総資本回転率
資本がどれだけ有効活用されたかの指標だよ
「売上÷総資本」の計算式で求められるよ
簡単に書くよ
総資本回転率(読:ソウシホンカイテンリツ)とは
資産(資本)がどれだけ効率的に活用されたかを示す指標
であり
「おまえさん、事業にガッツリお金を突っ込んだけどさ。突っ込んだお金(資本全体)の何倍の売上を上げられたの?」を示す値
です。
現実的には
「売上÷総資本」の計算式で求められる値
と覚えておけば、困ることは少ないと思います。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に「総資産回転率」が出てきたので、ついでに取り上げておきます。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「総資産回転率」について結構ガッツリ説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
総資産回転率は「総資産の何倍の売上を上げられたか?」を示す値です。
売上÷総資産
の計算式で求められます。
例えば、そうですね。
ピヨ太君は10万円持っています。
資産を10万円持っている状態です。
この10万円を使ってピヨ太君はケーキを作れるだけ作りました。
作ったケーキは売りました。
ケーキは全部ピヨ子さんが買ってくれました。
ケーキを売ったことで得たお金は全部で20万円でした。
つまり、20万円の売上です。
ピヨ太君は10万円の資産を使って20万円の売上を上げました。
総資産回転率は
20万円の売上 ÷ 10万円の資産 = 2(回転)
となります。
総資産回転率は事業に突っ込んだ資産の何倍の売上を上げたかを示す値です。
この値が高くなるほど、資産を効率的に活用していると言えます。
例えば、10万円の資産で20万円の売上を上げたら、総資産回転率は「2」です。
10万円の資産で50万円の売上を上げたら、総資産回転率は「5」です。
10万円使って
1.20万円得る:総資産回転率「2」
2.50万円得る:総資産回転率「5」
であれば、どちらが10万円を効率的に使ったと言えるでしょうか?
そうですね。
2.50万円得る:総資産回転率「5」
の方です。
ということで、総資産回転率の数字が大きくなるほど「資産を効率的に使って稼いでいるね!」と判断できます。
ちなみに、総資産回転率の「回転」は飲食店なんかで働いていると耳にする「回転」と同じです。
例えば、10席あるお店の1日のお客さまが20人だったら「今日は2回転した」とか言ったりしますよね。
席→資産
お客さま→売上
と読み替えてください。
10席あるお店のお客さまが20人だったら「2回転した」でした。
10万円の資産が20万円の売上になったら、やっぱり「2回転した」です。
同じです。
個人的には「資産が何回転したか」よりも「突っ込んだ資産の何倍の売上を上げたか」の方がイメージしやすいので、そのように説明しました。
覚えやすい方で覚えてください。
以上を踏まえて
「総資産回転率と同じものだと思っていいですよ」な用語
が「総資本回転率」です。
「総資本」と「総資産」の違いがありますが気にする必要ありません。
総資産は
使えるお金(資産)の合計
です。
※お金以外の資産もありますが、話を単純化するために「お金」と表現します。
それに対して、総資本は
自分のお金(資本・純資産)と他人から借りたお金(負債)の合計
です。
私も詳しくないので断言はできませんが、用語の指し示すもの自体は多分、異なります。
ただし、総資産と総資本は同じ金額になります。
数字だけに着目すると
総資産 = 総資本
になるのです。
ということは
売上 ÷ 総資産 = 売上 ÷ 総資本
が成り立ち、さらに
総資産回転率 = 総資本回転率
が成り立ちます。
よって、総資産回転率と総資本回転率は同じものと考えて かまいません。
数字は同じになります。
一言でまとめるよ
まぁ「総資本回転率」って単語が出てきたら「『総資本の何倍の売上を上げたか?』な値なんだな~」と お考えください。






