アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)
サービス提供者、もしくは、サービスそのものだよ
ソフトをインターネット経由で使わせてあげる人だよ
「ASP」と表現された場合は「Application Service Provider」の略だよ
簡単に書くよ
アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)(英:application service provider)とは
ソフトをインターネット越しに使わせてやるぜ!サービスを提供している人とか会社のこと。
あるいは
ソフトをインターネット越しに使わせてやるぜ!サービスのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「アプリケーション」と「サービスプロバイダ」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
アプリケーションは、みなさんが「ソフト」と言われてパッと思い浮かべるようなソフトのことです。
実際にはOS(コンピュータの人格に相当するソフト)のようなシステム的なソフトは含まなくて あれやこれやですけどね。
そこら辺を気にし始めると結構ややこしくなります。
今回は単純に「ソフト」と読み替えてください。
※「システム的なソフトは含まなくて あれやこれや」の部分が気になる方は、用語「アプリケーションソフトウェア」の説明を ご覧ください。
サービスプロバイダは「サービス提供者」をカッコつけて言った表現です。
何らかのサービスを「ほれ、君たちに使わせてあげるよ」と提供している人とか組織です。
以上を踏まえて
「ソフトをインターネット越しに使わせてやるぜ!」サービスを提供している事業者
が「アプリケーションサービスプロバイダ」です。
「Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)」を省略して「ASP」と表現されることも あります。
※「Application Service Provider」を何となく日本語にすると「ソフトサービスの供給者」となります。[詳細]
ソフトというのは、昔はコンピュータにインストールして使うのが一般的でした。
自分のパソコンさんの中にソフトが入っている形です。
ですが、技術の進歩と共に「ソフトの必要な機能をネットワーク越しに使わせてやるよ」なサービスが出てきました。
ソフト自体はソフトの持ち主のサーバ(サービスを提供するコンピュータ)上で動かして、それをインターネット越しに使う形態です。
このような「ソフトの必要な機能をネットワーク越しに使わせてやるよ」なサービスを提供している人とか会社がASPです。
あるいは「ソフトの必要な機能をネットワーク越しに使わせてやるよ」なサービスそのものを指して「ASP」と呼ぶ場合も あります。
本来の意味で言えばASPは「サービス提供者」です。
ソフトをインターネット経由で使わせてやるぜ!なサービスを提供している「人とか会社」を指します。
ASP(サービス提供者)の提供しているサービスは「ASPサービス」と呼びます。
ASPの提供しているサービスだからASPサービスです。
この「ASPサービス」の「サービス」を省略して「ASP」と呼ぶ人もいるのです。
「サービス提供者」を意図して「ASP」と言っているのか「サービスそのもの」を意図して「ASP」と言っているのかは文脈から判断してください。
以上でASPの説明は終わりですが「SaaS(サース、サーズ)」との違いにも触れておきます。
ここから先の説明は少しややこしいです。
知らなくても生きていく上で支障は ありません。
頭が痛くなりそうだったら、適当に読み飛ばしてください。
まず、SaaSは「ソフトをインターネット越しに使わせてあげるよサービス」です。
……あれ?
ASP(サービス)の説明と同じですね。
何が違うのでしょうか。
「ASP(サービス)とSaaSは同じだよ」と言う人がいます。
「ASP(サービス)とSaaSは違うよ」と言う人もいます。
人によって言うことが違ったりします。
私の理解では、ASP(サービス)とSaaSは
コンセプトは同じだけど中身は違う
です。
歴史的な背景として、どこかの誰かがソフトをインターネット越しに使わせてあげるよサービスを始めました。
その呼び名は「ASP(サービス)」です。
画期的な試みではあったのでしょうけどね。
技術的な部分が追い付かなかったりなんだりで、残念ながらASP(サービス)は「おぉ、これはイケてるじゃん!」とは なりませんでした。
しょんぼり。
ところが、ですね。
技術というのは進歩するものです。
技術の進歩によって、ASP(サービス)はパワーアップしました。
その結果「おぉ、これはイケてるじゃん!」になったのです。
でもな~。
「ASP(サービス)」って名前は印象が良くないよね?
昔、失敗しているし、イメージが悪いじゃん。
そう思ったのか何なのか、パワーアップしたASP(サービス)に対して新しく「SaaS」という名前を付けました。
ですから、ASP(サービス)とSaaSのコンセプトは同じです。
ソフトをインターネット越しに使わせてあげるよサービス
です。
ただし、SaaSは「パワーアップした」ASP(サービス)です。
「昔はできなかったけど、技術の進歩によって、できるようになったこと」が盛り込まれています。
これがASP(サービス)とSaaSの違いの説明が人によって違う点だと思います。
コンセプトに注目すれば「ASP(サービス)とSaaSは同じだよ」な説明になります。
やりたいこと、やれることは一緒だからです。
仕組みや使われている技術に注目すれば「ASP(サービス)とSaaSは違うよ」な説明になります。
技術の進歩を盛り込んだASP(サービス)を「SaaS」と呼んでいるからです。
一言でまとめるよ
まぁ「アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)」って単語が出てきたら「ソフトをインターネット越しに使わせてあげるよサービスを提供している事業者、もしくは、ソフトをインターネット越しに使わせてあげるよサービスのことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「application(アプリケーション)」の意味は「申請」とか「適用」とか「応用」とかです。
ただし、今回は多分「application software(アプリケーション・ソフトウェア)」の略です。
よく分からない人は単純に「ソフト」と解釈してください。
「service(サービス)」はカタカナで「サービス」で分かりますよね。
「provider(プロバイダ)」の意味は「供給者」とかです。
何となく くっつけると
ソフトのサービスの供給者
となります。
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