サントリー天然水のおまけBIRDTALES-3「ニホンカモシカ」を手に取ってみた
平成おまけ資料室です。
今回は、平成時代にサントリー天然水のおまけとして配布されていた「BIRDTALES-3」シリーズの中から、ニホンカモシカを紹介します。
当時入手した実物をもとに、正面・側面・上面など複数方向から撮影し、立体物ならではの造形と質感を記録としてまとめました。
◆この記事で分かること
・ニホンカモシカの造形と質感の特徴
・静と緊張感を表現したポージング
・台座が再現する高山の環境表現
・付属カードから読み取れる生態と世界観
🔹基本データ
シリーズ名:BIRDTALES-3
タイトル:高山の花鳥 ―天然水のふるさとから―
番号:No.7
和名:ニホンカモシカ
学名:Capricornis crispus
メーカー:海洋堂(KAIYODO)
企画:サントリー天然水
🔹外観レビュー
全体は灰褐色をベースに、微妙な濃淡で毛並みが表現された落ち着いた配色。
光の当たり方によって立体感が際立ち、実在感のある仕上がりになっています。
頭部はやや下げた姿勢で造形されており、
山中での警戒や慎重な動きを感じさせるリアルな表現です。
派手さはないものの、静かな存在感が際立つ一体です。

視線はやや前方を向きつつも、
周囲を警戒しているような緊張感があります。
目や口元の造形はシンプルながら的確で、
カモシカ特有の穏やかさと野生感が
両立されています。
角の小さな造形も含め、情報量を抑えつつ
リアルさを保った仕上がりです。

四肢の配置は非常に安定しており、
岩場を確かめるように歩く姿が
丁寧に表現されています。
背中のラインは緩やかに湾曲し、
体重の乗り方まで感じられる
自然なポージングです。
岩場との組み合わせによって、
その場にいる感じが再現されています。

体の厚みや背中のボリューム感がよく分かります。
台座の配置とのバランスも良く、
フィギュア全体の安定感が際立ちます。
視線の向きと体の流れが一致しており、
構図としての完成度も高い印象です。

ニホンカモシカの生態や特徴が
詳しく記載されています。
岩場での生活や移動能力、
険しい環境でも適応する身体構造など、
単なる解説にとどまらない内容です。
背景に描かれた高山の風景により、
フィギュア単体では見えない
世界観が補完されています。
🔹台座と造形の特徴
台座は岩場と積雪を組み合わせた造形で、
高山環境がコンパクトに再現されています。
雪の質感と岩のゴツゴツした表現の対比がリアルで、視覚的にも分かりやすい構成です。
足場の配置は不規則ながらも安定しており、
カモシカの“足場を選ぶ動き”が自然に伝わってきます。
派手な演出はないものの、生息環境そのものを切り取ったような完成度です。
🔹まとめ
ニホンカモシカは、BIRDTALESシリーズの中でも「静けさ」と「リアリティ」が際立つ一体です。
動きのあるポーズではない分、造形と質感の丁寧さがより強く感じられます。
岩場と雪の台座によって環境まで表現されており、自然の中の一瞬を切り取ったような仕上がりです。
🔸次回予告
次回は、同シリーズより「ヤマトイワナ」を紹介予定です。
清流を舞うように跳ねる瞬間を切り取った造形で、今回の“静”のニホンカモシカとは対照的に、動きを強く感じさせる一体です。
水の流れやしぶきまで表現された台座にも注目です。
🔸あわせて読みたい
・ライチョウ(夏羽)
・ライチョウ(冬羽)
・ライチョウ夏羽と冬羽の比較
・キクイタダキ
・コマドリ
・ホシガラス
・オコジョ(冬毛)
🔹番外編(千葉開府900年)
本シリーズとは別に、
「平成おまけ資料室 × 千葉開府900年」として
千葉の街や記念事業も記録しています。
👉 千葉開府900年の記事はこちら

🔻平成おまけ資料室は、千葉開府900年記念メンバーおよび千葉開府900年記念事業パートナーです。
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