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入学式で担任が気をつけるべきこと|新入生は本当に「何もわからない」

入学式は新入生が「初めての連続」に押しつぶされそうな日です。

新一年生の担任になったあなたへ。
あなたにとっては当たり前でも、彼らは本当に何もわかりません。




📚お品書き

  1. 座席表は丁寧に作る

  2. 各席に詳細プリントを置く

  3. 新入生は“本当に”何も分からない

  4. 副担任の“机間指導”が効く

  5. 保護者への印象は“入学式で決まる”

  6. まとめ




🔗リンク集《HR経営シリーズ》




1. 座席表は丁寧に作る🫠

新入生はまず、生徒玄関でクラスを確認し、HR教室へ向かいます。
そのとき、HR教室の廊下側にある座席表が見やすいかどうかが最初の関門です。

特に重要なのは、
黒板の位置が横になる座席表を掲示すること。

黒板が上の座席表をそのまま貼ると、教室に入った瞬間に向きが90度変わり、新入生は混乱します。
また、黒板上の座席表を90度回転して掲示すると、氏名まで横向きになり、第一印象としても避けたいところです。

し~がるの独り言💬 @付きフォントの活用
Excelで座席表を作る際、フォント名の頭に「@」を付けると文字が左に90度回転します。
また、黒板上(生徒用)・黒板下(教師用)・黒板横(廊下用)の三種類をリンクで連動させておくと、一つ作るだけで全パターンが自動で完成するので便利です。

し~がる

さらに、
黒板にも座席表を掲示しましょう。

廊下で確認したつもりでも、教室に入ると分からなくなる新入生は多いです。当たり前ですが、こちらは黒板が上にある座席表です。

なお、
掲示の工夫については、「できる教師か、それ以外か|イベント準備で分かる7つの視点」も参考にしてください。




2. 各席に詳細プリントを置く📄

  • 本日の時程

  • トイレの場所(今、行っておく旨、明記)

  • 会場図(会場で座る席を明記)

  • 入場の流れ(担任の位置と新入生の動き)

  • 回収物一覧(忘れた場合の補足説明)

入学式の日、新入生はとても早く登校してきます。
HR教室で時間を持て余すため、プリントは驚くほど丁寧に読みます。

そのため、
「読めば分かること」はプリントに任せる。
これだけで、入学式前のSHRで担任が話す内容を最小限にできます。



3. 新入生は“本当に”何も分からない😥

校舎の位置関係も、先生の顔も、クラスメートの名前も分かりません。
迷子になったら、担任も副担任も探しようがありません。

だからこそ、HR教室で以下を強調します。


3-1. 並び方の徹底(前後の顔を覚えさせる)😶

出席番号順で廊下に並ぶ学校が多いと思います。
並ぶ前に、HR教室で

  • 前後の生徒の番号と顔を確認させる

  • 二列の場合は「二列目の先頭」を指名して明確にする

  • 複雑な並び方(男女別・偶数奇数など)の場合はプリントに明記する

新入生は、新しいことがたくさんで情報処理能力が追いつきません。複雑な指示は、混乱や不安を増やすだけです。


3-2. 担任は“目印”を持つ🚩

旗は持てませんが、出席簿に色付きバインダーを重ねて持つだけで大きな目印になります。

バインダーを高く掲げ、
「先頭にこのバインダーが見えていれば、この列は○組です」

と伝えておくと、他クラスについて行ってしまう事故を防げます。

し~がるの独り言💬 名前を呼んで仕事を頼む
教室を出て廊下に並ぶときがチャンスです。
例えば、出席番号が一番の新入生を名前で呼び「教室を出るとき、明かりと空調のスイッチを切ってもらえるかな。」と声を掛ける。
出席番号が一番最後の新入生を名前で呼び「みんなが教室を出たら、後ろのドアを閉めてもらえるかな。」と頼む。
名前を呼ばれた新入生は、もう自分の名前を担任が覚えていることにおどろくはずです。これで生徒との距離もぐっと近づきます。

し~がる




4. 副担任の“机間指導”が効く😀

副担任が協力してくれる学校なら、入学式前後のHR教室で 常に机間を巡回してもらう のが理想です。

  • 新入生は、不明点をすぐに質問できる

  • 副担任は、体調不良の新入生にすぐ気づける

これだけで、新入生の安心感は大きく変わります。




5. 保護者への印象は“入学式で決まる”🤔

保護者は、生徒以上に担任を観察しています。
そして、担任を直接見る機会は年間で数えるほど。

入学式は、ファースト・インプレッションの決定的瞬間です。

前日リハーサルをするくらいの心がまえで、丁寧に準備して臨む価値があります。悪い印象を持たれると、回復には時間がかかります。




🌱まとめ

経験のある教師ほど「慣れ」が邪魔をして、新入生や保護者への配慮が抜け落ちることがあります。

しかし相手は、

  • トイレの場所も分からない

  • 先生の顔も名前も分からない

  • クラスメートの顔も名前も分からない

そんな“分からないだらけ”の状態です。

その前提に立って準備をすることで、新入生にとっても、担任にとっても、最高のスタートが切れるはずです。
黄金の三日間」に、教師生命を賭す覚悟で臨んでくださいね。

あなたの、入学式へ向けての工夫点などありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。


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