クラフト生産方式
1つの製品を1人(もしくは数人)で作るよ
私はセル生産方式との違いが分かってないよ
簡単に書くよ
クラフト生産方式(読:クラフトセイサンホウシキ 英:craft production system)とは
個人的には「セル生産方式
(1人が複数の工程をまかなうやり方)」との違いがよく分かっていない用語。
用語の中身としては
工場とかで製品を作ったりするときの やり方のひとつ
であり
この工程はこの人がやって~次の工程はこの人がやって~みたいに工程ごとに他の人に引き継ぐのではなく、1つの製品を1人(もしくは数人)で作るやり方
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に出てきたので取り上げておきます。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「セル生産方式」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ちょっと言葉足らずな説明ですが、セル生産方式は「1人の人が複数の工程を担当するやり方」です。
例えば、そうですね。
ここに作業者のピヨ太君とピヨ子さんがいます。
ピヨ太君とピヨ子さんの前に机をコの字型に並べます。
コの字型に並べた机の上に工具とか材料とかを置きます。
ピヨ太君とピヨ子さんで組み立て作業をします。
例えば、時計回りに工程が進むようにして、分担してやっても良いかもしれませんね。
このようなやり方がセル生産方式だそうです。
セル生産方式では1人の人が複数の工程を担当します。
そのため、1つの工程を1人が担当するやり方よりも作業する人の数を減らせます。
また、セル生産方式ではセルごとに別の物を作ったりもできます。
そのため、セル生産方式は多品種少量生産に向いているやり方らしいです。
……というのが大雑把な説明です。
あとの細かいことは他のところで勉強してください。
以上を踏まえて
工程ごとに分業するのではなく、1つの製品を1人(もしくは数人)の人が作るやり方
が「クラフト生産方式」です。
クラフト生産方式の説明でよく見かけるのは「熟練した職人が1人で手作業で作るやり方」のような内容です。
例えば時計職人が手作業で作る高級時計なんかがクラフト生産方式で作られる例としてよく挙げられます。
ただ、これってセル生産方式と違わない気がするのですよね。
セル生産方式は1人が複数の工程を担当するやり方です。
クラフト生産方式は1つの製品を1人(もしくは数人)で作るやり方です。
言い方が違うだけで、どちらもやることは「1人の人が複数の工程を担当して少人数で作る」ですよね。
ということで、私はセル生産方式とクラフト生産方式の違いがよく分かっていなかったりします。
強いて言えば、コンセプトの違いですかね。
ここから先は何の根拠もない推測ですが、いろいろな説明を読んで私が「こんな感じかな?」と思った内容を書いておきます。
読んでくださる方は話半分で捉えておいてください。
まず、昔は1つの製品を1人(もしくは数人)で作るのが普通でした。
このやり方がクラフト生産方式です。
その後、工程ごとに担当者を置いて1人の作業者はその工程だけをやる やり方が登場しました。
このやり方を「ライン生産方式」と呼んだりします。
さらに時代が進んで、ライン生産方式だと対応しにくい多品種少量生産もやりたくなりました。
そこで、ライン生産方式をもうちょっと柔軟にしたやり方(1人が複数の工程を担当するやり方)が生み出されました。
このやり方がセル生産方式です。
つまり、時代が進むにつれて
クラフト生産方式(全部1人で作る)
↓
ライン生産方式(工程ごとに分担)
↓
セル生産方式(複数の工程を1人がまかなう)
のように推移していったわけです……多分。
ということで私は
クラフト生産方式:昔ながらのやり方
セル生産方式:ライン生産方式を柔軟にしたやつ
と解釈しています。
どちらも「1人が複数の工程をやる」というのは一緒ですけどね。
昔からあったやり方で「分業?何それ」なのがクラフト生産方式で、ライン生産方式の発展形で「ライン生産方式を、もっと柔軟にしたよ~」なのがセル生産方式との理解です。
一言でまとめるよ
まぁ「クラフト生産方式」って単語が出てきたら「1つの製品を1人(もしくは数人)で作るやり方なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「craft(クラフト)」の意味は「技術」とか「技能」とか「手工業」とか「工芸」とか「手芸」とかです。
「生産方式」は日本語ですね。
何となく くっつけると
手工業生産方式
となります。






