風まかせ文芸部|ふわっとことばあそび【卒業】
前回の【新生活】も、参加していただき、ありがとうございました!
今後とも引き続きよろしくお願いします!
さて、今週のお題です。
風まかせ文芸部・第46回お題企画
お題:「卒業」がテーマの
ショートショート、小説、詩、エッセイ――
ジャンルもスタイルも自由。
あなたの「風まかせな物語」を綴ってみませんか?
読んで、書いて、ゆるやかにつながる。
そんな小さな文芸部の企画にぜひご参加ください!
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締切:3月30日(月)23:59
参加方法:
• あなたの作品に #風まかせ文芸部 のタグをつけて投稿
• 可能であれば、過去の風まかせ文芸部の作品(どなたの作品でも!)に
コメントを一つ以上いただくと嬉しいです!
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「気が向いたときに、ふっと書いてみる」
そんな気軽さで、風のように参加していただけたら嬉しいです。
気軽にどうぞ〜!」
【鈴蘭さん】
「卒業」という言葉を、自分自身の内側へと静かに引き寄せた一編。
うまくいかない日々の中で続いていた“自分を責める習慣”から、そっと手を放す。
完璧でなくてもいいと認めたときに生まれる余白と、そこに差し込むやさしさ。
終わりではなく、軽やかな始まりとしての卒業を描いた、穏やかで芯のある作品です。
【片桐みかんさん】
見慣れた空の下で、故郷に別れを告げるひとりの門出。
胸に揺れる不安と期待を抱えながら、それでも前へと歩き出していく。
大切な記憶や人とのつながりをそっと胸にしまい、同じ空の向こうへ想いを重ねる。
静かな一歩の先にある未来をやさしく見つめた、澄んだ余韻の残る作品です。
【Tomさん】
たった数か月、言葉だけでつながっていた先輩とのやり取り。
顔も知らないまま終わった関係なのに、その不在は思いのほか静かに胸に残る。
触れられなかった距離と、確かにあった時間。
名付けきれない感情を抱えたまま過ぎていく三月を描いた、淡く切ない一編です。
【くろいるすけさん】
月や海、老いと生の気配が入り混じる、断片的で濃密なイメージの連なり。
意味をひとつに結ばせないまま、言葉だけが先へ先へと進んでいく。
どこか儀式めいた違和感と、突き放すような終わりの響き。
理解よりも感覚に触れてくる、異様で印象深い詩的世界です。
【kaoさん】
桜の花びらを追いかけながら、胸の奥にしまい込んだ想いに気づかないふりをする少女。
笑いでごまかしてきた時間と、言えなかった言葉が、卒業の空気の中で静かに揺れる。
短い会話と、たったひとつの見送りの瞬間に凝縮された別れ。
淡い憧れとやさしい余韻が残る、春の終わりの小さな物語です。
【⭐︎chobiちょび358⭐︎さん】
卒業の余韻の中、ふいに始まるふたりだけの時間。
思いもよらない誘いと、少しだけ戸惑う心が、軽やかに揺れる。
運命なんて信じていなかったはずなのに、どこかで期待してしまう瞬間。
いたずらのような一歩が、新しい物語の気配をそっと運んでくる一編です。
【水玉さん】
桜の花びらが舞う季節に訪れた、ひとつの衝突と、その奥にあったやわらかな想いを描いた物語です。
好きなものを守りたい気持ちと、子を想うがゆえの不器用な言葉。ぶつかり合うふたつの感情は、鋭く痛みを伴いながらも、どこか温度を失いきれません。言い過ぎてしまう瞬間や、引けなくなる意地、そのどれもが、ありふれていて、だからこそ胸に残ります。
春の風や桜の情景が、揺れる心をそっと包み込みながら、関係の距離を静かに映し出していく一編。
大切なものを「手放さない」と決めることの意味を、静かに問いかけてきます。
【適温より1℃低めさん】
書くことに費やした時間と、書けなくなってしまった現在。その間に横たわる、言葉にしづらい空白を静かにすくい取る物語です。
一年という時間の重みと軽さ、そして「何もしていない」と切り捨ててしまいそうになる日々の中に、確かに積もっていたもの。軽妙な語り口の裏に、創作と向き合う痛みや、うまくいかなさが滲みます。
風変わりな書店と、どこか核心を突いてくる店主との出会いが、止まっていた何かを揺らし始める予感を孕んでいます。
書くことと生きること、その境界に立つような一編です。
【大島蓮司さん】
静まり返った校舎と、消えずに残り続けるひとつの言葉。時間の流れから取り残されたような場所で、「別れ」の意味を静かに問いかける物語です。
卒業という節目に置いてきたはずの感情は、年月を経てもなお、形を変えずそこにあり続けます。懐かしさとも、後悔とも言い切れない重みが、廃校の空気と重なり、読み手の内側にじわりと染み込んできます。
淡々とした語りの中に潜む、逃れられない停滞と、終わらなかった「さようなら」。
過去に区切りをつけるとはどういうことなのかを、静かに見つめさせる一編です。
【kazeさん】
淡々とした言葉の裏に、まっすぐで不器用な想いが滲む一編です。
「卒業」という節目に対する違和感と反発が、ぶっきらぼうな語り口で綴られながらも、その奥には確かな感謝や繋がりが静かに息づいています。突き放すような言葉と、受け取ったものの重み。その距離感が、かえって関係の深さを浮かび上がらせます。
短い言葉の中に、言い切れなかった気持ちが余白として残る作品。
素直になれない優しさを、そっとすくい上げています。
【カイロウドウケツさん】
突き放すような語り口の中に、世界への違和感と、どこか乾いた優しさが同居する作品です。
「卒業できない」という普遍的な性質を起点に、個人の感情から社会の構造へと視線を広げていく語りは、鋭さと諦観を帯びながら進んでいきます。繰り返される現実への冷ややかな認識の中で、それでもなお言葉を紡ごうとする意志が、静かに輪郭を持ち始めます。
終末の気配すら漂わせながら、不思議と軽やかに差し出される「誘い」。
皮肉と想像力のあわいで、世界の見方を揺さぶる一編です。
【藍出紡さん】
やわらかな言葉で綴られた、小さな別れと祝福の物語です。
子どもの視点から見上げる「大きな背中」と、その先へ進んでいく人たちの姿。何気ない仕草や笑顔が、胸の奥にあたたかく残り、言葉にならない感情をそっと浮かび上がらせます。
ひらがなの素朴さが、そのまま気持ちの純度を伝えてくる一編。
さみしさとお祝いが同時に存在する、やさしい瞬間を静かにすくい取っています。
【財布野紐ゆるみさん】
背伸びと諦めのあいだで揺れる心と、ほんの小さな選択がもたらす変化を描いた物語です。
手の届かないものへの憧れと、無難に過ごすための距離感。その均衡の中で過ごしてきた日々に、ひとりの存在が静かに影を落とします。関わらないはずだった相手へと向かう一歩は、やがて自分自身の在り方を少しずつほどいていきます。
甘さと冷たさが混ざり合うような記憶の質感が印象的な一篇。読み終えたあと、何気ない選択の中にある「自分らしさ」を、そっと見つめ直したくなります。
【Ryuさん】
変わらないと思っていた関係と、変わっていく現実のあいだで揺れる心を描いた一篇です。
言葉では「変わらない」と確かめ合ったはずの友情。それでも時間と環境は少しずつ距離を生み、気づけばその隔たりに戸惑う自分がいる。置いていかれたような感覚と、それでも確かに残っているつながりが、静かに交差していきます。
再会の一瞬と、その後の決意がやさしく響く物語。終わったように見えた関係の中に、もう一度踏み出す余白があることを、まっすぐに伝えてくれます。
【終わりに】
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皆さんの作品をじっくり読み込むための、週末の美味しいコーヒー代にさせていただきます☕️
