【ととのえ職人の小語り30】脱力できないと、「不調」になる。脱力できると、「好調」になる。
ハイサイ。
ととのえ職人、五木田穣です。
現在、このシリーズの記事では、私が「パーソナルトレーナー」から「ととのえ職人」になっていった経緯(出来事や想い)などを書きながら、実体験と専門家としての立場から、
なぜ、ととのえることが大事なのか
ととのえるとはどういうことか
どういうふうに、ととのえるのか
ととのえると、どんな効果があるのか
その他、心と体の健康に役立つこと
などを、色々な話を織り交ぜながら書いておりますが、どうしても毎度ボリュームが増えがちだし、更新間隔も空きがちだし、伝えたいことが伝わらないかもしれないと考え、
ちょっとゆるめに、日々思ってることとか、感じたことを、サクッと書くパターン(小語り)もやっていこうかなと思いまして、始めました。(3000字程度の予定)
前回の記事は、こちら。
今回は、「脱力」について。
脱力ができない。。
脱力できないという人がいます。
そもそも、力は抜くものではなく、抜けてるのが正解です。
力は、抜こうとしても抜けません。
抜こうとして抜けるのであれば、とっくに抜けてるはずですからね。
力が抜けないという方に対して、
力を抜いて〜と言っても、
力を抜こうとして、また力が入ります。
どうしていいのかわからない。。わからないから考える。。
考えれば考えるほど、力みにつながる。。
眉間に力が入る。。呼吸が浅くなる。。…という悪循環。
では、どうするか?
なぜ、力が入ってしまっているのか?
勝手に、力が入ってしまうのであれば、
勝手に、力が抜ける状態に持って行けばいい。
力を抜こうとしないで、力が抜けるようにする。
筋肉で身体を動かそうと意識するから、力が入ってしまう。
力は入れようとするのではなく、自然と入っているのが正解です。
そもそも、人は力を入れて動こうなんてしないもの。
(してないですよね。何も考えずに動いている)
力を入れて動こうとするから、不自然な動きとなる。
(それが、力み。力んでるから疲れるんですよね)
例えば、赤ちゃんは無意識で動いていますよね。最低限の力で。
チーターも、トップアスリートも、力んでいない。
力で動こうなんてしていない。
力で動こうという発想が力みにつながります。
ストレス社会が緊張を生み、力みにつながる。
現代社会はストレス社会です。
無意識のうちに、常に何かのストレスと戦っています。
特に都会に住んでいれば、あらゆるストレスに囲まれています。
ストレスとは、もともとは物理学の用語で、
「物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態」を指します。
つまり、何か身体に影響を与えるものは、全て「ストレス」と言えます。


例えば、都会に住んでいれば、人は多いし、音はうるさいし、明るすぎるし、空気は汚いし、建物が多すぎる。時間に追われ、仕事に追われ、常に何かに追われているような状態が続く。お店が多いし、広告も多い。情報に晒されれば、勝手に思考も生じる。視界に入ってくる、耳に入ってくる情報が、いちいち多すぎる。
こんな状況でストレスを感じないなんていうのはおかしい。ストレスを感じていないというならば、感覚が麻痺してしまっています。それが日常、それが、普通になってしまっているから、そもそもどういう状態が普通なのかが分からなくなってしまっています。
体は休められているのか?心休まる暇はあるのか?
目は休められているか?耳は休められているか?
休められていないなら、力が抜けていないということです。
自然に行くといいのは、そこに何もないからです。
あらゆるストレス要因がない。(むしろ、癒される)
そもそも、人は自然と共に生きてきたので、自然がない方が不自然。
そんな中で生活をしている我々の体には異変が起きて当然。
こんな状態では、力が入ってしまって当然。
常にストレスと戦っていれば、脱力出来なくて当然。
また、脱力出来ない人ほど、真面目で、頑張り屋さん。
スケジュールをビッシリ埋めて、予定がカツカツだったりする。
運動がどうのこうのいう前に、心理面、思考の影響がかなり大きい。
なので、こういった前提に基づき、
何かしらのアプローチをしていく必要がある。
というのは、心理的側面から見た視点。
脱力するには、考えないで感じる。
物理的側面から見たら、
重力に対して、どう自分の身体をポジショニングしているか。
骨の位置、関節の位置はどうか。
日常生活やスポーツで、身体の使い方のクセがあったりすると、
筋肉の張力のバランスが崩れてしまう。
であれば、それらをととのえていけばいい。
バランスの崩れが、あらゆる不調、あらゆる不具合を生じます。
(それらをととのえていくのが、ととのえ職人たる私の仕事です)

例えば、この石。

この石に、力は必要でしょうか?必要ないですよね?
重力に対して、それぞれの石の重心が一直線上にあれば、
バランスが取れているので、何の力も生じません。

人の身体は、大小さまざまな、長さも形も多種多様な骨が256個あります。
人の身体は、複雑な作りなので、この石のようにはいきませんが、力学的にみて、解剖学的にみて、適切な姿勢、ポジションを取れていれば、力は最低限でいい。
良い姿勢を取ろうと思って、どこかの筋肉の力を入れるのはおかしい。
良い動きをしようと思って、どこかの筋肉を意識するのはおかしい。
力が入らなくても、楽に立てる位置がある。
力を入れなくても、楽に動ける動作がある。
考えれば考えるほど、力が入ってしまう。
だから、考えるのではなく、感じる。
考えて動かない。考えずに動かしてみる。それを感じる。
意識しながら感じる。自分の身体を感じてみる。
例えば、
・呼吸の深さ、浅さ。肋骨の動きはどうか。お腹の動きはどうか。
・どんな姿勢なのか。重心の位置はどこに乗っているか。
・力の流れは途切れていないか。
・目の使い方、眉の動きはどうか。動きの早さ。どこから動かしているか。
・使う言葉。話し方。微表情。微動作。
などを、私は観ていたりします。
現代社会においては、ストレスから離れて、
自分の心と体に目を向ける時間を作っていく必要があると思います。
(そんな時間を、セッションでは提供しています)
だから、瞑想とかマインドフルネスとかが流行ってきているんでしょう。
私のセッションでは、脱力が必要だなという方の場合には、
まず脱力するための方法をご案内しています。
その時のキューイングは、
これは頑張らなくていい運動です。寝てるだけでいいです。
自分の身体に意識を向けてください。自分の身体の変化を感じてください。
膝をゆっくり左右に倒してみましょう。
倒そうとしないで、自分の脚の重みで倒れていく感じです。
力が少しでも入ってしまったら、そこで一旦止まってゆっくり戻してください。
そうしたら、また繰り返しましょう。
みたいな感じで、誘導していきます。
頑張ろうとしなければ、自然と力は抜けていきます。
それでも力が入ってしまう場合は、力が抜ける位置に身体を持っていきます。(お勧めはストレッチポールです!)
力を抜こうとしないで、力が抜けるのを待ちます。
(待っていれば、勝手に抜けます)
何回やるとか、何分くらいやるとか、呼吸がどうとか、そんなの考えない。考えるから、力が抜けないのです。
脱力できない人はいらっしゃいますか?脱力は誰にでもできます。
脱力できると、日々のパフォーマンスがめっちゃ良くなりますよ👍
なお、「脱力」は、私の人気コンテンツの一つです。



久々に「脱力セミナー」やろうかな〜なんて考えている今日この頃♪
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