「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

Reverse Address Resolution Protocol

pointこの用語のポイント

pointAddress Resolution Protocol(ARP)の逆だよ

pointMACアドレスからIPアドレスを調べる仕組みだよ

point本当は、通信プロトコルだよ

point「RARP」と表現されるのが一般的だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

Reverse Address Resolution Protocol(読:リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)とは

いわゆる「RARP」のこと。
用語の中身としては

ARP(IPアドレスからMACアドレスを調べる仕組み)の逆
であり

MACアドレス(ネットワーク機器に割り当てられた住所)からIPアドレス(インターネットをするときにコンピュータに割り当てられる住所)を調べる仕組み
です。
もう少し正確に書くと

通信するときに使う お約束事(通信プロトコル)のひとつ
であり

MACアドレスからIPアドレスを調べる仕組みで使う お約束事
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
RARP(ラープ、アールエーアールピー)」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
RARPの正式名称(?)が「Reverse Address Resolution Protocol」です。
Reverse Address Resolution Protocol」の頭文字を取ったのが「RARP」ね。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)

※「Reverse Address Resolution Protocol」を何となく日本語にすると「逆・住所を解決するときに使うお約束事」となります。[詳細]

以上が「RARP」の意味を知っている人向けの説明です。

「RARPって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩4

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として

MACアドレス(マックアドレス)
IPアドレス
通信プロトコルプロトコル
Address Resolution ProtocolARP


について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

MACアドレスは「ネットワーク機器に割り当てられる住所」です。
通信において、データの受け渡し先を特定するときに使われます。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)2

IPアドレスは「ネットワーク上の住所」です。
インターネットっぽい通信において、送信先を特定するときとかに使う情報です。
「198.51.100.2」のような形式になっています。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)3

MACアドレスとIPアドレスは、どちらも「住所」に相当する情報です。
ただし、用途が違います。

MACアドレスは「次に、どこに届けるか」を表現するときに使う情報です。
一方のIPアドレスは「最終的にどこに届けるか」を表現するときに使います。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)4

すんごい頑張れば、どちらか片方だけでも通信できるのでしょうけどね。
どちらか片方しかないと効率が悪いので両方あるのだと思います。

通信プロトコルプロトコルは「通信するときに使う お約束事」です。

通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)5

そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決められています。
言い方を変えると

通信するときは、お約束事が必要

なのです。

この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)6

Address Resolution Protocolは「IPアドレスからMACアドレスを調べる仕組み(で使う お約束事)」です。
一般的には「ARP」と表現されます。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)7

「ARP」の最後の「P」は「protocol(プロトコル)」の頭文字です。
よって、本来の意味で言えばARPは通信プロトコルです。

とはいえ、仕組みそのものを意図して「ARP」と表現している場合も あります。
そこら辺は、ゆるく解釈してあげてください。

ARPの仕組みは簡単と言えば簡単です。

まず、IPアドレスをMACアドレスに変換したいコンピュータが「お~い、このIPアドレスの奴は返事をしろ~!おまえのMACアドレスは何だ~?!」と大きな声を出します。
どれくらい大きな声かというと、同じネットワークにいる全部のコンピュータに聞こえるくらい大きな声です。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)8

この声が聞こえたコンピュータのうち「あっ、自分は、そのIPアドレスじゃないや」なコンピュータは返事をしません。
自分には関係ないので無視します。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)9

「あっ、自分は、そのIPアドレスだ」なコンピュータは「俺のMACアドレスは、これだ~!」と返事をしてあげます。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)10

これでIPアドレスをMACアドレスに変換したいコンピュータは、IPアドレスに対応するMACアドレスを知ることができましたね。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)11

めでたし、めでたし。

実際には、もう少し あれやこれやが あれやこれやですけどね。
大雑把な仕組みは、そんな感じです。

以上を踏まえて

「このMACアドレスの機器は、どのIPアドレスを使えばいいですか~?」を調べる仕組み(で使う お約束事)

が「Reverse Address Resolution Protocol」です。
少しニュアンスが違いますが

MACアドレスをIPアドレスに変換する仕組み(で使う お約束事)

とも言えますかね。
上でも書きましたが、一般的には「RARP」と表現されます。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)12

※本ページでも以降は「RARP」と表現します。

「RARP」の最後の「P」は「protocol(プロトコル)」の頭文字です。
よって、本来の意味で言えばRARPは通信プロトコルです。

とはいえ、仕組みそのものを意図して「RARP」と表現している場合も あります。
そこら辺は、ゆるく解釈してあげてください。

また、RARPの最初の「R」は「Reverse(リバース)」の頭文字です。
意味は「逆」とか「反対」です。
ARPの逆だから「RARPリバースARP」です。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)13

確かARPは「IPアドレスからMACアドレスを調べる仕組み」でした。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)14

RARPは「MACアドレスからIPアドレスを調べる仕組み」です。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)15

逆ですよね。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)16

RARPの仕組みは簡単と言えば簡単です。

まず、IPアドレスが知りたいコンピュータが「お~い、俺のMACアドレスはコレなんだけど、どのIPアドレスを使えばいいの~?!」と大きな声を出します。
どれくらい大きな声かというと、同じネットワークにいる全部のコンピュータに聞こえるくらい大きな声です。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)17

そうすると、答えを知っているコンピュータが「あまえのIPアドレスは、これだ~!」と返事をしてあげます。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)18

これでMACアドレスに対応するIPアドレスを知ることができましたね。

Reverse Address Resolution Protocol(リバース・アドレス・レゾリューション・プロトコル)19

めでたし、めでたし。

実際には、もう少し あれやこれやが あれやこれやですけどね。
大雑把な仕組みは、そんな感じです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Reverse Address Resolution Protocol」って単語が出てきたら「RARP(MACアドレスからIPアドレスを調べる仕組み(で使うお約束事))のことなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像065
書籍画像003

おまけ

■訳してみるよ

「reverse(リバース)」の意味は「逆の」とか「反転する」とか「逆転する」とかです。
「address(アドレス)」の意味は「住所」とかです。
「resolution(レゾリューション)」の意味は「解決」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
何となく くっつけると

逆・住所を解決するときに使う お約束事

となります。





書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本
サイバーセキュリティお嬢様と学ぶ 情報セキュリティの基本
ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた