「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

中古ドメイン

pointこの用語のポイント

point独自ドメインなドメイン名だよ

point過去に誰かが使っていたやつだよ

point生まれてからの期間が長いということは歴史があるということだからSEOに有利だと言われている(いた)

pointSEOにおいて、過去の評価を引き継ぐと言われている(いた)けどウソかホントか知らないよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

中古ドメイン(読:チュウコドメイン)とは

前に誰かが使っていたけど今は権利が放棄されていて誰も使っていないから、お金を払えば自分が使える独自ドメイン(お金を払って取得するドメイン名)のこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として

IPアドレス
ドメイン名
独自ドメイン
検索エンジン
SEO


について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

IPアドレスは「コンピュータさん向けのネットワーク上の住所」です。
インターネットっぽい通信において、送信先を特定するときとかに使う情報です。
「198.51.100.2」のような形式になっています。

中古ドメイン

ドメイン名は「IPアドレスに付けた人間様向けの名前」です。
インターネットやメールなどで使われる住所です。
「i-3-i.info」のような形式になっています。

中古ドメイン2

URLホームページの住所に相当する情報)においては「http://」や「https://」の後ろの部分がドメイン名です。
「https://i-3-i.info/index.html」であれば「i-3-i.info」の部分ですね。

中古ドメイン3

メールアドレスにおいては「@」の後ろの部分がドメイン名です。
「hoge@example.com」であれば「example.com」の部分ですね。

中古ドメイン4

独自ドメインは「お金を払って使う権利を得る必要があるドメイン名」です。

インターネットの世界において、同じドメイン名が2つ以上存在することは ありません。
1つのドメイン名は世界で1つだけです。
ピヨ太君が「i-3-i.info」を使っている場合、ピヨ子さんは「i-3-i.info」を使えません。
ピヨ子さんがどうしても「i-3-i.info」を使いたかったら、何らかの方法でピヨ太君から譲り受ける必要があります。

中古ドメイン5

全世界で通用するドメイン名を使うときは、お金を払って、使う権利を買います。
「このドメイン名を使う権利は、お金を払った僕にあるよ!他の人は使うなよ!」です。
私も、お金を払ってドメイン名「i-3-i.info」を使う権利を買っています。

中古ドメイン6

この「お金を払って使う権利を得る必要があるドメイン名」が独自ドメインです。
呼び名の由来は独自で使えるドメイン名だからですかね。

中古ドメイン7

検索エンジンは「検索キーワード入力すると、入力されたキーワードに関連するホームページを教えてくれるホームページ」です。
とはいえ、難しく考える必要は ありません。
GoogleとかYahoo!のことです。

中古ドメイン8

SEOは「検索エンジンさんにゴマをする行為」です。
検索エンジンさんに山吹色のお菓子を届けたりする行為を指します。

中古ドメイン9

冗談です。

中古ドメイン10

検索エンジンさんは自分の中に「こんなページは良いページ(だから検索結果の最初の方に表示してあげよう)」という基準を持っています。
その基準を できるだけ満たすように、あれやこれやと改善する行為です。

中古ドメイン11

以上を踏まえて

以前に誰かが取得したけど今はもう権利を放棄しているから、お金さえ払えば自分が使えるドメイン名(独自ドメイン)

が「中古ドメイン」です。
その名の通り、中古のドメイン名ですね。
オールドドメイン」とも呼ばれます。

中古ドメイン12

例えば、そうですね。

ピヨ太君が、お金を払って、ドメイン名「i-3-i.info」を取得しました。

中古ドメイン13

ドメイン名「i-3-i.info」を今までに使っていた人はいません。
つまり、ピヨ太君が取得した時点で、この世に生を受けたわけです。

中古ドメイン14

さて、ピヨ太君とドメイン名「i-3-i.info」の付き合いですが、長くは続きませんでした。
「このドメイン名にも飽きたな」と思ったピヨ太君は、ドメイン名「i-3-i.info」を使う権利を更新しなかったのです。

中古ドメイン15

独自ドメインというのは、お金を払うことで一定期間の使う権利を得られる仕組みになっています。
見方を変えると

期限が切れる前にお金を払わないと、使う権利がなくなる

のです。

例えば、1年分のお金を払えば、1年間は自分のものとして使えます。
2年目以降も使いたければ、更新期限が切れる前に再度(2年目以降使う権利を得るための)お金を払う必要があるのです。
期限までにお金を払わないと使う権利がなくなります。

ピヨ太君が期限までにお金を払わなかったことで、ピヨ太君がドメイン名「i-3-i.info」を使う権利はなくなりました。
ドメイン名「i-3-i.info」は持ち主不在になったわけです。

中古ドメイン16

持ち主不在になったドメイン名「i-3-i.info」は、お金を払えば誰でも使えます。
使う権利を買えば自分のものとして使えるのです。

中古ドメイン17

この持ち主不在になったドメイン名「i-3-i.info」をピヨ子さんが買いました。

中古ドメイン18

この話において、ピヨ太君が使う権利を手放した後のドメイン名「i-3-i.info」が中古ドメインです。

中古ドメイン19

ピヨ子さんの立場で考えれば、ドメイン名「i-3-i.info」は前にピヨ太君が使っていたお古です。
中古のドメイン名ですよね。

「中古ドメイン」という表現は、SEOの話で よく出てきます。

SEOの世界には「ドメイン名の歴史が長い方がSEOにおいて有利」という意見があります。
同じ発言でも経験年数1年の若手が言うよりは経験年数10年のベテランが言った方が説得力が出るのと近いイメージでしょう。

中古ドメインは前に使っていた人がいるドメイン名です。
それなりの歴史があるドメイン名のはずです。

そのため「新規ドメインよりも中古ドメインの方がSEO上有利だよ」と言う人がいます。

また、SEOにおいて「誰がドメイン名の所有者か」というのは(おそらく)無関係です。
ということは、ドメイン名の評価は前の所有者の状態から引き継がれると推測できます。

先ほどのドメイン名「i-3-i.info」の例でいえば、ピヨ太君がドメイン名「i-3-i.info」を使って大人気のホームページを運営していれば、ピヨ子さんがドメイン名「i-3-i.info」を使って運営するホームページも「おっ、大人気のホームページがリニューアルしたのかな?きっと今度も素敵なホームページなんだろうな」と検索エンジンさんに思われて、良い評価を受けやすいかもしれません。

反対に、ピヨ太君がドメイン名「i-3-i.info」を使って悪さばっかりしていたとしたら、ピヨ子さんがドメイン名「i-3-i.info」を使って運営するホームページも「あの悪質なホームページがリニューアルしたのかな?今度は、どんな悪さをするつもりだ?」と検索エンジンさんに思われて、良い評価を受けにくいかもしれません。

そんなこんなで、SEOの世界では「中古ドメインには当たり外れがある」と言われていたりします。

実際にどうなのかはGoogleさんとかに聞かないと分かりませんけどね。

個人的には、SEOの話以外では「中古ドメイン」という表現を聞いたことがありません。
絶対とは言えませんが「中古ドメイン」という表現が出てきたら、SEOの話だと思っても問題ないと思います。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「中古ドメイン」って単語が出てきたら「前に誰かが使っていたドメイン名(IPアドレスに付けた人間様向けの名前)なんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像057
書籍画像076

おまけ

■訳してみるよ

「中古」は日本語ですね。
「domain(ドメイン)」の意味は「領域」とか「区域」とか「領土」とかです。
ただし、今回はIT用語の「ドメイン名」を指しています。
何となく くっつけると

中古のドメイン名

となります。


■検索してみる?




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
優れたエンジニアがコミュニティの中でしていること
ソフトウェア受託現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶ受託開発のうまい進めかた