ブートセクタ
パーティションの先頭にある領域だよ
OSを動かすプログラムとかが置いてあるよ
壊れるとパソコンが起動しなくなったりするよ
簡単に書くよ
ブートセクタ(英:boot sector)とは
パーティション
(ハードディスク内の区切られた領域)の先頭にある場所
であり
OS
(コンピュータの人格に相当するソフト)を動かすプログラムとかが置いてある場所
です。
詳しく書くよ
「ブート」+「セクタ」で「ブートセクタ」です。
ブートの意味は「起動」ね。
寝てるのを叩き起こすイメージです。
セクタは「記憶装置の記録単位で、最小単位」です。
ハードディスクのような円盤状の記憶装置は、1つの円盤を丸ごと1つと見なしてデータを記録しているわけでは ありません。
細かく区切って、そのエリアごとに記録します。
自由帳ではなく方眼用紙のイメージです。
記憶装置の区切り方ですが、まず、1つの円盤を同心円状に分割します。
この区切った輪っか、それぞれを「トラック」と言います。
トラックは、さらに等分に区切られます。
トラックが横線を引いた状態だとしたら、縦線を引いてマス目を作るイメージです。
このようにして区切られたマス目が「セクタ」です。
セクタは記憶装置における記録するときの最小単位です。
あとは「パーティション」の説明もしておきましょう。
パーティションは「ハードディスク内の区切られた領域」です。
ハードディスクがお家だとすれば、パーティションはお部屋のイメージです。
ハードディスクの中には、最低1つ以上のパーティションがあります。
以上を踏まえて
パーティションの先頭セクタ(最初に読まれる場所)
であり
OS(コンピュータの人格に相当するソフト)を起動するプログラムとかが置いてある場所
が「ブートセクタ」です。
ブートセクタは、例えば、OSを起動するときに参照されます。
せっかくなので、OSが起動するまでの流れとブートセクタの役割を見ておきましょう。
※OSが起動するまでの流れは、OSの種類や、その他の要因によって微妙に変わります。本ページで取り上げる起動の流れは、一例と捉えてください。
例えば、そうですね。
ピヨピヨパソコンは、1つのハードディスクの中に2つのパーティションがあります。
ハードディスクの最初に読まれる場所(先頭)には「マスターブートレコード」と呼ばれる場所があります。
マスターブートレコードの中には「ブートローダ」と呼ばれるプログラムや「パーティションテーブル」と呼ばれる場所があります。
ブートローダは「起動時に呼び出されて、OSを動かすプログラム」です。
パーティションテーブルは「パーティションに関する情報が書かれている場所」です。
また、それぞれのパーティションの先頭にはブートセクタがあります。
おっと、ブートセクタが出てきましたね。
ブートセクタの中にはOSを起動するプログラムがあります。
この「OSを起動するプログラム」も「ブートローダ」と呼んだりしますが、ややこしいので今回は「OSを起動するプログラム」と表現します。
ピヨピヨパソコンの電源を入れると「BIOS」と呼ばれるプログラムが、マスターブートレコードを読みます。
マスターブートレコードを読みこんだBIOSさんは、ブートローダに「おい、起きろ。おまえの出番だ」と命令します。
ブートローダはパーティションテーブルを見て、パーティションの情報を把握します。
パーティションテーブルには「パソコンを起動したときに動かすOSが入っているのは、このパーティションだよ」な情報が書いてあります。
これで、起動するOSの入っているパーティションが分かりました。
次は、ブートセクタの出番です。
OSの入っているパーティションのブートセクタが読み込まれます。
ブートセクタが読み込まれると、その中にいるOSの起動プログラムに対して「おい、起きろ。起きてOSを起動しろ」な命令が出されます。
これで最後です。
ブートセクタにいるOSの起動プログラムが、OSを起動します。
これが、OSが起動するまでの流れです。
ブートセクタは、それ自体は、ただの場所です。
パーティション毎に1つあり、中にはOSを起動するプログラムとかが入っています。
ブートセクタが壊れると、中にある「OSの起動プログラム」が動かせません。
だから、ブートセクタが壊れるとパソコンが起動しなくなったりするのです。
一言でまとめるよ
まぁ「ブートセクタ」って単語が出てきたら「OS
(コンピュータの人格に相当するソフト)を動かすプログラムとかが置いてある場所なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「boot(ブート)」の意味は「(コンピュータの)起動」とか「ブーツ」とか「長靴」とかです。
「sector(セクタ)」の意味は「部門」とか「部署」とか「セクター」とか「扇形」とかです。
ただし、今回はIT用語の「セクタ」です。
何となく くっつけると
起動セクタ
となります。






