「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

PDCAサイクルを回す

pointこの用語のポイント

point計画(plan)→実行(do)→評価(check)→改善(act)を繰り返すよ

point物事を改善するときの基本的な流れだよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

PDCAサイクルを回す(読:ピーディーシーエーサイクルヲマワス)とは

物事を改善する手順の基本
であり

計画して、やってみて、結果を見て、改善して、その改善結果をもとに新しい計画を立てて、新しい計画に沿ってやってみて……のように「計画する(plan)」「やってみる(do)」「結果を見る(check)」「改善する(act)」の4つを何回も繰り返すこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に「PDCA」という形で出てきたので取り上げておきます。

順番に見ていきましょう。
まずは「PDCA」についてガッツリ説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

PDCAは

1.計画するplan)
2.やってみるdo)
3.結果を見るcheck)
4.改善するact)


の頭文字をくっつけた用語です。
「物事を良くするときは、こんな手順でやっていくべし!」なキーワードの頭文字を並べています。

PDCAサイクルを回す

例えば、そうですね。

ピヨ太君は、ピヨピヨ饅頭を売って、お金を稼ぐことにしました。
1個100円で1日500個売るつもりです。
そうすれば、20日働いて100万円(100円×500個×20日)の収入になります。
1ヵ月100万円あれば、さぞかし豪華なご飯が食べられるでしょう。
ピヨ太君は、どれだけ儲かるか計算してニヤニヤしました。

PDCAサイクルを回す2

とはいえ、ニヤニヤしているだけでは、お金は入ってきません。
ピヨ太君はピヨピヨ饅頭を実際に売り始めました。

PDCAサイクルを回す3

さて、1日が終わりました。
ピヨピヨ饅頭は、どれくらい売れたのでしょうか?
ピヨ太君は1日の売上を計算しました。

PDCAサイクルを回す4

なんと!
ピヨピヨ饅頭は10個も売れていました。
ばんざ~い!……なのかな?

PDCAサイクルを回す5

1日頑張って10個売れました。
ということは、100円×10個で1,000円の収入です。
このペースでは、20日働いても2万円にしかなりません。
ピヨ太君は「あれ?これってヤバくね?」と心配になりました。

PDCAサイクルを回す6

でも、大丈夫です。
ピヨ太君は、へこたれません。

ピヨ太君は「う~ん、1個100円だと高いのかな?」と考えました。
そして、ピヨピヨ饅頭の値段を1個90円に値下げしました。

PDCAサイクルを回す7

これで、お金に余裕がない人も美味しいピヨピヨ饅頭を買えます。
1人あたりの単価は下がりますが、客数がガッツリ増えて、ガッポガポ儲かるはずです。
そのようにピヨ太君は考えました。

この話においてピヨ太君がやったことがPDCAです。

ピヨ太君は、まず「1個100円で1日500個売れれば、20日働いて100万円(100円×500個×20日)の収入になるだろう」と計算しました。
これが

1.計画するplan)

です。

PDCAサイクルを回す8

計画(plan)は「こうなるはず!」な理想です。
物事の改善というのは

現実を理想に近づける行為

です。
理想がないと始まりません。
その始まりとなる「理想」を作るのが「計画(plan)」です。

次にピヨ太君は、実際にピヨピヨ饅頭を売りました。
これが

2.やってみるdo)

です。

PDCAサイクルを回す9

実行(do)は分かりますよね。
会議室で考えているだけでは何も変わりません。
現場で実際にやってこそ意味があります。

次にピヨ太君は、1日の売上を計算しました。
これが

3.結果を見るcheck)

です。

PDCAサイクルを回す10

先ほど、物事の改善というのは

現実を理想に近づける行為

だと書きました。
評価(check)は「現実」を知る行為です。

最後にピヨ太君は、ピヨピヨ饅頭を100円から90円に値下げしました。
これが

4.改善するact)

です。

PDCAサイクルを回す11

先ほど、物事の改善というのは

現実を理想に近づける行為

だと書きました。
そのまんまですね。
改善(act)は「現実」を「理想」に近づける行為です。

しつこいですが、もう一度書いておきます。
物事の改善というのは

現実を理想に近づける行為

です。
PDCAは

1.計画plan)
2.実行do)
3.評価check)
4.改善act)


の頭文字を並べたものです。

計画(plan)によって「理想」を作ります。
実行(do)と評価(check)によって「現実」を知ります。
改善(act)によって「現実」を「理想」に近づけます。
このような「物事を改善する手順の基本」がPDCAです。

以上を踏まえて

PDCAを何回も繰り返すこと

をカッコ付けて言ったのが「PDCAサイクルを回す」です。
単に「PDCAサイクル」と表現されることも あります。

PDCAサイクルを回す12

先ほどのピヨピヨ饅頭を売っていたピヨ太君に、もう一度、登場してもらいましょう。

ピヨピヨ饅頭を売って大儲けを狙ったピヨ太君は、PDCAをやった結果として、ピヨピヨ饅頭を値下げしました。

PDCAサイクルを回す13

その後、ピヨ太君は新しい計画を立てました。
今度は「1個90円で1日300個売る」という計画です。
そうすれば、20日働いて54万円(90円×300個×20日)の収入になります。
1ヵ月54万円の収入があれば、そこそこ豪華なご飯が食べられるでしょう。
ピヨ太君は、どれだけ儲かるか計算してニヤニヤしました。

PDCAサイクルを回す14

とはいえ、ニヤニヤしているだけでは、お金は入ってきません。
ピヨ太君はピヨピヨ饅頭を実際に売り始めました。

PDCAサイクルを回す15

さて、1日が終わりました。
ピヨピヨ饅頭は、どれくらい売れたのでしょうか?
ピヨ太君は1日の売上を計算しました。

PDCAサイクルを回す16

なんと!
ピヨピヨ饅頭は50個も売れました。
ばんざ~い!……なのかな?

PDCAサイクルを回す17

1日頑張って50個売れました。
ということは、90円×50個で4,500円の収入です。
このペースでは、20日働いても9万円にしかなりません。
ピヨ太君は「あれ?これってヤバくね?」と心配になりました。

PDCAサイクルを回す18

でも、大丈夫です。
ピヨ太君は、へこたれません。

ピヨ太君は「う~ん、やっぱり味が問題なのかな?」と考えました。
そして、ピヨピヨ饅頭の味を改良してスーパーピヨピヨ饅頭を作りました。

PDCAサイクルを回す19

やっぱり食べ物で大事なのは味ですよ、味。
これで舌の肥えたグルメも興味を持ってくれるでしょう。
口コミで噂が広まって、客数がガッツリ増えて、ガッポガポに儲かるはずです。

この改善結果を踏まえて、ピヨ太君は新しい計画を立てました。
今度は「1個90円で1日200個売る」という計画です。
そうすれば、20日働いて36万円(90円×200個×20日)になります。
1ヵ月36万円の収入があれば、生きていくのには困らないでしょう。
ガッポリ儲ける前に、まずは生活できるだけの収入が必要ですからね。
ピヨ太君は、現実的な計画を立てられたことを自画自賛しています。

PDCAサイクルを回す20

とはいえ、自画自賛しているだけでは、お金は入ってきません。
ピヨ太君はスーパーピヨピヨ饅頭を実際に売り始めました。

PDCAサイクルを回す21

後の流れは同じです。
ピヨ太君は

1.計画plan)
2.実行do)
3.評価check)
4.改善act)


を繰り返しました。
いつかガッポリ儲かると良いですね。

このようにPDCAは1回やって終わりでは ありません。

PDCAをやった結果をもとにして、新しい計画を立てます。

PDCAサイクルを回す22

新しい計画を実際にやってみます。

PDCAサイクルを回す23

実際にやってみた結果を評価します。

PDCAサイクルを回す24

評価した結果を踏まえて改善します。

PDCAサイクルを回す25

さらに、その改善結果をもとにして新しい計画を立てます。

PDCAサイクルを回す26

PDCAを何回も繰り返して、どんどん物事を良くしていくのです。

PDCAサイクルを回す27

このようにPDCAを何回も繰り返すのが「PDCAサイクルを回す」です。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「PDCAサイクルを回す」って単語が出てきたら「計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)を繰り返すんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像075
書籍画像007

おまけ

■訳してみるよ

「PDCA」は「Plan(プラン)」「Do(ドゥ)」「Check(チェック)」「Act(アクト)」(の頭文字)を意味します。
「plan(プラン)」の意味は「計画」とか「予定」とかです。
「do(ドゥ)」の意味は「やる」とかです。
「check(チェック)」の意味は「調べる」とか「確かめる」とかです。
「act(アクト)」の意味は「行為」とか「活動」とかです。
「cycle(サイクル)」の意味は「周期」とか「循環」とか「一巡」とかです。
「を回す」は日本語ですね。
何となく くっつけると

「計画」「やる」「確かめる」「活動」循環を回す

となります。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
実務で役立つ ログの教科書 基礎知識から収集方法・分析手法・トラブルシューティング・パフォーマンス最適化・機械学習での活用まで
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
タヌキとキツネ