認証連携
シングルサインオンとかフェデレーションのことだよ
認証は1回だよ
(許可されている)すべてのサービスを使えるよ
簡単に書くよ
認証連携(読:ニンショウレンケイ 英:authentication integration)とは
「シングルサインオン」とか「フェデレーション」を何となく日本語にした表現。
用語の中身としては
「ん?おまえ、あっちで認証OKだったの?それじゃあ、こっちも通っていいよ」のこと
です。
もう少し真面目っぽく書くと
一度 認証を通れば、その認証情報を使って、許可されている すべてのサービスを使えるようにする仕組み
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「シングルサインオン」や「フェデレーション」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
「シングルサインオン」や「フェデレーション」を何となく日本語にしたのが「認証連携」です。
「シングルサインオン?フェデレーション?さっぱり分からないよ!」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

順番に見ていきましょう。
まずは「シングルサインオン」と「フェデレーション」について説明します。
シングルサインオンは「1回 認証を通れば、関連する全てのサービスが使えるよ~」です。
例えば、そうですね。
あるところに動画共有サービス「ぴよぴよ動画」が ありました。
ぴよぴよ動画は会員様限定のサービスです。
認証を通らないと使えません。
また あるところに、つぶやきサービス「ぴよったー」が ありました。
ぴよったーも会員様限定のサービスです。
認証を通らないと使えません。
ぴよぴよ動画を使うには認証が必要です。
ぴよったーを使うにも認証が必要です。
ぴよぴよ動画やぴよったーを単独で使っている人は特に気にならないと思います。
「よし!使うぞ!」と思ったときに認証を受ければ、それで話は済みます。
ですが、両方のサービスを使っている人は どうでしょうか。
まず、ぴよぴよ動画を使うときに認証します。
ぴよぴよ動画を見ていたら面白い動画を見つけました。
この面白さを世に広めるために、ぴよったーで つぶやくことにします。
「あっ、この動画は面白いなー。ぴよっちゃおう」と思ったわけです。
もちろん、ぴよったーを使うときも認証は必要です。
別に、おかしなことは ありませんよね。
当たり前の動作です。
ですが、面倒くさがり屋なピヨ太君は思いました。
2回も認証するの、めんどくせっ(-A-)
って。
そこで、ぴよぴよ動画とぴよったーはコソコソ相談して、あることを決めました。
それは
よし!相手の認証を通っていれば、こっちのサービスも使わせてあげよう
です。
これで、ぴよぴよ動画の認証を通っている人は、フリーパスで ぴよったーを使えるようになりました。
同じように、ぴよったーの認証を通っている人は、フリーパスで ぴよぴよ動画を使えるようになりました。
2つのサービスを使うのに認証が1回で済むようになったわけです。
これでピヨ太君も面倒くさく感じなくなりました。
めでたし、めでたし。
これがシングルサインオンの代表的な仕組みです。
「代表的な」と書いたのは、これ以外にも いろいろな やり方があるからです。
「1回 認証を通れば、全部のサービスが使えるよ~」であれば、すべて「シングルサインオン」と呼んで差し支えありません。
例えば「全自動ぴよぴよスペシャル認証ソフト」を作って、そこに ぴよぴよ動画とぴよったーの認証情報を保存しておきます。
全自動ぴよぴよスペシャル認証ソフトを動かすときは認証が必要です。
全自動ぴよぴよスペシャル認証ソフトを動かすと、ぴよぴよ動画とぴよったーに自動的にログインします。
これもシングルサインオンです。
1回の認証(全自動ぴよぴよスペシャル認証ソフトの認証)で複数のサービス(ぴよぴよ動画とぴよったー)を使えるようになりましたね。
ここまでの説明が よく分からなければ、遊園地を想像してみてください。
遊園地では、いろいろな乗り物に乗ります。
乗り物に乗る度に お金を払うのは、めんどっちーですよね?
それが分かっている遊園地さんは「入場料」という形で1回でお金を集めてしまいます。
一般的な遊園地は「1回お金を払えば、館内の好きな乗り物に乗って良いですよ~」な仕組みになっていますよね。
シングルサインオンは、それと同じです。
1回 認証を通れば、全部 好きに使えるのです。
これがシングルサインオンの説明です。
次にフェデレーションについて説明します。
フェデレーションは「認証情報を共有することで使う人の認証の手間を最初の1回だけにしよう」な仕組みです。
複数のサービスを利用するときに、違うサービスに行く度に いちいち認証するのは面倒くさいですよね?
それを改善するための仕組みです。
例えば、そうですね。
ピヨ太君は、動画共有サービス「ぴよぴよ動画」を利用しています。
このサービスは会員様限定サービスです。
認証を通らないと使えません。
ピヨ太君は、つぶやきサービス「ぴよったー」も利用しています。
このサービスは会員様限定サービスです。
認証を通らないと使えません。
ぴよぴよ動画、ぴよったーを単独で利用している人にとっては、不都合な点は ありません。
使うときは認証する。それだけです。
ですが、ピヨ太君のように両方のサービスを利用している人にとっては少しだけ面倒くさい事態です。
両方のサービスを使おうと思ったら、認証を2回 通らなくては いけません。
できれば一度で済ませたいです。
そんな、ピヨ太君のような面倒くさがり屋さんの夢を叶えるために考えられたのがフェデレーションです。
要は、バラバラに認証をやるから何回も認証をする必要に迫られるのです。
それならば、認証用のシステムを1つ置きましょう。
ぴよぴよ動画とぴよったーには、この認証システムを利用してもらいます。
おっと、ピヨ太君が、ぴよぴよ動画に遊びに来ました。
このとき、ぴよぴよ動画は「おまえ、認証システムさんの紹介状を持ってこいよ」とピヨ太君に言います。
仕方ないので、ピヨ太君は認証システムさんのところに「ねぇねぇ、僕の身元を保証してよ」と お願いに行きました。
ここでピヨ太君は、認証システムさんに対してIDとパスワードを使った認証をやります。
認証結果がOKであれば、認証システムさんが「ピヨ太君は悪い人じゃないから遊ばせてあげてね」な紹介状をくれます。
認証システムさんに紹介状をもらったピヨ太君は、再び、ぴよぴよ動画に行きます。
今度は認証システムさんの紹介状を持っているので、遊ばせてもらえました。
ピヨ太君は、その足で ぴよったーに向かいます。
ついでに今日の出来事をつぶやいておこうと思ったのです。
ピヨ太君は認証システムさんからもらった紹介状を持っています。
さっき、ぴよぴよ動画のときにもらったやつです。
紹介状を持っているピヨ太君を、ぴよったーは快く迎えてくれました。
あくまで一例ですが、これがフェデレーションです。
ピヨ太君は一度の認証で(1つのIDで)ぴよぴよ動画とぴよったーを使えましたね。
以上がフェデレーションの説明です。
さて、ここまでの説明を読んで、シングルサインオンとフェデレーションの違いは分かりますか?
「同じっぽく思えるけど……」と感じた人も多いはずです。
シングルサインオンとフェデレーションの違いは……ズバリ!
私も、よく分かりません。
ごめんなさい。
言葉だけを見ると、フェデレーションとシングルサインオンは同じようにも思えます。
実際にフェデレーションとシングルサインオンを同じものと見なして説明しているところもありました。
ただ、フェデレーションとシングルサインオンを区別しているところもあったのですよね。
そのため、明確に違いを説明するのは難しい状況です。
説明している人によって微妙に内容が違いました。
でも気になる人もいますよね。
あくまで「個人的な解釈では」という注釈付きですが、私は
シングルサインオン:概念
フェデレーション:実現方法の一例
と解釈しています。
「一度 認証すればOKだよ!」を意味する言葉が「シングルサインオン」です。
シングルサインオンを実現する手法のひとつとして「フェデレーション」があります。
そのように理解しています。
ただ、まぁ、明確に区別するのは難しいですからね。
どちらも
1回 認証を通れば、その認証情報を使って許可されている すべてのサービスが使えるようになる仕組み
とさえ覚えておけば、そこまで困ることはないと思います。
以上を踏まえて、上でも書きましたが
「シングルサインオン」とか「フェデレーション」を何となく日本語にした表現
が「認証連携」です。
「結局、シングルサインオンなの?フェデレーションなの?」と思う人がいるかもしれませんが、シングルサインオンとフェデレーションの区別自体が、あいまいです。
素直に
「1回 認証を通れば、その認証情報を使って許可されている すべてのサービスが使えるようになる仕組み」が認証連携
程度の理解に留めておくのが無難だと思います。
一言でまとめるよ
まぁ「認証連携」って単語が出てきたら「1回 認証を通れば、許可されている すべてのサービスが使えるようになる仕組みなんだな~」と お考えください。






