「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

貸借対照表(BS)

pointこの用語のポイント

point会社の成績表だよ

point持っている財産を表現しているよ

point自分の物か他人の物かを表現しているよ

point「BS」とか「B/S」と表現された場合は「Balance Sheet」の略だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

貸借対照表(BS)(読:タイシャクタイショウヒョウ 英:balance sheet)とは

会社の成績表のひとつ
であり

「おまえ、いくら持ってるのよ?」と、その内訳をまとめた表
です。
もう少し真面目ぶって説明すると

会社の持っている財産と、その財産のうち他人から借りている物がどれくらいで自分の物がどれくらいかをまとめた表
です。


image piyo

詳しく書くよ

別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に会計関連の用語が、ちょいちょい出てくるのです。
覚えておいて損はないので取り上げておきます。

それでは順番に見ていきましょう。

まず、四角を描きます。

貸借対照表

真ん中から縦に線を引きます。

貸借対照表2

右側の方は、真ん中から横に線を引きます。

貸借対照表3

真ん中より左に、会社の持っている財産をズラズラっと書きます。
書くのは種類と金額です。

貸借対照表4

真ん中より右には、その財産が

1.他人から借りている物
2.自分の物


のどちらなのかを分けて書きます。
書くのは種類と金額です。

貸借対照表5

真ん中より右の部分の説明がピンと来ないかもしれませんが、とりあえず気にしないで読み進めてください。
あとで例を出して説明します。

さて、これで

1.会社の持っている財産の量と種類
2.その財産が他人から借りている物か自分の物か


が1つの表にまとまりました。

貸借対照表6

この

「おまえ、いくら持ってるのよ?」をまとめた表

が「貸借対照表」です。
「BS」や「B/S」と表現されることも あります。

貸借対照表7

「BS」や「B/S」と表現された場合は「Balance Sheet(バランス・シート)」の略です。
気が向いたら、覚えてあげてください。

貸借対照表8

※「Balance Sheet」を何となく日本語にすると「残高シート」となります。[詳細]

貸借対照表9



貸借対照表は会社の成績表のひとつです。
会社が、どれくらい金持ちかを表現しています。

例えば、そうですね。

ピヨ太君がケーキ屋さんを始めようと思いました。

貸借対照表10

……がピヨ太君は貧乏です。
元手がありません。

そこで、ピヨ子さんからお金を借りることにしました。

貸借対照表11

ピヨ子さんは10円貸してくれました。

貸借対照表12

さすがに10円ではケーキ屋さんはやれません。
ピヨ太君はピヨ太ママにおこづかいをねだりました。

貸借対照表13

ピヨ太ママは100円くれました。

貸借対照表14

ピヨ太君は、ピヨ子さんから借りた10円とピヨ太ママからもらった100円を元手にして、ケーキ屋さんを始めました。

貸借対照表15

ここでピヨ太君の懐事情を表にまとめてみましょう。

ケーキ屋さんを始めた時点でピヨ太君の手元には110円あります。
110円の財産を持っている状態です。

貸借対照表16

このうち10円はピヨ子さんに借りたものです。
いつかは返さなくては、いけません。
「他人から借りている物」です。

貸借対照表17

100円はピヨ太ママからもらったものです。
返す必要は ありません。
「自分の物」です。

貸借対照表18

さて、できあがった表をみてください。

貸借対照表19

この表を見ると

1.ピヨ太君は110円持っている
2.10円は、いつか返さなくてはいけない
3.100円は、返す必要がない


というのが一目で分かりますよね。

このような会社の懐事情をまとめた表が貸借対照表です。

貸借対照表20

貸借対照表の左側を見れば「この会社は、どれくらいの財産を持っているか?」(財産の量)が分かります。

貸借対照表21

貸借対照表の右側を見れば「この会社の財産のうち、会社自身の財産がどれくらいで他人から借りている財産がどれくらいか?」(財産の質)が分かります。

貸借対照表22

会社の持っている財産の

1.量(いくら持っているか)
2.質(他人の物か自分の物か)


をまとめた表が貸借対照表です。

ちなみに、表の左側に書く内容を専門用語で「資産」と言います。

貸借対照表23

表の右側に書く内容のうち、他人の物を表す表現が「負債」です。

貸借対照表24

表の右側に書く内容のうち、自分の物は「資本」や「純資産」と言います。

貸借対照表25

できれば全部まとめて覚えてあげてください。

資産:持っている物
負債:他人の物
資本(純資産):自分の物


です。
※昔の貸借対照表では「自分の物」を「資本」と表現していましたが最近は「純資産」と表現します。「資本」の方がイメージしやすいと思ったので「資本」を先に書きましたが、できれば「純資産」の方を覚えてあげてください。「資本(純資産)」よりも「純資産(資本)」の方が時代の流れに沿った覚え方です。

……というのが貸借対照表の基本の基本です。

実際には、他にも知っておくべきことが、あれやこれやとあります。
それらの「あれやこれや」については他のところで勉強してください。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「貸借対照表」って単語が出てきたら「『おまえ、いくら持ってるのよ?』をまとめた表なんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像040
書籍画像004

おまけ

■訳してみるよ

「BS」は「Balance Sheet(バランス・シート)」の略です。
「balance(バランス)」の意味は「天秤」とか「釣り合い」とか「平均」とか「残高」とかです。
「sheet(シート)」の意味は「用紙」とかです。
何となく くっつけると

残高の用紙

となります。





書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
つくって、壊して、直して学ぶ Git&GitHub 入門
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
マンガでわかるITパスポート