「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

ウォームスペア

pointこの用語のポイント

point予備の待機状態だよ

point予備がお仕事を始めるには、ちょっとだけ準備が必要だよ

point個人的には、馴染みがない表現だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

ウォームスペア(英:warm spare)とは

「ウォームスタンバイ」のこと。
用語の中身としては

予備が用意してあるシステム(デュプレックスシステム)における「予備の待機状態」を表す用語のひとつ
であり

すぐには仕事を始められないけど、そこそこ準備が整った状態で予備が待機していること
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
ウォームスタンバイ」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
「ウォームスタンバイ」の別の呼び名が「ウォームスペア」です。

ウォームスペア

個人的には馴染みがない表現ですけどね。
ホットスタンバイを「ホットスペア」と呼んだり、コールドスタンバイを「コールドスペア」と呼ぶことがあるようなので「ウォームスタンバイも『ウォームスペア』と呼ぶことがあるのかな?」と思って取り上げてみました。

繰り返しになりますが、個人的には馴染みがない表現です。
「ウォームスタンバイ」という表現を使った方が無難じゃないかな?とは思っています。

ということで、ウォームスタンバイが何か知っている人は、この先を読む必要ありません。
ウォームスタンバイの別の呼び名が「ウォームスペア」です。

以上が「ウォームスタンバイ」の意味を知っている人向けの説明です。

「ウォームスタンバイって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩6

それでは、いってみましょう。

まずは予備知識として「デュプレックスシステム」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

デュプレックスシステムは「予備が用意してあるシステム」です。

まず、同じ物を2台用意します。
完全に同じ物とは、かぎりませんけどね。
少なくとも、同じお仕事ができるやつです。

ウォームスペア2

2台のうち、1台がシステムとしてやるべき仕事を頑張ってやります。

ウォームスペア3

もう1台は、ぼーっとします。
もとい、壊れたときの予備として待機します。

ウォームスペア4

おっと、お仕事をしていたやつが力尽きてしまいました。

ウォームスペア5

ですが、お仕事は止めません。
待機していた予備が引き継いで仕事を続けます。

ウォームスペア6

そんなシステムがデュプレックスシステムです。

ウォームスペア7

以上を踏まえて、本題に入ります。

一口に「デュプレックスシステム」と言っても、いくつかのやり方があります。
一般的なのは

1.予備が「完璧に準備が整った状態」で待機しているやり方
2.予備が「そこそこ準備が整った状態」で待機しているやり方
3.予備が「準備していない状態」で待機しているやり方


の3つです。

ウォームスペア8

この3つのうち

2.予備が「そこそこ準備が整った状態」で待機しているやり方

が「ウォームスタンバイ」であり「ウォームスペア」です。

ウォームスペア9

……個人的には「ウォームスペア」という表現に馴染みがないので、以降は「ウォームスタンバイ」と表現しますね。

例えば、動いている方が計算問題を解いているとしましょう。

ウォームスペア10

ウォームスタンバイは、ペンは持っていないけど、机の前に座って、ぼーっとしている状態で予備が待っているイメージです。

ウォームスペア11

ウォームスタンバイでは、そこそこ準備をした状態で予備が待機しています。
完璧に準備しておかないのは、コストがかかるからです。

完璧に準備をするということは、電源は入れっぱなしです。
電気代もかかるでしょう。
その他、あれやこれやを整えておく必要があります。

その準備を少し手抜きすることで、コストを抑えるのです。

ちなみに

1.予備が「完璧に準備が整った状態」で待機しているやり方

は「ホットスタンバイ(ホットスペア)」と言います。
机の前に座って、ペンも持って「おまえが倒れたら、すぐに俺が引き継ぐぜ」な状態で待っているイメージです。

ウォームスペア12

ついでに

3.予備が「準備していない状態」で待機しているやり方

は「コールドスタンバイ(コールドスペア)」と言います。
こいつは「待機している」と呼べるかは微妙な状態です。
横になって、お昼寝しているイメージです。

ウォームスペア13

ウォームスタンバイは

ホットスタンバイとコールドスタンバイの中間のやり方

と言えるでしょうね。

ホットスタンバイよりコストが抑えられるけど、切り替えに時間がかかるやり方

であり

コールドスタンバイよりコストがかかるけど、切り替えに時間がかからないやり方

です。

あっ、そうそう。

ホットスタンバイ、ウォームスタンバイ、コールドスタンバイの違いを覚えるのが難しい人は、カップラーメンに入れるお湯を想像してください。
待機しているやつがカップラーメンに入れるお湯に相当します。
そのお湯が、それぞれ

ホット(hot):熱い
ウォーム(warm):温かい(ぬるい)
コールド(cold):冷たい


のです。

ホットスタンバイは、カップラーメンに入れるお湯が「熱い」状態です。
98℃くらいでしょうかね。
このお湯は、カップラーメンに入れるお湯としては最高です。
そのまま

すぐに使える

状態です。

ウォームスタンバイは、カップラーメンに入れるお湯が「ぬるい」状態です。
60℃くらいでしょうかね。
このお湯は、カップラーメンに入れるお湯としては温度が低すぎます。
温め直す必要があるでしょう。
温め直す分だけだけ

使えるようになるまで、少し時間がかかる

状態です。

コールドスタンバイは、カップラーメンに入れるお湯が「冷たい」状態です。
0℃前後でしょうね。
お湯というよりは水です。
この水をカップラーメンに入れるお湯として使うには、沸かす必要があります。
お湯を沸かす必要があるので

使えるようになるまで、そこそこ時間がかかる

状態です。

そんなイメージです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「ウォームスペア」って単語が出てきたら「ある程度は準備した状態で予備が待機しているんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像059
書籍画像025

おまけ

■訳してみるよ

「warm(ウォーム)」の意味は「温かい」とか「暖かい」とかです。
「spare(スペア)」の意味は「予備の」とか「惜しむ」とか「取っておく」とかです。
何となく くっつけると

温かい状態の予備

となります。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践
マンガでわかるITパスポート