増田に答える『葬送のフリーレン』とりあえずここまで読んでおけライン
『葬送のフリーレン』を4か月かけて読み、考察記事を80以上書いた私が「とりあえずここまで読んでおけ」というラインを増田に教えます。(慣習により敬称略)
結論
結論から先に申し上げると、これはやっぱりその人の感受性や、この手の物語を経験した数に寄るところが大きいのです。ですから、複数のラインを設定します。
『葬送のフリーレン』を「とりあえずここまで読んでおけ」というラインは、
通常の方なら第12巻(女神の石碑編)
大きなテーマが設定される第9巻(黄金郷編)
勘の良い方なら第1巻
だと考えます。
通常の方なら第12巻(女神の石碑編)
女神の石碑編(第12巻)まで読むと、読者の視点に大転換が生じます。
巷で流布されている『葬送のフリーレン』のイメージは作者によるミスリードによってつくられたもので、真の姿は「羊の皮を被った狼」だと判明して、本作への評価が一変することになります。読者は第1巻から再読必死。この物語の再解釈に一気に引き込まれることは間違いないでしょう。ゴールデンウイークはこれで寝不足確定です。
勘の良い方なら第1巻
キャラクターの背景と心情をしっかり読んでいる方なら第1巻で違和感に気づきます。かなり大ががりな伏線が仕込まれているためです。『葬送のフリーレン』は第1話から最終話までがしっかりと繋がっているタイプの物語です。
だた、これはなかなか難しく、私の場合、序盤からずっとヒンメルというキャラクターにモヤモヤとしたものがあって、女神の石碑編でその霧が晴れました。(何度も読んでやっと、ですが)
ですから、『フリーレン』の序盤だけを読んで雰囲気が合わないと感じたり、キャラクター(特にヒンメル)の描写に違和感があって入り込めないという方も、第12巻(女神の石碑編)まではぜひ読んで頂きたいと思います。
中間地点として第9巻(黄金郷編)
中間地点として黄金郷編(第9巻)を挙げておきます。
ここでは「魔族とは?」裏を返せば「人間とは?」というテーマが設定され、これまでの《魔族=絶対悪》という読者の理解が揺さぶられるとともに、主人公フリーレンの絶対性がかなり相対化されるためです。人によってはここで物語に強く心を掴まれるでしょう。
以下では、未読者から女神の石碑編まで読んだ方まで、段階別の『葬送のフリーレン』の紹介記事をリンクしておきます。興味を持たれた方はぜひどうぞ。考察記事もたくさん(80以上)書いていますので、マンガを読んだらまたここを訪れていただけると嬉しいです。
『葬送のフリーレン』のご紹介
※『葬送のフリーレン』をまだ読んだことのない方へ
※『葬送のフリーレン』を一級魔法使い試験編まで読んだ方へ(アニメ第1期視聴済みの方)
※『葬送のフリーレン』を女神の石碑編まで読んだ方へ
ネタバレあり考察記事
※『葬送のフリーレン』に関する記事をまとめています。ネタバレありです
※最終話から第1話へ
※黄金郷編について
