「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions

pointこの用語のポイント

pointメールのセキュリティをパワーアップさせるよ

point暗号化と電子署名の仕組みを使うよ

point盗聴、改ざん、なりすましなどを防ぐよ

point「S/MIME」と表現されるのが一般的だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(読:セキュア・マルチ・パーパス・インターネット・メール・エクステンション)とは

いわゆる「S/MIME」のこと。
用語の中身としては

「暗号化(ルールを知っている人しか意味を読み取れないようにするために、特定のルールに従って、データを ぐちゃぐちゃにすること)と電子署名(コンピュータの世界のハンコ)を使ってメールのショボいセキュリティをパワーアップさせてやるぜ!」な仕組み(のひとつ)
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
S/MIME(エス・マイム)」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
S/MIMEの正式名称(?)が「Secure Multipurpose Internet Mail Extensions」です。
Secure Multipurpose Internet Mail Extensions」の頭文字を取ったのが「S/MIME」ね。

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(セキュア・マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション)

※「Secure Multipurpose Internet Mail Extensions」を何となく日本語にすると「安全な多目的インターネット郵便拡張」となります。[詳細]

以上が「S/MIME」の意味を知っている人向けの説明です。

「S/MIMEって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩5

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として

メール
暗号化
電子署名


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

メールは「パソコンさんの世界の お手紙機能」です。
話を単純化するために「パソコンさん」と書きましたが、携帯電話やスマホ、その他諸々の媒体でも使えます。

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(セキュア・マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション)2

暗号化は「ルールを知っている人しか意味を読み取れないようにするために、特定のルールに従って、データを ぐちゃぐちゃにすること」です。

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(セキュア・マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション)3

暗号化されたデータは、そのまま見ても内容が分かりません。
パッと見では ぐちゃぐちゃになっているからです。

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(セキュア・マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション)4

ルールを知っている人は、そのルールに沿って元の形に戻すことで内容を読み取れます。

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(セキュア・マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション)5

暗号化することで悪い人に盗み見られても大丈夫な気分になれます。
変換ルールを知らない人は書かれている内容を読み取れないからです。

電子署名は、大雑把に言えば「コンピュータの世界のハンコ」です。
コンピュータの世界の書類ファイルにポンッ!と押すことで、その書類の正当性を示します。

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(セキュア・マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション)6

以上を踏まえて

暗号化と電子署名の仕組みを使って、ショボかったメールのセキュリティを高める仕組み(のひとつ)

が「Secure Multipurpose Internet Mail Extensions」です。

Secure Multipurpose Internet Mail Extensions(セキュア・マルチパーパス・インターネット・メール・エクステンション)7

上でも書きましたが、一般的には「S/MIME」と表現されます。
※本ページでも以降は「S/MIME」と表現します。

S/MIMEは、ショボかったメールのセキュリティを高めるための仕組みです。

メール本文を暗号化することで途中で盗み見られても何が書いてあるのか分かりません。
盗聴」の防止です。

電子署名の仕組みを使うことでメールを送った人の身元保証ができます。
なりすまし」の防止です。

うんちゃらかんちゃらをげふんげふんすることで、途中でメールの内容が書き変わっていたら分かります。
改ざん」の検知です。

S/MIMEを使うことで、もともとのメールの仕組みにはなかった

・盗聴の防止
・なりすましの防止
・改ざんの検知


といった要素を付け加えられるのです。

細かく見ていくと結構ややこしかったりしますけどね。
具体的なことは他のところで勉強してください。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Secure Multipurpose Internet Mail Extensions」って単語が出てきたら「S/MIME(メールのセキュリティをパワーアップさせる仕組み)のことなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像067
書籍画像038

おまけ

■訳してみるよ

「secure(セキュア)」の意味は「安全な」とかです。
「multipurpose(マルチパーパス)」の意味は「多目的の」とかです。
「Internet(インターネット)」はIT用語の「インターネット」です。
「mail(メール)」の意味は「郵便」とか「郵便物」とかです。
「extensions(エクステンションズ)」は「extension(エクステンション)」の複数形です。
「extension(エクステンション)」の意味は「拡張」とかです。
何となく くっつけると

安全な多目的インターネット郵便拡張

となります。

訳01




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
ウォーターサーバーのキャッチコピーを100本考える方法
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践