【通院レポ①】「まだ退院できないの?」終わりの見えない延長入院と、親子3人で初めて迎えた、特別な面会時間。【うちの子が生まれた時の話7】
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前回から引き続き、【通院レポ①】です!
『入院レポ』①②③はこちらです! ⇒
娘を一人、病院に残して退院したあの日から。
夫と私のどちらか一人が毎日病院へ通い、オムツ替えやミルクをあげる日々が続いていました。
病院は依然として感染症対策が厳しく、「二人同時には来ないで」と言われていたため、夫が行く日は、私は家で待機。
私が行く日には、夫に外の車の中で1時間ほど待ってもらっていました。
「いつ退院できるか分からない」真っ暗になった視界
面会を続けていたある日、看護師さんから娘の状態について、説明がありました。
「赤ちゃんの体重が、どんどん減っていっている。
新生児の体重減少(生理的体重減少)は、生まれてすぐならよくあることだけど、この子の場合は、その減少が止まらず、ずっと続いてしまっている状況」
このあとさらに、続けて説明がありました。
「入院期間は1週間以上延ばします。退院日がいつになるかは、今ははっきりと言えません」
その言葉を聞いた瞬間、私の目の前は真っ暗になりました。
「1週間くらい我慢すれば、赤ちゃんと一緒に暮らせる」
そう自分に言い聞かせて、必死に耐えていたのに。何とか持ち堪えていた気持ちの糸が、プツリと切れてしまったような気がしました。
ー 何かの病気なのだろうか?
ー 先天性の病気や障害を持って、生まれてきてしまったのだろうか?
何をしていても、娘の病気や、障害のことばかりが頭をよぎります。
産後もずっと体調の悪かった私は、その日から一日中ベッドの上で横になりながら、スマホで「新生児 病気」「新生児 体重減少 障害」などと、検索し続ける毎日を送り始めました。
そうして何かの情報を見つけては、毎日一人で、泣いていました。
薬の副作用で追い打ち。泣くことすらできない、人生最大の頭痛
毎日スマホで検索しては泣き続けていたせいか、一時的に下がっていた私の血圧が、ここへきて再び上がり始めてしまいました。
産院から、
「ある一定の数値を超えたら連絡して」
と言われていた数値をオーバーしたため、病院へ電話を入れました。
医師からは、
「疲れが出てきたのだと思う」と言われ、降圧剤を処方されることになりました。
しかし
「お母さんは来ないで。旦那さんに薬取りに来てもらって。」
とのこと。
家から結構遠い産院だったため、夫に、仕事の合間を縫って取りに行ってもらうことになりました。
今思い返しても、この期間中、夫にはいつも以上に本当に苦労をかけましたし、ガソリン代も凄まじいことになっていました…。
「夫よ、本当にごめん……」と、今でも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。(;_;)
しかし、夫が届けてくれた、その降圧剤を飲んだ直後。
私は、人生で感じたことのないレベルの凄まじい頭痛に襲われました。
あまりの激痛に、泣くことすらできません。
頭を抱えてのたうち回りながら、たまらず病院に電話すると、
「薬の副作用だね。そこまでひどいなら、もう飲まなくていい。代わりにゆっくり休んで」
と言われました。
私自身、二度と飲みたくないレベルの頭痛だったので、飲むのを止められて本当に救われました。
ガランとした新生児室。窓の向こうに、ポツンと一人
娘が退院できない間も、子どもに関する手続きは進めないといけません。
役所に出生届などの手続きをしたり、退院するより先に決まった娘の名前を、家族に伝えたり。
そんな中、子どもの名前を伝えた姉からのラインに書かれていた
「まだ退院できてないの?」
という何気ない一言。
悪気がないのは分かっているけれど、当時の私には、鈍器で殴られたような衝撃に感じました。
やがて、入院期間が長くなっていくにつれて、新生児室に何人かいた他の赤ちゃんたちが、一人、また一人と退院していきました。
気付けば、新生児室のガラス窓の向こうには、うちの子がポツンと一人だけ。
面会に行くたび、誰もいない広い新生児室で、ポツンとコットに寝かされている娘。
そんな光景を見るのが、本当につらくて、胸が引き裂かれそうでした。
あまりにも入院期間が長くなり、私たちの状況を察してくれたのか、ある日病院から提案がありました。
「今後の面会は、特別に夫婦二人で来てもらって大丈夫ですよ」
とのこと。
ついに、初めて夫と一緒に、ゆっくりと娘に会える瞬間がやってきました。
嬉しいと思っちゃいけない
ワクワクしながら、二人で病院へ向かいました。
お互いが娘を抱っこしている様子や、おむつを替えている姿、娘がミルクを一生懸命飲んでいる姿…。
私たちはここぞとばかりに、たくさんの写真や動画を撮りました。
「ミルク、前より上手に飲めてる気がするね」
「今のげっぷの音、かわいかったよね」
「うんちが上手に出来てたね」
そんな話を、夫とたくさんしました。
まだ、いつ退院出来るのかもはっきりしない手前、本当はこんな状況で「嬉しい」なんて、思ってはいけないことだったのかもしれません。
でも、あの面会時間は、私たち夫婦にとって間違いなく、心の底から、本当に嬉しい時間でした。
しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎ去ります。
「そろそろお時間です」
看護師さんに声をかけられ、現実に引き戻されます。
「今日こそは、このまま一緒に帰れるかもしれない」
心のどこかで抱いていた、淡い期待は静かに打ち砕かれ、その日もやはり、私たちは娘を置いて、二人きりで車に乗り込みました。
帰りの車の中で、
「でも、今日さ。いつも一人で面会の時には写真や動画を撮る暇なんてなかったけど。
今日は2人で会いに行けて、たくさん写真や動画を撮れたから。家でそれを見ながら、たくさん話そう。
これからは2人で行って、携帯の中にあの子の映像をたくさん残せるから。
すぐに退院できなくても、今までより寂しくないよ。」
そう言って、お互い励まし合っていました。
ー 搾乳した母乳を病院に届けていた私にとって、搾乳機に次ぐ必須アイテムといえば…そう、「母乳フリーザーパック」です。いくつか試した中で、圧倒的に使いやすかった母乳パックがこちらでした。ほかの母乳パックと比べて、『特に良かった』と感じた点が2つあります。
①切り口がダブルカットなところ
→手で触ったところに触れずに母乳が入れられます。潔癖症+1人目ということで気が立っていた私には、とても良かったです!
②注ぎ口と哺乳瓶への移し替え口が違うところ→①同様、衛生面をかなり気にしていた私にとって、哺乳瓶への移し替え口が注ぎ口とは違うところは、本当に嬉しかったです。ここが一番大きいポイントだったといっても過言ではありません。
通院レポ②へ続きます。
良かったら、引き続き、お読みいただけると嬉しいです。🙏
過去の出産レポ①②③は下記です。
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