育児の落とし穴 〜抱っこひも難しい〜
自己紹介
私は、働く人の健康をサポートする「産業医」をしています。普段は、産業医活動の「落とし穴」や日々の実践・考えを、noteやX(Twitter)で発信しています。
育休・育児シリーズを始めます
2025年に第一子を授かり、合計4ヵ月ほど育休を取得しています。この経験を通して得た学びを、『落とし穴シリーズ』として発信していきます。特に、これから育休を取ろうと考えている男性に参考になればと考えています。諸先輩方からすれば鼻で笑われるような内容もあろうかと思いますが、こんな人間もいるんだと温かい気持ちでご笑覧いただければ幸いです。
抱っこひも難しい
育児において必須アイテムの一つである「抱っこひも」ですが、これが意外と難しい、というのがこの記事のテーマです。
当初は、抱っこひもを買って意気揚々と装着して "イクメン気分" を味わっていたのはいいのですが、その後に抱っこひもをつけて散歩するたびに、けっこうな肩こりに悩まされました。これは、生まれて1ヶ月程度のことなので、まだ赤ちゃんが4-5kgの頃の話です。
肩の違和感が2-3週間続いてみて、これはさすがにおかしいぞ、ということに気がつきました(そもそも最初は抱っこひもが原因だと分からなかったのです)。
結論を言ってしまえば、「装着方法が正しくなかった」のです。
抱っこひも装着問題はよく注意喚起されている
私が愛読している「ゼクシィBaby」の4か月のタイミングのメーリングリストでも、「抱っこひもは正しい装着方法で肩こり・腰痛を予防しよう」と書いていました。このタイミングの注意喚起は、4か月くらいから首がすわってくることで赤ちゃんと抱っこひもを使っての外出機会が増えるからなのかなと思われますが、自身の体験からは、赤ちゃんの体重が増える前から、抱っこ紐による肩こり・腰痛は起きると思いました。

調べればどっさりと情報がある
それ以外にも、抱っこひもの装着方法に関する情報は調べるといくらでも出てきます。いくつか貼ります。
知られざる抱っこひもの世界
抱っこひもアドバイザー、抱っこひも教室、抱っこひもの選び方講座などなど、抱っこひもだけでそんなに情報あるの?という世界でした。正直なところ「抱っこひも」をなめてました、・・・
私が育児情報弱者なだけなのかもしれない
これらの情報を目の当たりにして、「え、そうだったの?」「抱っこひも装着がムズいって育児の常識なの?」というのが率直な感想です。私が育児情報弱者なだけだったのでしょう。オンラインで抱っこひもを購入したので、店頭で買えば説明を受けられたのかもしれませんが・・・。
調べてもやっぱり難しい
抱っこひもの正しさを調べてみたから、正しい装着方法がわかって全て解決かというと、やっぱりなんか難しいんですよね。成長するにつれて、サイズも重さが大きくなるし、装着方法も微妙に変わりますし、なんだか完全にはしっくり来ない感があります。腰に爆弾を抱えているので、恐る恐る抱えているからなのかもしれません。
抱っこひも迷走や抱っこひも肩こり・腰痛はけっこう多いのかも?
そんなとき、このポストに遭遇しました。
抱っこ紐を5回買い替えた女です。
— ぱんこ☺︎ 3y🥖 (@omote_no_panko) October 26, 2025
一番使ったのはモンベル。モンベルよ。
一番使わなかったのはエルゴ。エルゴよ。。腰壊したわよ。。 https://t.co/sswN2lnR0Q
この投稿から察するに、けっこう多くの人が抱っこひもで苦労していたり、迷走している方はかなりいるんじゃないかと思います。そして肩やら腰やらを痛めているんじゃないかと推測されます。
じゃあどうすれば?
私自身が現在育児進行形ですし、そもそも抱っこひもが個人ごとに合う・合わないがあったりで難しいものだということはありますが、自分なりにどうすればいいかを書いてみます。
⓪抱っこひもが難しいことを自覚する
実は、間違った装着方法をしているかもです。まずは、そこに気づきましょう。
①店頭でフィッティングを受ける
サイトや動画だけでなく、実際に抱っこひもを装着してみましょう。試着時に「肩ベルトの位置」「腰ベルトの高さ」「赤ちゃんのお尻の沈み具合」などを一緒に見てもらうといいと思います。そして、成長したタイミングで、再度見てもらうといいと思います。買ったときと、装着&乗せ方が変わるので・・・
②あまり高いのは買わない(中古でもいい?)
前述の投稿のように、抱っこひもを買い替える方はそれなりにいる気がします。なので、高いものよりも、買い替えるかもしれない前提で、安いものや中古にしてみるのもありかなと。育児仲間がいれば、借りてみるのもありかもです。
③一つの抱っこひもに頼らない
いざ育児が始まってみると、ひとつの抱っこひもだけに頼ることはあまりなく、ベビーカーや、スリング、手で抱えるなどを場面場面で使い分けをしていました(うちでは、どうしても泣き止まないときのためにベビーカーの下に抱っこひもを忍ばせることもあります)。
以下のサイトのように色々なタイプがあるってことは、そういうニーズがあるってことなんだと思います。暑い・寒いもありますし、装着の手間の問題もありますしね。なので、地域や育児、移動の種類にもよると思うんですが、色々なアイテムを使い分けるのも大事なんじゃないかなと思います。

おすすめの抱っこ紐は?選び方と注目モデルを紹介
https://article.toysrus.co.jp/column/591/
おわりに
抱っこすることは確かに子供とのスキンシップにもなるし、移動時に便利なアイテムではありますが、一方で親の身体への負担も大きなものです。そもそもお米の袋みたいな重いものを持ち歩くこと自体が、身体にとって不自然で負担が大きすぎるんですよね。だからこそ、その負担を軽くするには、アイテムの選び方や正しい装着の工夫が重要です。育児のためには身体は資本ですので、大事にしていきましょう。
追記
後輩から「助産師さんの有料の抱っこの仕方講座みたいなの行ったらかなりこちらの身体の辛さ改善しました!」というメッセージをもらいました。腰痛・肩こりを軽減するためにはお金をかける価値がある気がしますよ!
・・・
過去の記事
育児の落とし穴〜そばにいる〜
育児の落とし穴〜まずは共感〜
育児の落とし穴〜パートナーのケア〜
育児の落とし穴〜記録に残そう〜
育児の落とし穴〜育児腰痛〜
育児の落とし穴〜育児腱鞘炎〜
育児の落とし穴〜抱っこひも難しい〜 ←NEW!
育児の落とし穴〜スリングの失敗〜 ←Coming soon
・・・
ここまで読んでくださってありがとうございます!!
おもしろいと思ってくれた方は、ぜひスキや拡散いただけるととても励みになります。
男性の育児が当たり前に!男性が休める社会に一緒にしていきましょう!
よろしくお願いします。
なお、Instagramやってます。こちらも覗きにきてみてください。
ちょっと癖のある投稿多めですが笑
また、夫婦でラジオも始めました。
育児トークは少な目ですが、よかったら聴いてください!
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます!いただいたチップでコーヒーがぶ飲みします!