Autonomous System
インターネットの世界における管理上の縄張りだよ
日本では「自律システム」や「AS」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Autonomous System(読:オートノマス・システム)とは
いわゆる「AS(自律システム)」のこと。
用語の中身としては
インターネット国の中にある、それぞれの自治体のこと
です。
もう少し具体的に書くと
「インターネットの世界は大きすぎて1つのネットワークとして管理するのは無理ですよ。だから、たくさんの小さなネットワークが合体して1つの大きなネットワークになっていることにしますね」な考え方における、それぞれの小さなネットワークのこと
です。
よく分からない人は
インターネットの世界における管理上の縄張り
だと思ってください。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「自律システム」や「AS」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
ASの正式名称(?)が「Autonomous System」です。
「Autonomous System」の頭文字を取ったのが「AS」ね。
※「Autonomous System」を何となく日本語にすると「自律性のシステム」となります。[詳細]
以上が「AS」の意味を知っている人向けの説明です。
「ASって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
少し回り道ですが、まずはピヨピヨカンパニーの話を読んであげてください。
ピヨ太君が経営するピヨピヨカンパニーは、お陰様で物凄い大所帯になりました。
とてもピヨ太君1人の力では統率できない規模まで大きくなってしまったのです。
そこでピヨ太君は、これを1人で統率することを諦めました。
力のある幹部社員たちに任せることにしたのです。
ピヨ太君はピヨピヨカンパニーを4つに分け、1つをピヨ子さんが、1つをアクマ君が、1つをピヨ太ママが、そして残り1つをピヨ太君自身が責任を持って管理することにしました。
つまり、会社としてはピヨピヨカンパニー1つですが、中身は独立採算性の部署が4つある状態にしたのです。
ピヨピヨカンパニーはピヨピヨカンパニーグループとなり、その中に、それぞれのグループ会社があるようなイメージですかね。
とはいえ、対外的には、あくまでピヨピヨカンパニー1つです。
部署間の連携は密に取っています。
4つに分かれているのは、あくまで管理上の問題です。
お客さまには4つの部署に分かれているのは見せません。
それぞれの部署は独立して動いていますが、それらが連携することによって1つの会社が成り立っています。
この話におけるピヨピヨカンパニーが「インターネット」だと思ってください。
それぞれの部署に相当するのが「Autonomous System」です。
上でも書きましたが、一般的には「AS」と表現されます。
もしくは日本語で「自律システム」です。
※本ページでも以降は「AS」と表現します。
実際のインターネットも同じです。
インターネットは、あまりにも大きすぎるネットワークです。
とても1人の人間(あるいは1つの組織)が管理できる規模では ありません。
そこで、それぞれの組織は、自分たちの管理できる規模のネットワークを管理します。
そして、それぞれの組織の管理するネットワーク同士が合体することで、1つのインターネットの世界が形作られているのです。
このときの
それぞれの組織の管理するネットワーク
がASです。
よく分からなければ縄張りみたいなものだと思って かまいません。
それぞれの組織は自分の縄張りの中をバッチリ管理します。
全員が自分の縄張りの中をバッチリ管理することで、結果としてインターネット全体がバッチリ管理されるのです。
ちなみに、それぞれの縄張りには「AS番号」と呼ばれる識別番号が付与されています。
この識別番号は全世界で一意(他の人と番号が被らない)です。
「AS番号○番!」と言えば「あぁ、あのネットワークのことか」と分かるようになっています。
インターネットの世界がアメリカ合衆国だとしたら、ASはニューヨークやワシントンのような州のイメージですかね。
一言でまとめるよ
まぁ「Autonomous System」って単語が出てきたら「AS
(インターネットの世界における管理上の縄張り)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「autonomous(オートノマス)」の意味は「自主的な」とか「自律性の」とかです。
「system(システム)」はカタカナで「システム」と解釈してください。
何となく くっつけると
自律性のシステム
となります。






