ノンブロッキングI/O
入出力処理のやり方、もしくは入出力処理用の部品だよ
入出力中も並行して他の処理が進むよ
「I/O」の部分は「Input/Output」の略だよ
簡単に書くよ
ノンブロッキングI/O(読:ノンブロッキングアイオー 英:non-blocking I/O)とは
入出力をやっている最中も他の処理を並行して進められるI/O(入出力処理、入出力処理をする部品)のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ノンブロッキング」と「I/O」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ノンブロッキングは「○○(通信とか)している最中も処理は進むけど、○○が終わらないとできない処理になったら中断して待ってるよ~」です。
一般的には「ノンブロッキング○○」という形で登場します。
「(できるだけ)ブロックしない」と言えばイメージできますかね?
ポイントは
1.○○している最中も処理は進む
2.○○が終わらないとできない処理になったら中断して待つ
の2つです。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が
1.洗濯
2.掃除
3.アイロンがけ
の3つの家事をやるとします。
まずは洗濯からです。
ピヨ太君は洗濯機に服とかを放り込んで開始ボタンをポチッと押しました。
次は掃除です。
洗濯機が動き出したら、ピヨ太君は部屋の掃除を始めました。
最後はアイロンがけです。
掃除が終わったらアイロンがけ……と思ったのですが、まだ洗濯機は動いています。
アイロンがけは洗濯が終わった後でないとできませんよね。
ピヨ太君は洗濯が終わるのを、ぼーっとしながら待ちました。
洗濯が終わったら、アイロンがけを始めます。
この話におけるピヨ太君のような動きがノンブロッキングです。
1.洗濯している最中も処理(掃除)は進む
2.洗濯が終わらないとできない処理(アイロンがけ)になったら中断して待つ
ですよね。
ノンブロッキングでは処理が枝分かれするイメージです。
I/Oは「入力」と「出力」を一緒くたにした表現です。
「入出力」を意味します。
「入力」を意味する「Input(インプット)」の頭文字「I」と「出力」を意味する「Output(アウトプット)」の頭文字「O」をくっつけて「I/O」です。
ただし、場合によっては
入出力するための部品
を意図していることもあります。
例えば、ファイルにデータを書き込む処理は「プログラムからファイルにデータを出力する」と解釈できますよね。
同じように、ファイルからデータを読み込む処理は「ファイルからプログラムにデータを入力する」と解釈できます。
「ファイルにデータを読み書きする処理」を指して「ファイルI/O」と表現したりします。
または「ファイルにデータを読み書きするプログラムの部品」を指して「ファイルI/O」と表現している場合も あります。
「処理」と「部品」の どちらを意図しているかは文脈から判断してください。
以上を踏まえて、ベテラン主婦のように
入出力と他の処理を並行して進められるI/O
が「ノンブロッキングI/O」です。
入出力している最中もプログラムさんは他のお仕事をやれます。
先ほど、ノンブロッキングの説明をしたときに使った図を思い出してください。
ピヨ太君と洗濯機さんが出てきた図です。
ピヨ太君から洗濯機さんに伝わっている「洗濯を依頼」が入出力の開始だと思ってください。
同じように、洗濯機さんからピヨ太君に伝わっている「完了のお知らせ」が入出力の終了だと思ってください。
この状態でピヨ太君に注目してください。
ピヨ太君は入出力の途中でも処理(掃除)を続けていますよね。
このようなI/OがノンブロッキングI/Oです。
一言でまとめるよ
まぁ「ノンブロッキングI/O」って単語が出てきたら「入出力中も並行して他の処理が進むI/O(入出力処理、入出力処理用の部品)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「non(ノン)」は否定を意味します。
「blocking(ブロッキング)」は「block(ブロック)」+「ing」です。
「block(ブロック)」の意味は「さえぎる」とか「妨害する」とか「かたまり」とか「まとまり」とか「ブロック」とかです。
「I」は「input(インプット)」の略です。
「input(インプット)」の意味は「入力」とかです。
「O」は「output(アウトプット)」の略です。
「output(アウトプット)」の意味は「出力」とかです。
何となく くっつけると
さえぎらない入力/出力
となります。






