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ジャガイモ)例年通りの栽培スケジュールでいいの?【家庭菜園】

家庭菜園でジャガイモは育てやすく、初心者向けと言われます。
わたしも貸し農園1年目に地主さんから種いもをもらって植えました。
その時教わったのは、

梅雨入りまでに収穫できるように
植える時を考える。大事なのはそれだけ。
あとは何もしなくても育つよ。

「何もしなくても」は言い過ぎですが、ほぼ世話なしでもジャガイモがとれて、1年目のビギナーは感動しました。(量や質は問わず、でしたが)


平均的な気候である「中間地(関東から九州にかけての平野部など)」では、

・2月下旬から3月上旬に種いもを植えつけ
・梅雨入り前に収穫

というスケジュールが多いと思います。

ただ、年々暑くなるのも梅雨入りするのも早くなって、そのスケジュールでいいのかな?と。

それで、2026年の気象予測をもとに、家庭菜園で春にジャガイモを例年通りに植えた場合、どこに注意すべきかを考えてみました。


【2026年の気象展望】

まず、今年(2026年)はどうなると考えられているかを整理します。

2026年は「ラニーニャ現象」と呼ばれる
特別な気象状態が終わりに近づく年

春は気温が上がりやすく
夏は非常に暑くなり
降水量も多くなる可能性

太平洋高気圧の動きが不安定になりやすく
その結果 梅雨の開始が平年より早まり
雨の量も多くなる

となると、ジャガイモ栽培最大の問題は、

収穫期と梅雨の時期が重なる⁈

あの時の地主さんの言葉が頭をよぎります。


2月下旬にジャガイモを植えつける――
平年であれば適期だけれど、今年はどうなるのか。

以下、今年の2月28日(土)にジャガイモを植えつけたとして、その後の生育段階の予測を順に書いていきます。
一般的なジャガイモの育ち方もわかるようにまとめてみました。


【ジャガイモの成長過程】

植えつけ〜芽が出るまで(2月28日〜3月下旬)

成長の様子 こんな段階です‪↓‬

土の温度が安定して10℃以上になると、
ジャガイモは芽を出し始めます。

2026年・天気の予想
「雨が少なく、晴れの日が多い」という予報です。
これは、植えつけ作業にも、土の中の種いもにも良い条件です。
水が多すぎて、種いもが腐る心配はほとんどありません。

暖かいとも予想されているため、ふつうは約30日かかるのが、今年は少し早くなって、3月20〜25日ごろに芽を出すのではないかと考えます。

・最大のリスク  おそい霜の被害

いちばん注意が必要なのは、芽が出た直後に強い冷え込みが来ることです。まだまだ「三寒四温」の時期ですから。

3月中旬の暖かさで急いで伸びた芽は、まだとてもやわらかく、寒さに弱い状態です。
そこに、晴れて風のない夜が重なると、地面の熱が空へ逃げてしまい、急に冷え込むことがあります。

どんな被害が出る?
地上に出た芽が凍って枯れてしまいます。
すると、種いもに残っている別の芽を使ってもう一度やり直すことになります。
そうなると、成長は2〜3週間遅れます。

2026年は特に危険、なぜ?
今年は梅雨が早く始まると予想されています。ここで成長が遅れると、収穫の時期が雨の季節に重なり、掘れずに腐ってしまうという最悪の結果になる可能性があります。

‪↓‬

2026年はジャガイモの芽が
いつもより早く出やすくなる
霜からきちんと守れるかどうかが
最初の分かれ道になりそう


茎葉が伸びる〜つぼみがつく(3月下旬〜4月中旬)

成長の様子 こんな段階です‪↓‬

葉が大きく広がり、光合成で栄養を作る「工場」が完成していく時期です。

2026年・天気の予想
気温は平年並みか、やや高め。
日差しもしっかり届く見込みです。

暖かいと成長が早まり、葉がよく茂って光合成が進みます。いい状態になりそうです。

・リスク  害虫とウイルス病

暖かい春は、虫にとっても過ごしやすい環境です。
特に注意が必要なのがアブラムシです。

アブラムシは、ジャガイモの病気のウイルスを運んできます。感染すると、葉にまだら模様が出ます。成長が止まり、収穫量が大きく減る可能性があります。

‪↓‬

葉がよく育ち
ジャガイモにとってはいい条件になりそう
一方で
病気を運んでくる虫が増えやすい時期に


いもができ、一気に太るまで(4月下旬〜5月中旬)

成長の様子 こんな段階です‪↓‬

葉で作った栄養が地下に送られ、いもが太り始めます。

2026年・天気の予想
夏に近づき、25℃を超える日(夏日)が増えてきます。

・リスク  水不足

いもが太る時期は、一番水を必要とします。
雨が多いのでは、との予想ですが、高温だと乾燥します。

「ジャガイモに水やりは不要」と言われたりします。
でも、さすがに水分が少ないままだと、いもが小さくなったり数が少なくなったりしてしまいます。

‪↓‬

高温が早まる年ほど 水分不足が
収穫量を左右する「見えにくいリスク」に


熟成〜収穫(5月下旬〜6月上旬)

成長の様子 こんな段階です‪↓‬

茎や葉が黄色くなり、いもの皮が厚くなって、保存できる状態になります。

2026年・天気の予想
最大の山場です。
「5月下旬に梅雨入り」と「急な暑さ」が同時に起こる可能性があります。

・リスク  腐る?収穫できない?

腐る危険
収穫前に大雨が続くと、いもを腐らせる菌が一気に増えます。
水はけの悪い畑だと、数日水に浸かるだけで地中で腐ってしまうこともあります。

収穫できない問題
土がぬれていると、掘ることができません。
無理に掘ると、いもに傷がついたり、保存中に腐ったりする原因になります。

暑さ+湿気のダブルパンチ
暑くて、雨が多いと、土の中は、高温で酸素不足になります。
これはいもにとって、「蒸し風呂で息ができない状態」です。
その結果、中が空洞になったり、黒く変色したりする、深刻な障害が起こります。

‪↓‬

2026年は「掘りどき」が短くなる
梅雨入り前に動けるかどうかが 最大の勝負所


今年のジャガイモ栽培は、「あとは何もしなくても〜」というわけにはいかないように思います。

【さて、どうすれば?】

問題は整理できました。
じゃあこれをクリアするには、どうすればいいのか――

考えてみます。



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