「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

責任追跡性

pointこの用語のポイント

point「誰の責任か追跡できる状態になってるかな?」だよ

point「ログとか ちゃんと取ってる?」だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

責任追跡性(読:セキニンツイセキセイ 英:accountability)とは

情報セキュリティ(情報の安全を守ること)の話で出てくる用語のひとつ
であり

「誰が何をやったか、過去にさかのぼって確認できる状態になってるかな?」のこと
です。
もう少し端的に書くと

「ログとかを ちゃんと取ってる?」のこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「情報セキュリティ」と「ログ」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

情報セキュリティは「情報の安全を守ること」です。

責任追跡性

教科書的な説明をしているところでは、情報に対する

機密性:Confidentiality
完全性:Integrity
可用性:Availability


の3つを保持すること、と説明されます。
それぞれの意味は

機密性:見せたくない人には見せない!
完全性:おかしくなってない!
可用性:見せて良い人に見せる!


です。
※機密性、完全性、可用性の詳細が気になる方は、用語「情報セキュリティ」の説明を ご覧ください。具体例を挙げて説明しています。

ログは、コンピュータさんの世界における やったことや起こったことの「記録」です。
よく分からない人はコンピュータさんがつけている日記だと思ってください。
コンピュータさんは必要に応じてログを残しています。

責任追跡性2

以上を踏まえて、本題に入ります。

そのまんまと言えば、そのまんまですけどね。
情報セキュリティの話で出てくる用語のひとつで

誰の「責任」か「追跡」できるようになってる?

が「責任追跡性」です。
具体的には、ログとかが記録されていて、何かあったときにそれを見ることで「えっと……この期間に使ってるのはコイツだけだから……犯人はコイツだな!」のように確認できるかどうかです。

責任追跡性3

例えば、そうですね。

ここにピヨピヨカンパニーの共用パソコンが ありました。
名前は「ピヨピヨパソコン」です。

責任追跡性4

ピヨピヨパソコンは社員IDを入力すると使えます。
つまり、ピヨピヨカンパニーの社員なら誰でも使えるわけです。

責任追跡性5

ある日のことです。
ピヨピヨパソコンがラリラリ状態になっていました。
どうやら誰かが変な操作をしたせいで壊れてしまったようです。

責任追跡性6

ピヨピヨパソコンはピヨピヨカンパニーの社員だけが使えるパソコンです。
ピヨピヨパソコンをラリラリにした人はピヨピヨカンパニーの社員でしょう。

「犯人は、この中にいる!」

ピヨ太君は力強く宣言しました。

責任追跡性7

幸い、ピヨピヨパソコンには、パソコンを使うときに入力した社員IDが記録されています。
誰が、いつ、ピヨピヨパソコンを使ったか分かる状態になっているのです。

責任追跡性8

おそらく、最後にピヨピヨパソコンを使った人が犯人でしょう。
ピヨ太君は記録されている社員IDを確認して、最後にピヨピヨパソコンを使った人を割り出しました。

責任追跡性9

おっと、最後にピヨピヨパソコンを使った人が判明しました。
どうやらピヨ太君のようです。

責任追跡性10

ピヨ太君は、みんなに怒られました。

責任追跡性11

この例のような状態を指して「責任追跡性が保たれている」などと表現します。
意味は「誰が何をやったかが記録されていて、何か問題が起きたときには、それを誰がやったか追跡できる状態になってるね!」です。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「責任追跡性」って単語が出てきたら「『誰の責任か追跡できるようになってる?』のことなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像023
書籍画像070


書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
エンジニアのための生成AI入門 はじめての生成AIアプリ開発からエージェント開発まで
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践