浮動小数点です。
そして、このような数値の扱いをする変数の型が倍精度浮動小数点型です。
また、倍精度浮動小数点型の仲間に「単精度浮動小数点型」という型があります。
倍精度浮動小数点型と単精度浮動小数点型の違いは箱の大きさです。
倍精度浮動小数点型の方が箱が大きいのです。
より有効桁数の大きい数字を入れられます。
例えば、単精度浮動小数点型の変数には「0.000000000000000000000001」が入らないとしましょう。
ゼロが多すぎて(小数点以下が細かすぎて)ダンボール箱に収まりません。
倍精度浮動小数点型であれば収まります。
ダンボール箱が大きいからです。
これが倍精度浮動小数点型と単精度浮動小数点型の違いです。
倍精度浮動小数点型の方が有効桁数の大きい(小数点以下が細かい)数字を扱えます。
ただし、箱が大きいということは、それだけ場所を取るということです。
小さい物しか入れないのに大きな箱を使うのは無駄です。
よって、どちらを使うかは中に入れるもの次第です。
扱う値が単精度浮動小数点型に収まりそうであれば、単精度浮動小数点型を使います。
単精度浮動小数点型で扱える範囲より大きい有効桁数の数字を扱いたいときは倍精度浮動小数点型を使います。
そのような使い分けです。
一言でまとめるよ
まぁ「倍精度浮動小数点型」って単語が出てきたら「『(有効桁数の大きい)小数を入れられるよ!』な種類なんだな~」と お考えください。
おまけ
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