ステージングサーバ
テストサーバだよ
できるだけ本番サーバに近づけてあるよ
「本番サーバでも、ちゃんと動くかな?」の確認用だよ
簡単に書くよ
ステージングサーバ(英:staging server)とは
リハーサル会場みたいなもの。
もう少し具体的に書くと
できるだけ実際に使うときの状況(本番サーバ)に似せて作った動作確認用のサーバ
(サービスを提供するコンピュータ)のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・サーバ
・開発サーバ
・テストサーバ
・本番サーバ
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
サーバは「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
「○○サーバ」と出てきたら「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」と読み替えてみてください。
よく分からない人は、単に「コンピュータ」と読み替えてしまっても かまいません。
それでも雰囲気は感じ取れるはずです。
開発サーバは「開発するときの作業場所となるサーバ」です。
一般的なシステム開発では、まず開発サーバで試行錯誤しながら物を作り上げます。
テストサーバは「テストをするためのサーバ」です。
開発サーバで作った物は、テストサーバに移して、がっつりとテストをします。
本番サーバは「できあがったシステムやサービスが実際に動くサーバ」です。
本番サーバは実際にお客さまが使われている場所です。
おかしなことが起きると即お客さまに迷惑がかかります。
だから本番サーバで作業をするときは、みんなキリッとしています。
開発規模や状況によっては、開発サーバとテストサーバを兼用したり、開発サーバとテストサーバと本番サーバを兼用したりしますけどね。
基本的には、そのような流れになります。
以上を踏まえて
できるだけ本番サーバに近づけたテストサーバ
が「ステージングサーバ」です。
イメージできない人はリハーサル会場みたいなものだと思ってください。
テストサーバはテストサーバですが、本番サーバを可能なかぎり再現したテストサーバです。
例えば、そうですね。
ここに歌って踊れるアイドルのピヨ子さんがいました。
ピヨ子さんは普段、レッスンスタジオで練習しています。
ある日のことです。
ピヨ子さんの東京ドームコンサートが決まりました。
ピヨ子さんは嬉しい反面、少しドキドキです。
東京ドームのような広い場所で歌ったことがないからです。
きっとレッスンスタジオとは音の反響なんかも違うことでしょう。
そんなピヨ子さんを何者かが陰でコッソリ見守っていました。
一体、誰でしょうか。
そうです。
ピヨ子さんラブなピヨ太君です。
なんと!
ピヨ太君は東京ドームそっくりのピヨピヨドームを作ってしまいました。
ピヨピヨドームは、かぎりなく東京ドームに近づけて作ってあります。
ここで歌ってみれば東京ドームで歌ったときの感触がつかめるでしょう。
ピヨ太君はピヨピヨドームをピヨ子さんにプレゼントしました。
規格外のサプライズプレゼントに引き気味のピヨ子さんですが、ありがたいのは確かです。
早速、ピヨ子さんはピヨピヨドームで歌ってみました。
ふむ、確かに音の響きは違いますが、気にするほどでもないようです。
「これなら大丈夫だわ!」と自信を持ったピヨ子さんは東京ドームコンサートを大成功に導きました。
めでたし、めでたし。
この話におけるピヨピヨドームに相当するのがステージングサーバです。
システム開発をやるサーバも同じです。
開発サーバと本番サーバでは、いろいろな条件が違ったりします。
そのため「開発サーバでは問題なく動いたのに本番サーバに置いたら動かない!」となることがあるのです。
そうなったら困りますよね。
そこで、(規模の大きいシステム開発では)できるだけ本番サーバに近いテストサーバを用意して「本番サーバに置いても、ちゃんと動くかな?」を確認したりします。
この「本番サーバに置いても、ちゃんと動くかな?」を確認するために用意した「できるだけ本番サーバに似せたテストサーバ」がステージングサーバです。
一言でまとめるよ
まぁ「ステージングサーバ」って単語が出てきたら「なんちゃって本番サーバ
(システムが実際に動くサーバ)なテストサーバ
(テストをやるためのサーバ)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「staging(ステージング)」の意味は「演出」とか「上演」とか「足場」とかです。
「server(サーバ)」の意味は「仕える人」とか「給仕人」とかです。
何となく くっつけると
演出用の給仕人
となります。
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