「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

Price Earnings Ratio

pointこの用語のポイント

point株価が割安か判断するための指標だよ

point株価が1株あたり純利益の何倍か示しているよ

point他の指標も見て考えてね

point日本では「PER」や「株価収益率」と表現されるのが一般的だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

Price Earnings Ratio(読:プライス・アーニングス・レイシォ)とは

いわゆる「PER」のこと。
用語の中身としては

その会社の株価が割安なのか割高なのかを判断するための指標のひとつ
であり

株価が1株あたり純利益の何倍か示す値
です。
現実的には

「時価総額(株価×発行済み株式数)÷純利益」や「株価÷1株あたり純利益」の計算式で求められる値
と覚えておけば、困ることは少ないと思います。


image piyo

詳しく書くよ

別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に「PER」という形で出てきたので取り上げておきます。

あと最初に留意事項です。
「PER」や「株価収益率」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
PERの正式名称(?)が「Price Earnings Ratio」です。
Price Earnings Ratio」の頭文字を取ったのが「PER」ね。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)

※「Price Earnings Ratio」を何となく日本語にすると「価格収益率」となります。[詳細]

以上が「PER(株価収益率)」の意味を知っている人向けの説明です。

「PER(株価収益率)って何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩

それでは、いってみましょう。

「株価」とか「純利益」の意味は知っていると期待して

「株価が1株あたり純利益の何倍か?」を示す値

が「Price Earnings Ratio」です。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)2

上でも書きましたが、一般的には「PER」や「株価収益率」と表現されます。
※本ページでも以降は「PER」と表現します。

よく分からない人は、無理に覚える必要は ありません。

株価が割安か判断するための指標のひとつ

であることと、求めるための計算式が

時価総額(株価×発行済み株式数)÷純利益



株価÷1株あたりの純利益

であることさえ覚えておけば困ることは少ないはずです。

個人的には概念自体もそんなに難しくはないと思いますけどね。
「株価」とか「純利益」とか出てくると頭が痛くなりそうですが、考え方は単純です。

例えば、そうですね。

ピヨ太君が現金を吐き出す機械「ピヨピヨ現金生み出し機」を3つ作りました。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)3

ピヨピヨ現金生み出し機Aは1年に1回、1万円吐き出します。
お値段は10万円です。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)4

ピヨピヨ現金生み出し機Bは1年に1回、1万円吐き出します。
お値段は15万円です。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)5

ピヨピヨ現金生み出し機Cは1年に1回、2万円吐き出します。
お値段は30万円です。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)6

Aは元を取るまでに10年(10万円÷1万円)かかります。
11年目からは毎年1万円儲かります。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)7

Bは元を取るまでに15年(15万円÷1万円)かかります。
16年目からは毎年1万円儲かります。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)8

Cは元を取るまでに15年(30万円÷2万円)かかります。
16年目からは毎年2万円儲かります。

Price Earnings Ratio(プライス・アーニングス・レイシォ)9

この話における、ピヨピヨ現金生み出し機のお値段を「株価」と考えてください。
1年に1回吐き出すお金が「純利益」です。
元を取るまでにかかる年数が「PER」に相当します。

実際に数字を当てはめてみると

■ピヨピヨ現金生み出し機A
株価:10万円
純利益:1万円
PER:10(10万円÷1万円)

■ピヨピヨ現金生み出し機B
株価:15万円
純利益:1万円
PER:15(15万円÷1万円)

■ピヨピヨ現金生み出し機C
株価:30万円
純利益:2万円
PER:15(30万円÷2万円)


みたいになります。

それを踏まえて、考えてみてください。
あなただったら、どのピヨピヨ現金生み出し機が欲しいですか?

まず、AとBであれば圧倒的にAの方が欲しいですよね。

吐き出すお金の金額が同じですが、お値段はAの方が安いです。

よって、一般的には

PERは低い方が良い

と言われます。

ただし、無条件に「PERが低ければ良い」とも言えません。

AとCは少し悩みますよね。
元を取るのはAの方が早いですが元を取った後はCの方が儲かります。

他にも、あれやこれやの要因によって一時的に数値が高く(低く)なったりもします。
あるいは、PERが低くても他の指標を見ると「あれ?この会社、ヤバくね?」と思わされることもあります。

あくまで

判断する上での指標のひとつ

と理解してください。
その他の指標と照らし合わせて総合的に判断する必要があります。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Price Earnings Ratio」って単語が出てきたら「PER(株価が割安か判断するための指標のひとつ)のことなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像009
書籍画像047

おまけ

■訳してみるよ

「price(プライス)」の意味は「価格」とか「値段」とか「相場」とかです。
「earnings(アーニングス)」の意味は「収益」とかです。
「ratio(レイシォ)」の意味は「比率」とか「割合」とかです。
何となく くっつけると

価格収益率

となります。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた
あたえる人があたえられる