コンテンツデリバリネットワーク(CDN)
ホームページの表示を良い感じにするためのネットワークだよ
ホームページを見る人は自分の近くにあるコンピュータからホームページのファイルを受け取るよ
ホームページの表示が速くなるよ
負荷分散になるよ
「CDN」と表現された場合は「Content Delivery Network」の略だよ
簡単に書くよ
コンテンツデリバリネットワーク(CDN)(英:content delivery network)とは
「ホームページの表示を良い感じにしてやるぜ!」ネットワークのこと。
もう少し具体的に書くと
ホームページのファイルをいろんなコンピュータに置いて、ホームページを見る人は自分の近くのコンピュータからファイルを受け取ることで、ホームページの表示が速くなったり、たくさんの人が同時に見ても遅くならないようにしてくれるネットワークのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として、ホームページが表示される流れについて簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
あなたがホームページを見ようとすると、まず、ホームページを見るときに使うソフト(Webブラウザ)からホームページのファイルが置いてあるコンピュータ(Webサーバ)に対して「このページをおくれ」と お願いが出されます。
そのお願いに対して、WebサーバさんからWebブラウザさんに「ほれ、そのページだよ」と お返事がきます。
お返事を受け取ったWebブラウザさんは、受け取った内容(ホームページのファイル)を画面上に表示してくれます。
これが、ホームページが表示されるときの流れです。
さて、このホームページのファイルのやり取りですが、Webサーバとの距離によって、かかる時間が変わってきます。
そうです。
インターネットの世界にも現実世界と同じように「距離」の概念があるのです。
近くにあるWebサーバからファイルを受け取るときは比較的サクっとファイルが届きます。
「このページをおくれ」から「ほれ、そのページだよ」までの待ち時間が少なくて済むのです。
遠くにあるWebサーバから受け取るときはファイルが届くまでに時間がかかります。
「このページをおくれ」から「ほれ、そのページだよ」までの待ち時間が長くなるのです。
実際には、現実世界の「距離」とは少し違いますけどね。
イメージは似たようなものです。
以上を踏まえて、本題に入ります。
繰り返しになりますが、遠くにあるWebサーバからファイルを受け取るときはファイルが届くまでに時間がかかります。
つまり、ホームページの表示に時間がかかります。
それでは、ホームページが表示されるまでの時間を短くしたいときは、どうすれば良いのでしょうか?
そうですね。
近くにあるWebサーバからファイルを受け取れば良いのです。
ここまでの説明を読んで「いや~、理屈では分かるけどさ。そんなことが現実的にできるの?」と思う人もいるでしょう。
実は、ですね。
これが金に糸目を付けなければ実現できるのです。
まずは、たくさんのWebサーバを用意します。
次に、それをインターネットの世界の至る所に散らばらせます。
次に、大元のWebサーバからホームページのファイルをコピーします。
最後に、あれやこれやがあれやこれやの設定をします。
このようにすることで、ホームページを見る人は、自分の近くにあるWebサーバからホームページのファイルを受け取れます。
ピヨ太コンピュータはピヨ太コンピュータの近くにあるWebサーバからホームページのファイルを受け取れば良いのです。
そうすれば待ち時間が少なくて済みます。
ピヨ子コンピュータはピヨ子コンピュータの近くにあるWebサーバからホームページのファイルを受け取れば良いのです。
そうすれば待ち時間が少なくて済みます。
めでたし、めでたし。
この話で登場したWebサーバ群は、ホームページのファイルをコピーしたり、あれやこれやと連携しています。
1つの「ネットワーク」と呼べるでしょう。
この
ホームページの表示を良い感じにするための(Webサーバが集まった)ネットワーク
が「コンテンツデリバリネットワーク」です。
一般的には「CDN」と表現されます。
「CDN」と表現された場合は「Content Delivery Network(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)」の略です。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Content Delivery Network」を何となく日本語にすると「コンテンツ配達ネットワーク」となります。[詳細]
「コンテンツデリバリネットワーク」と表現するのは長ったらしいので、以降は「CDN」と表現しますね。
CDNを導入するメリットは、いろいろ あります。
代表的なのは以下の2つでしょう。
1.表示の高速化
2.負荷分散
「1.表示の高速化」は、もう分かりますよね。
自分の近くにあるWebサーバからホームページのファイルを持ってくるようになるので、表示が速くなります。
「2.負荷分散」は単純に登場するWebサーバが増えるからです。
1台のコンピュータで10人を相手にするよりも、10台のコンピュータで10人を相手にした方が1台あたりの負担は小さくなりますよね。
これがCDNを導入するメリットです。
一方でデメリット……というかリスクもあります。
CDNのリスクについては、できれば他のところで勉強してください。
面倒くさがり屋さんのために、ものすごい大雑把に説明しておくと
正しい知識を持って設定しないと、えらいこっちゃな事態になることがある
とかです。
一言でまとめるよ
まぁ「コンテンツデリバリネットワーク(CDN)」って単語が出てきたら「ホームページの表示を良い感じにするためのネットワークなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「content(コンテンツ)」の意味は「中身」とか「内容物」とかです。
「delivery(デリバリー)」の意味は「配達」とか「配送」とかです。
「network(ネットワーク)」はカタカナで「ネットワーク」で分かりますかね。
何となく くっつけると
中身配送ネットワーク
となります。
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