大河ドラマ感想記『豊臣兄弟!』二匹の猿
大河ドラマ感想記「豊臣兄弟!」
第一回:二匹の猿
第二回:願いの鐘
第三回:決戦前夜
第四回:桶狭間!
第五回:嘘から出た実(まこと)
第六回:兄弟の絆(きずな)
第七回:決死の築城作戦
第八回:墨俣一夜城
第九回:竹中半兵衛という男
第十回:信長上洛
第1回視聴。
率直に言って、とても面白かった。
オリジナルドラマ
豊臣秀長が主人公ということで、てっきり堺屋太一さん原作の映像化かと思っていたのだが、脚本家・八津弘幸さんによるオリジナルストーリーだと知って驚いた。
ドラマやアニメの第一話は、正直なところ退屈になりがちだ。漫才でいえば掴み、落語でいえば枕の部分にあたり、物語としての面白さが本格的に立ち上がる前段階だからだろう。
ただ、今回の舞台は戦国時代である。織田信長、柴田勝家、丹羽長秀といった人物について、視聴者の多くがすでにある程度のイメージを持っている。そのため、細かな説明を省きつつ、一話目から物語に勢いを持たせることができている。
豪華なキャスト陣
勝村政信さんの見事な斬られっぷりには、その凄みに思わず唸ってしまった。一見すると人の良さそうな顔立ちだが、どこか腹の底が見えない役柄がよく似合う俳優といえば、小日向文世さんと並んで勝村政信さんが思い浮かぶ。
池松壮亮さんと浜辺美波さんの組み合わせを見て、『シン・仮面ライダー』を連想した人も多いのではないだろうか。平成仮面ライダーファンとしては、正直あの作品はあまり刺さらなかったのだが、今回は夫婦役での共演ということもあり、期待して見ていきたい。
キャストの中で最も驚いたのは、丹羽長秀役の池田鉄洋さんだった。普段ほとんどドラマを見ないため、記憶に残っているのは仲間由紀恵さん主演の『TRICK』あたりまで。今回も最初はまったく気づかず、後から公式サイトで知って「そうだったのか」と膝を打った。
結び
織田信長役が小栗旬さんという時点で、名作になる予感しかしない。第二話以降、物語がどのように展開していくのか、今から楽しみでならない。
余談
今川義元役に大鶴義丹さんが出演されていた。
大鶴さんといえば、ママタルトの大鶴肥満さんの芸名の由来(元ネタ)としても有名だ。 劇中での姿を見て、ふと真空ジェシカの川北茂澄さんもよく口にしている「まーちゃんごめんね」というフレーズが頭をよぎった。これはかつて大鶴義丹さんが謝罪会見で発した言葉が元なのだが、私はその背景を詳しく知らなかった。 今の若手お笑いファンの中で、大鶴義丹さんご本人の活躍や、このフレーズの「元ネタ」をリアルタイムで知っている人は、一体どれくらいいるのだろうか。
追記

『テレビドラマ感想文』応募作品の中でスキの週間一位を獲得しました。皆様ありがとうございます。感謝!!
《了》
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