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「あいあーい」が僕を救う。2041年に息子と「確定申告」をするための、僕たちの静かな挑戦。

「あいあーい!」という魔法のコトバ


いってきまーす!
ばいばーい!

仕事に出かける時のルーティーン。
僕は息子の目の前までいって、
必ず伝えるんだ。

すると、
僕に手の平を向けるのではなく、
手の甲を向けて、

あいあーい!(バイバイ)

って返事をしてくれる。

この言葉と行動は
僕にとってベホマなんだ。

この一言で
僕のHPは全回復する。
今日もがんばるぞって…

この行動で
僕は原点へと立ち返る。
息子の世界を一緒に進むぞって…

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
自閉症児パパ先生のあすぱら先生です。

少しだけ自己紹介させてください。

現在、38歳。
15年間ずっと、
地域の公立中学校で先生をしていましたが、
2024年の4月から
特別支援学校の先生として、
新しいチャレンジをしています。

あすぱら先生の家族は、
僕、ママ、長女(中学生)、次女(小学生)、長男(5歳)の5人。

息子にバイバイという時は、
必ず目の前に行って伝えます。
そうしないと、
自分に対して言われているのか
分からないこともあるので。

息子がバイバイをする時は、
手の甲を僕の方に向けます。
通称“逆さバイバイ”と呼ばれます。
相手視点になりにくい息子は、
僕のバイバイを見たまま真似するんです。

これが僕たちの日常。

こんな言い方はいけないのかもしれないけど、
少し他の子どもたちとはちがいます。

でも、
これが僕が新しい道を選んだ原点。

もう2年前になりますが、
当時3歳だった長男が
知的な遅れを伴う自閉症スペクトラム
の診断を受けました。

子どもたちの人生に彩りを

 そんなミッションを胸に、僕の挑戦は始まりました。

ちょっと変わってるけど、とってもあったかいアスパラガス家の日常


あいあーい!

息子はこのコトバを練習する場面が
たくさんあります。
まだ、
基本的には
「ば」を「あ」としか
発音しません。
でも、
ときどき「ば」になることがあります。

そんな時
あすぱら家はどうなると思いますか?

娘たちも、ママも、パパも、
「すごーい!!」って全力で喜びます。

息子は現在5歳。

まだ話せません。
まだオムツです。
食事も手で食べてるし、
人が多い所は苦手です。

でもね、

「あいあーい」の「あ」が「ば」になってきました。
自分の名前を認識して、「ハイッ」と返事できるようになりました。
家のトイレに10秒座れるようになりました。


こんな時、
あすぱら家の家族は全員が
新聞の号外ニュースが出た時のように
大喜びします。

娘たちに
特に息子のことを詳しくは話していません。
でもなんとなく分かっているのか、
とっても優しいんです。
息子の特性をとっても理解してくれている。

きょうだい児って
大変なこともたくさんあるけど、
ステキなこともたくさんあります。

将来が不安じゃないかって言われると、
めちゃめちゃ不安です。

息子のこれからの成長、
子育ての困難、
息子が大人になってからの生活、
僕たちの将来、
これからどうなるんだろう…
って。

でも気がつけば、
あすぱら家の日常の真ん中に息子がいて、
なぜか家族みんなが笑顔になってる。

「あ」が「ば」になっただけで、
「ハイッ」って返事ができただけで、
トイレに10秒座れただけで、

とっても笑顔になれる家族って
ステキですよね。

全部息子が僕たちに
伝えてくれてるんです。

あすぱら家の中心には
いつも息子がいます。

障がいだろうとなかろうと、個性はキラキラ輝いている


息子と生活していると、
障がいのことを
いつの間にか忘れている時があります。

公園に行くと、
人混みが苦手な息子は
遊具に遊びに行こうとはしません。

だから、
いっつも公園の隅っこを
ずーっと歩き回っています。

でもある時、
気づいたことがあって、
息子は人混みが苦手なんですが、
それ以上に
きらきら光る木漏れ日が大好きなんです。

遊具よりも木漏れ日。
木々の葉が揺らめく音と
その葉から漏れる光を
じっくり楽しみます。

これって障がいだからっていうより、
息子の豊かでとってもステキな個性。

僕がこれまで生きていく中で、
木漏れ日になんて注目したことなかったですが、
息子にはそんなステキな個性があるんです。

おかげで、
僕も今や木漏れ日に夢中です。

ついつい、
息子には障がいがあるからって
思っちゃうけど、実はちがう。

息子には息子の個性があるんです。

逆さの世界が大好きで、
テレビの画面を逆さから見たりします。

数字が大好きで、
すぐに1~20までを覚えて、
今は1~100までの数字を言えますよ。

そんな息子を見ていると、
障がいのことなんて忘れています。

だから、僕は思うんです。

障がいがあろうとなかろうと、
個性はキラキラ輝いている

って。

そんな息子と出会って
僕は決心しました。

ずっと地域の中学校で
社会科教師として働いてたんですが、

息子と同じような障がいのある子どもたちが通う
特別支援学校の先生になろう

って。

子どもたちの人生に彩を~障がいの有無にかかわらず、個性がかがやく社会へ~


そう決心して、
特別支援学校の教員免許を持っていなかった僕は、
すぐに通信制の大学で免許をとる準備をして、
おもいっきり勉強しました。

勉強を進めていく中で、
ある企業の存在を知りました。

HERALBONY(ヘラルボニー)

ヘラルボニーに関わるデザイナーさんは
障がいのある方たちです。

デザイン料で給料を得て、
ついに確定申告しなければいけない人たちも
出てきました。

障がいのある方が
自分の個性を輝かせて
自分でお金を稼いで
確定申告をする。

まさに、
僕がめざす未来を
もうほとんど実現している企業でした。
この企業の存在を知って、
ますます
僕も挑戦しようって
思えたんです。

息子の将来はまだまだ明るいって。

そんなこんなで、
昨年の4月から、
主に知的な遅れを伴う子どもたちと一緒に
生活をしています。

誕生日を一度聞いたら絶対忘れない子
野球やサッカーに夢中になっている子
電車が大好きな子

学校にくる子どもたちにも、
それぞれの個性があって、
とってもキラキラ輝いています。

子どもたち一人ひとりがかがやける未来をひらく。

特別支援学校の先生として、
僕の人生のミッションが
具体的にスタートした瞬間でした。

❝子どもたちの人生に彩(いろどり)を❞

決してゴールではありません。

ここからが
僕と息子にとってのスタート地点。

だから、
この気持ちを忘れないために、
2041年、
息子が20歳になった時を想像して、
未来の日記を書いたんです。

僕の叶えたい夢


僕には「叶えたい夢」があります。

それは、

息子が将来大人になった時に、
息子が個性を輝かせて、
息子自身でお金を稼いで、
確定申告をすること。

だから、
まずそのスタート地点として、
特別支援学校という場所で
子どもたちと過ごすことを選択しました。

そして、
知的な遅れを伴う自閉症児のパパとして
note、X、Threadsで毎日僕の日常を発信しています。

自閉症スペクトラムという障がいは、
身近な社会で出会わないと知ることがありません。

僕も息子と出会うまでは
本当に表面的なことしか知りませんでした。

そんな社会を少しずつ変えていくためにも、
まだまだ未完成だけど、
とっても不器用だけど、
静かに少しずつたんたんと、
発信できる場を広げていきたいと思っています。

最後に〜新たなスタートをきった2025年、静かに積み重ね続ける2026年〜


2026年が始まりました。
新しい1年の始まりです。

noteで日記を綴るようになって、
僕の生きる世界が少しずつ広がっていっています。

特に、昨年(2025年)は
僕にとって一般の中学校の先生から
特別支援学校の先生に変わるという
大転換の1年でした。

これも息子と出会って、
そして、
このnoteで毎日発信し、
自分の生きる道を振り返り続けられたから
つながった道です。

息子の小さな小さな個性を発見し、
それを2人で磨いていく。

そして、

僕の人生を、
息子の成長とステキな個性を、
noteで発信していく。

僕と息子の静かな挑戦。

息子とともに
これからも広がっていく道だと
信じています。

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