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風まかせ文芸部|ふわっとことばあそび【花見】

前回の【卒業】も、参加していただき、ありがとうございました!


今後とも引き続きよろしくお願いします!
さて、今週のお題です。

風まかせ文芸部・第47回お題企画


お題:「花見」がテーマの
ショートショート、小説、詩、エッセイ――
ジャンルもスタイルも自由。
あなたの「風まかせな物語」を綴ってみませんか?

読んで、書いて、ゆるやかにつながる。
そんな小さな文芸部の企画にぜひご参加ください!



締切:4月6日(月)23:59

参加方法:
• あなたの作品に #風まかせ文芸部 のタグをつけて投稿
• 可能であれば、過去の風まかせ文芸部の作品(どなたの作品でも!)に
 コメントを一つ以上いただくと嬉しいです!

「気が向いたときに、ふっと書いてみる」
そんな気軽さで、風のように参加していただけたら嬉しいです。
気軽にどうぞ〜!」

【鈴蘭さん】

春のひとときに寄り添う、静かな記憶の断片をすくい上げた一篇です。

満開の桜の下で過ごす時間は、毎年同じようでいて、決して同じにはなりません。誰と並んで立っていたのか、どんな空気を感じていたのか——そんなささやかな瞬間が、やわらかく心に残っていきます。

移ろいゆく季節とともに積み重なる「覚えていること」を、やさしいまなざしで見つめた作品。読み終えたあと、自分自身の春の記憶にもそっと触れたくなるような、穏やかな余韻を残します。

【しゅうびさん】

言葉ひとつから始まる、ささやかな期待と、その行き場を描いた一篇です。

「一緒に」という約束に心を寄せ、丁寧に準備を重ねる時間。そのやわらかな高まりとは裏腹に、当日の空気は少しだけずれていきます。人の輪の中にいるはずなのに、どこか外側に立ってしまう感覚が、静かに、しかし確かに伝わってきます。

咲ききらない桜と、言葉にならなかった思い。春のにぎわいの中でこぼれ落ちる感情を、過不足なくすくい取った作品です。読み終えたあと、胸の奥に小さな余韻が残ります。

【大島蓮司さん】

名も来歴も語らぬ男が、春の夜にふと現れる――その佇まいから始まる、静謐で余白の多い一篇です。

月と桜、そして川面に揺れる花あかり。移ろう光景のなかで、かすかな記憶だけが輪郭を持たずに立ち上がります。触れようとすれば消えてしまいそうな過去と、あえて掬わずに見送る現在。その距離感が、作品全体に淡い余韻を残します。

語られないことの中にこそ情緒が宿る、しみじみとした美しさを湛えた作品です。読む者の心にも、ひとつの夜の景色が静かに灯ります。

【⭐︎chobiちょび358⭐︎さん】

記憶の中に残る「一度きりの時間」を、まっすぐに切り取った短い物語です。

桜を見るたびによみがえるのは、にぎやかで、少しだけ特別だったひととき。笑い合い、同じ景色を分かち合った記憶が、春の光とともに鮮やかに立ち上がります。

簡潔な言葉のなかに、確かな温度が宿る一篇。読む者それぞれの「忘れていない春」を、そっと呼び起こします。

【ABC共創ラボ|語りとAIの未来設計所さん】

にぎやかな場の中で、ほんの少しだけ外側に立つ視線を描いた、静かな一篇です。

笑い声や賑わいに包まれながらも、ふと見上げた先にある桜と空。その広がりに心を預けるような瞬間が、さりげなく切り取られています。交わされる何気ない言葉と、その奥にある感覚のずれが、やわらかく印象に残ります。

手の中の盃と、変わらずそこにある桜。短い中に、場の空気と個の感情が静かに共存する作品です。

【財布野紐ゆるみさん】

小さな「一歩」が、静かにかたちを変えていく過程を描いた物語です。

画面の向こうの言葉に背中を押され、ほんの些細な行動を選び取る主人公。その一歩はすぐに何かを変えるわけではなく、むしろ変わらない日常の中に溶けていきます。それでも、やがて別の誰かや時間とゆるやかに結びつき、思いがけない広がりを見せていきます。

ひとりでいることと、誰かと関わること。そのあいだを行き来しながら積み重なる選択が、やさしく肯定されていく一篇。読み終えたとき、自分の歩幅もまた、そのままでいいのだと思わせてくれます。

【カイロウドウケツさん】

静けさの中にある親密さを、そっと掬い上げた短歌です。

流れていく桜筏をじっと見つめる姿と、その隣にある穏やかな気配。言葉は少なくとも、そこに流れている時間や関係のやわらかさが、自然と伝わってきます。

動かない視線と、ゆるやかに流れる春の景色。その対比が、読み手の心にも静かな余韻を残します。

【適温より1℃低めさん】

日常のすぐ隣にひらいた、少しだけ不思議な書店を舞台にした物語です。

中庭に面した静かな店構えと、その奥に広がる現実離れした書庫。整然としているようで、どこか法則の通じない空間と、飄々とした店主・蜜柑さんの存在が、作品全体にやわらかな違和感を漂わせます。

新米書店員として足を踏み入れた「ぼく」の視点を通して、本と空間の奥行きがじわりと広がっていく一篇。現実と非現実の境界が静かに揺らぐ感覚を、穏やかに楽しめる作品です。

【leal_violet3340さん】

春の光に誘われて、内側から外へと心がほどけていく様子を描いた詩です。

静かな日常に差し込むやわらかな変化と、桜がもたらす一時の高揚。その両方を見つめながら、街そのものが息づくように表情を変えていく過程が、穏やかな言葉で綴られています。

外へ踏み出す小さなきっかけと、季節に寄り添う人々の姿が印象的な一篇。読み手の中にも、春の空気とやさしいざわめきをそっと呼び起こします。

【藍出紡さん】

やわらかな視点で切り取られた、春のひとこまが愛らしく広がる一篇です。

桜の花びらを「おいかけっこ」と捉える感性や、食べるしぐさ、わんこの気配など、ささやかな出来事がやさしい言葉で連なっていきます。その無垢なまなざしが、景色全体をぽかぽかとした温度で包み込みます。

何気ない時間が、そのまま大切な思い出になっていくような詩。最後のひとことが、春のひだまりをそっと引き延ばしてくれます。

【片桐みかんさん】

人ならざる視点から、桜と人間の関係を見つめ直した、軽やかで風刺の効いた一篇です。

人間が気づかない時間や景色を知るカラスの語りには、どこか達観した温度があり、同時に小気味よい皮肉もにじみます。賑わいの裏側にある静けさや、移ろいへのまなざしが、ユーモラスな語り口の中にしっかりと根を張っています。

飄々とした声の奥に、季節を見届ける存在の確かさが感じられる作品。読み終えたあと、桜の見え方が少しだけ変わるかもしれません。

【不思議の国のアリスさん】

祝祭のにぎわいの中で、ひとり静かに揺れる心をすくい取った詩です。

舞い落ちる花びらと、手元のコップ。その小さな景色に、過去や夢の余韻が重なり、言葉にならない感情が淡く滲んでいきます。周囲の明るさとは裏腹に、内側で反響する思いが、繊細に描かれています。

春のきらめきと、ほろ苦い余韻が同時に残る一篇。読み終えたあと、ふとした瞬間の感情の揺らぎに、そっと目を向けたくなります。

【Ryuさん】

華やかな宴の裏側で、静かに咲き誇る一本の桜。ベランダから見下ろす景色には、かつての傷跡と彼女の真摯な願いが秘められています。花と向き合う清らかな眼差しが、浮ついた心に優しい風を運ぶ、心温まる物語です。

【終わりに】


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