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MDM(マスターデータ管理)

pointこの用語のポイント

pointマスターデータを管理するよ

pointあちこちに散らばっているマスターデータを統合したりして、マスターデータの整合性や利便性を追求するよ

point「MDM」と表現された場合は「Master Data Management」の略だよ

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簡単に書くよ

MDM(マスターデータ管理)(読:マスターデータカンリ 英:master data management)とは

マスターデータ(何かの基礎となるデータでシステムを動かす前から入れておく必要のあるデータ)を管理すること。
もう少し具体的に書くと

マスターデータを整理して、各種データの整合性を保ち、使い勝手を良くする作業のこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「マスターデータ」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

マスターデータは「何かの基礎となるデータ」です。

システムで使うデータは、大きく分けると2つに分類できます。

1.システムを動かす前から入れておく必要のあるデータ
2.システムを動かすことによって蓄積されていくデータ


の2つです。

マスターデータ管理(MDM)

この2種類のデータのうち

1.システムを動かす前から入れておく必要のあるデータ

がマスターデータです。

マスターデータ管理(MDM)2

マスターデータは何かの基礎となるデータです。
普通はシステムを動かす前から入れておきます。
というか、入れておかないと困ったことになります。

例えば出退勤管理システムであれば、社員の情報とかですね。
社員の情報がないと誰が出勤してきたのか判断できません。
システムを使い始める時点ですでにシステムの中に入っているであろうデータがマスターデータです。

あと、ついでなので書いておくと

2.システムを動かすことによって蓄積されていくデータ

の方は「トランザクションデータ」と言います。

マスターデータ管理(MDM)3

気が向いたら、併せて覚えてあげてください。

以上を踏まえて

マスターデータを管理する

のが「マスターデータ管理」です。
「MDM」と表現されることも あります。
マスターデータを整理して、整合性を保ち、使い勝手を良くする作業です。

マスターデータ管理(MDM)4

「MDM」と表現された場合は「Master Data Management(マスター・データ・マネジメント)」の略です。
気が向いたら、覚えてあげてください。

マスターデータ管理(MDM)5

※「Master Data Management」を何となく日本語にすると「主人の情報を管理」となります。[詳細]

規模の小さいシステムを基準に考えると「マスターデータの管理って普通にやるものじゃん?何をわざわざもったいぶってるの?」と感じるかもしれません。
ですが、システムの規模が大きくなるとマスターデータの種類や量も増えます。
そうすると、マスターデータ同士の整合性を保ったり、便利に使える状態を維持するのが、意外と大変なのです。

例えば、そうですね。

ピヨピヨカンパニーでは工程管理システムと販売管理システムを使っています。

マスターデータ管理(MDM)6

どちらのシステムも「製品データ」がマスターデータとして必要です。
工程管理システムでは「どの製品を作っているか」を管理する必要があります。
販売管理システムは「どの製品を売ったのか」を管理する必要があります。
どちらのシステムでも製品の情報が必要です。

マスターデータ管理(MDM)7

もし、この2つのシステムのマスターデータの中身が違ったら、どうでしょう?
例えば、ピヨ太君イチオシの新商品「ピヨカレー」が販売管理システムの製品データには入っていません。
工程管理システムの製品データには入っています。

マスターデータ管理(MDM)8

そうすると、ちょっと困りますよね?
システム上、ピヨカレーを作ることはできても売ることができません。
工程管理システムはピヨカレーの存在を知っていますが、販売管理システムは知らないからです。

マスターデータ管理(MDM)9

あるいは、工程管理システムの製品データは製品番号が3桁だったのに対し、販売管理システムの製品データは製品番号が5桁になっていたとしましょう。

マスターデータ管理(MDM)10

これも、ちょっと困りますよね?
実際の製品番号が3桁なのか5桁なのか判断できません。

マスターデータ管理(MDM)11

そんな困った事態になるのを避けるために「システム毎に散らばっているマスターデータを統合して一括で管理しますべや!」というのがマスターデータ管理です。

とはいえ、システムを作ったらマスターデータの管理は当たり前にやっているはずです。

わざわざ「マスターデータ管理」と言った場合は、もっと本腰入れてやるイメージです。
1つのシステムの中だけの話ではなく、大局的に見て、正確で、かつ使いやすい状態のマスターデータを作り上げて維持する作業を指します。

ちなみに、マスタデータ管理のことを「MDM」と表現する場合がありますが、世の中には「モバイルデバイス管理」を意味する「MDM」という用語もあります。
モバイルデバイス管理の方のMDMは「モバイル端末スマホとか)情報セキュリティ周りを(一元的に)管理すること」を意味する用語です。

マスターデータ管理(MDM)12

どちらの意味を意図して「MDM」と表現しているかは文脈から判断してください。


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一言でまとめるよ

まぁ「マスターデータ管理(MDM)」って単語が出てきたら「マスターデータ(何かの基礎となるデータでシステムを動かす前から入れておく必要のあるデータ)を本腰入れて管理するんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「master(マスター)」の意味は「主人」とか「雇い主」とかです。
「data(データ)」の意味は「資料」とか「知識」とか「情報」とかです。
「管理」は日本語ですね。
何となく くっつけると

主人の情報を管理

となります。






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