SBD
「企画、設計段階からセキュリティを意識しようぜ!」な考え方だよ
NISCっていうところは「情報セキュリティを企画・設計段階から確保するための方策」と定義しているよ
「Security By Design」の略だよ
簡単に書くよ
SBD(読:エスビーディー)とは
「セキュリティバイデザイン」のこと。
用語の中身としては
「どんなシステムにしようかな~?」と考える最初の段階、企画や設計の段階からセキュリティを意識してやっていこうね!な考え方のこと
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「セキュリティバイデザイン」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
「セキュリティバイデザイン」を省略した表現が「SBD」です。
「security by design(セキュリティ・バイ・デザイン)」の頭文字を取って「SBD」ね。
※「Security By Design」を何となく日本語にすると「設計によって安全」となります。[詳細]
以上が「セキュリティバイデザイン」の意味を知っている人向けの説明です。
「セキュリティバイデザインって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として
・情報セキュリティ(セキュリティ)
・デザイン
・セキュリティバイデザイン
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
情報セキュリティ(セキュリティ)は「情報の安全を守ること」です。
教科書的な説明をしているところでは、情報に対する
機密性:Confidentiality
完全性:Integrity
可用性:Availability
の3つを保持すること、と説明していることが多いでしょう。
それぞれの意味は
機密性:見せたくない人には見せない!不正アクセスはんたーい!
完全性:おかしくなってない!情報改ざんはんたーい!
可用性:見せて良い人に見せる!見られない情報は存在しないのと同じ!
です。
※機密性、完全性、可用性の詳細が気になる方は、用語「情報セキュリティ」の説明を ご覧ください。具体例を挙げて説明しています。
デザインは「何かを設計すること」です。
あるいは「何かの見た目(+α)を考えること」です。
「+α」の部分には「使い勝手」とか「目的の達成しやすさ」とかが入ります。
見た目だけじゃなくて、見た目を通じて発生させる効果なんかも考える行為です。
セキュリティバイデザインは「システムや何やかやを作るときに、できあがってから『セキュリティ(情報セキュリティ)は、どうしよう?』と考えるのではなく、作る最初の段階から考えようね!な考え方」です。
以上を踏まえて、上でも書きましたが
「セキュリティバイデザイン」を省略した表現
が「SBD」です。
「security by design(セキュリティ・バイ・デザイン)」の略で「SBD」ね。
※「Security By Design」を何となく日本語にすると「設計によって安全」となります。[詳細]
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨ太ソフトを作りました。
ピヨ太ソフトは苺ショートを作ってくれるソフトです。
ところが、です。
アクマ君がやってきて、ピヨ太ソフトが作った苺ショートをミカンショートに変えてしまいました。
イタズラを しちゃったわけです。
ピヨ太君は苺ショートが食べたいのです。
ミカンショートが食べたいわけでは ありません。
ムカついたピヨ太君はピヨ太ソフトに武器を持たせました。
できあがった苺ショートにイタズラをしようとするやつがいたら叩き斬らせるためです。
これでアクマ君はピヨ太ソフトが作った苺ショートにイタズラできなくなりました。
ピヨ太君は美味しい苺ショートを食べられます。
めでたし、めでたし。
おっと、ピヨ太君が あれこれしている間にピヨ子さんもピヨ子ソフトを作りました。
ピヨ子ソフトも苺ショートを作ってくれるソフトです。
ただし、ピヨ子さんはピヨ太君とは違います。
「もしかしたら、できあがったケーキにイタズラをするバカタレがいるかもしれないわ」と最初から考えていたのです。
そこで、ピヨ子さんはピヨ子ソフトに最初から武器を持たせました。
「私のケーキにイタズラしようとする不届き者は問答無用で叩き斬れ!」です。
さて、アクマ君がやってきて、ピヨ子ソフトが作った苺ショートをミカンショートに変えようとしました。
が、無理でした。
ピヨ子ソフトは、すでにアクマ君のイタズラを予想して対処済みだったからです。
ピヨ子さんは美味しい苺ショートを食べまくりました。
めでたし、めでたし。
この話における、ピヨ子さんがやったようなことがSBDです。
「ピヨ子ソフトを どんなソフトにしようかな~?」と考える最初の段階からセキュリティを意識して、あれやこれやとやっていますよね。
セキュリティ的なことを、問題が出てから考えるのではなく、最初の段階から考えておくのがSBDです。
ちなみに、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)という偉そうな名前の組織では、SBDを
情報セキュリティを企画・設計段階から確保するための方策
と定義しています。
資格試験の勉強をしている人などは覚えてあげてください。
某・資格試験の過去問でも出てきました。
一言でまとめるよ
まぁ「SBD」って単語が出てきたら「『企画段階からセキュリティを意識しようぜ!』な考え方なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「SBD」は「security by design(セキュリティ・バイ・デザイン)」の略です。
「security(セキュリティ)」の意味は「安全」とか「防犯」とかです。
「by(バイ)」の意味は「~によって」とかです。
「design(デザイン)」の意味は「設計」とか「デザイン」とかです。
何となく くっつけると
設計によって安全
となります。






