二進接頭辞
「キビ(Ki)」とか「メビ(Mi)」とかのことだよ
2の累乗を表現したやつだよ
単位の話で出てくるよ
簡単に書くよ
二進接頭辞(読:ニシンセットウジ 英:binary prefix)とは
「キビ(Ki)」とか「メビ(Mi)」とか「ギビ(Gi)」とか「テビ(Ti)」とかのこと
であり
「2の10乗」とか「2の20乗」とか「2の30乗」とか「2の40乗」とかを表す、単位(にくっつく接頭辞)
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「キロ」と「キビ」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
キロは「1,000(10の3乗)を表す単位(に付ける接頭辞)」です。
記号は「k」を使います。
例えば、1キロメートルであれば「1km」のように表現します。
キビは「1,024(2の10乗)」を表す単位です。
記号は「Ki」を使います。
例えば、1キビバイトであれば「1KiB」のように表現します。
「キロ(k)」と「キビ(Ki)」は親戚です。
人間様の世界は基本的に、0から9までの数字を使って数を表す10進数の世界です。
それに対して、コンピュータさんの世界は0、1の数字を使って数を表す2進数の世界です。
人間様にとって、1,000は10の3乗でキリが良く見えます。
ですが、コンピュータさんにとっては中途半端な数字なのです。
コンピュータさんにとっては、2の10乗である1,024の方がキリが良く見えます。
そのため「キロ」という単位は
人間様にとってのキロ:1,000
コンピュータさんにとってのキロ:1,024
なのです。
例えば「1キロバイト」と言った場合、人間様の基準で考えると「1,000バイト」です。
コンピュータさんの基準で考えると「1,024バイト」になります。
そのため、人間様寄りの気分で
1キロバイト = 10の3乗バイト = 1,000バイト
と解釈しても、あるいはコンピュータさん寄りの気分で
1キロバイト = 2の10乗バイト = 1,024バイト
と解釈しても間違いとは言えません。
これはパッと見で紛らわしいですよね。
「1キロバイト」と書いてあったら「これは1,000バイトなのかな?1,024バイトなのかな?」と迷ってしまいます。
そこで、どこかの誰かが「1,024を表す単位」を新しく作りました。
1キロバイト = 1,000バイト
1【1,024を表す単位】バイト = 1,024バイト
と使い分ければ紛らわしくないだろうと考えたのです。
この「1,024を表す単位」が「キビ(Ki)」です。
これで紛らわしくありませんよね。
1キロバイト = 1,000バイト
1キビバイト = 1,024バイト
と使い分ければ誤解は生じません。
そんな経緯で生まれた……かどうかは知りませんが、そんな感じで使い分けされることが期待されている
キロの親戚
が「キビ」です。
並べて書くと
■キロ
・10進数版のキロ
・1,000(10の3乗)を表す単位
■キビ
・2進数版のキロ
・1,024(2の10乗)を表す単位
となります。
また、この話が当てはまるのは「キロ」だけでは ありません。
「メガ」とか「ギガ」とかも同じです。
メガの親戚である「メビ」やギガの親戚である「ギビ」などがあります。
この、いろいろあるのを表にまとめると、以下のようになります。
| 10進数の単位 | 2進数の単位 | ||
|---|---|---|---|
| キロ(k) | 10の3乗 | キビ(Ki) | 2の10乗 |
| メガ(M) | 10の6乗 | メビ(Mi) | 2の20乗 |
| ギガ(G) | 10の9乗 | ギビ(Gi) | 2の30乗 |
| テラ(T) | 10の12乗 | テビ(Ti) | 2の40乗 |
| ペタ(P) | 10の15乗 | ペビ(Pi) | 2の50乗 |
| エクサ(E) | 10の18乗 | エクスビ(Ei) | 2の60乗 |
| ゼタ(Z) | 10の21乗 | ゼビ(Zi) | 2の70乗 |
| ヨタ(Y) | 10の24乗 | ヨビ(Yi) | 2の80乗 |
以上を踏まえて
キビとかメビとかの総称
が「二進接頭辞」です。
具体的には
・キビ(Ki)
・メビ(Mi)
・ギビ(Gi)
・テビ(Ti)
・ペビ(Pi)
・エクスビ(Ei)
・ゼビ(Zi)
・ヨビ(Yi)
のことです。
一言でまとめるよ
まぁ「二進接頭辞」って単語が出てきたら「『キビ(Ki)』とか『メビ(Mi)』とかのことなんだな~」と お考えください。
おまけ
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