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Ethernet over MPLS

pointこの用語のポイント

pointMPLSとイーサネットが合体したやつだよ

pointVPNとかで使うよ

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簡単に書くよ

Ethernet over MPLS(読:イーサネット・オーバー・エムピーエルエス)とは

イーサネットのデータをMPLS(IPアドレスの代わりにラベルを使うやり方)に乗っけるための仕組み
です。


image piyo

詳しく書くよ

サクっと一言で説明すると

イーサネットMPLSを合体させたやつ

が「Ethernet over MPLS」です。

Ethernet over MPLS

Ethernet over Multi-Protocol Label Switching(イーサネット・オーバー・マルチ・プロトコル・ラベル・スイッチング)」の略で「Ethernet over MPLS」ね。

Ethernet over MPLS2

※「Ethernet over MPLS」を何となく日本語にすると「『荷札で切り替える複数のお約束事』の上にイーサネット」となります。[詳細]

……と、いきなり言われても分からないですよね。
大丈夫です。
順番に見ていきましょう。

まずはイーサネットの説明をします。

イーサネットは「LANに採用されている通信規格」です。
LANの規格のうち、主に物理的な部分に関する規格です。
よく分からない人はLANのことだと思っても かまいません。
それでも、よく分からない人はインターネットのことだと思ってください。

次にMPLSの説明をします。

MPLSは「IPアドレスの代わりにラベルを使って『どこに行けば良いのー?』を判断する仕組み」です。

インターネットなどの通信では、データの送り先をIPアドレスで指定します。
例えば、データに「送り先IPアドレス:192.168.0.2」みたいな内容が書いてあれば、そのデータはIPアドレスが「192.168.0.2」の機器に届けられます。

Ethernet over MPLS3

この送り先の指定をIPアドレスの代わりにラベルでやるのがMPLSです。

MPLSの仕組みでは(MPLSに対応している)最初のルータさんに到着した時点でパケット(通信用に細切れにしたデータ)に対してラベルをペタっと貼りつけられます。
ラベルには「目的地はあそこで、あー行って、こー行って、そー行くよ」な情報が書かれています。

Ethernet over MPLS4

ラベルを貼られたパケットは次のルータさんに向かいます。

Ethernet over MPLS5

次のルータさんではラベルを見て「あっちに行け」と指示を出します。

Ethernet over MPLS6

それを繰り返していたら最後のルータさんに到着しました。

最後のルータさんではパケットに貼りつけたラベルを剥がします。
もういらないですからね。
アフターサービスもバッチリです。

Ethernet over MPLS7

ラベルを剥がし終わったら「後は、いつも通りに通信してね~」とお届け先のコンピュータさん、あるいは次のルータさんに送り出してくれます。

Ethernet over MPLS8

これがMPLSの流れです。
MPLSの特性はVPN(なんちゃって専用回線サービス)などに活かされています。

ここまでは何となく理解できたでしょうか。

イーサネットとMPLSが理解できればEthernet over MPLSは理解できたも同然です。
まずはイーサネットとMPLSが理解できるように頑張ってください。

何となく理解できたら次にいきましょう。

ここにインターネットのデータがあります。

Ethernet over MPLS9

こいつがテクテク歩いていると途中のルータでラベルを貼られました。

Ethernet over MPLS10

そのまま歩いていくと次のルータに到着しました。
ルータはラベルを見て「あっちに行け」と指示を出します。

Ethernet over MPLS11

それを繰り返していると、あるルータに到着した時点でラベルを剥がされました。
つまり、最初の姿に戻ったわけです。

Ethernet over MPLS12

この流れにおいて、インターネットのデータは

1.インターネットのデータ
    ↓
2.ラベルを貼られたインターネットのデータ
    ↓
3.インターネットのデータ


と変身しています。

ここで

2.ラベルを貼られたインターネットのデータ

に注目してください。

イメージしやすいように「インターネットのデータ」と書きましたがLANのデータでも同じです。
要はイーサネットのデータです。

ラベルを貼るのはMPLSの仕組みでした。

ということは、ですよ。
ラベルを貼られたインターネットのデータは

MPLSの仕組みに乗っかったイーサネットのデータ

と言えます。
仕組みに注目すれば

MPLSと合体したイーサネット

と言えるでしょう。

長らくお待たせしました。
この「MPLSと合体したイーサネット」を実現するための仕組みがEthernet over MPLSです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Ethernet over MPLS」って単語が出てきたら「イーサネットとMPLS(IPアドレスの代わりにラベルを使うやり方)が合体した姿なんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
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おまけ

■訳してみるよ

「Ethernet(イーサネット)」の「Ether(イーサ)」は「エーテル」から来ています。
エーテルはフィクション作品に出てくることが多い薬ね。
「net(ネット)」は多分「ネットワーク」のことでしょう。
「over(オーバー)」の意味は「上に」とか「超えて」とかです。
「MPLS」は「Multi-Protocol Label Switching(マルチ・プロトコル・ラベル・スイッチング)」の略です。
「multi(マルチ)」の意味は「複数の」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「label(ラベル)」の意味は「名札」とか「荷札」とか「付箋」とかです。
「switching(スイッチング)」は「switch(スイッチ)」+「ing」です。
「switch(スイッチ)」の意味は「切り替える」とか「切り替わる」とか「スイッチ(何かを切り替える装置)」とかです。
何となく くっつけると

荷札で切り替える複数のお約束事の上にエーテルネットワーク

となります。




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