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売上があるのに現金が残らない会社は、どこでお金が消えているのか

みなさま おはようございます。
アイアジアの東城です。
今週もよろしくお願いいたします。
【1,356字】


売上があるのに、なぜか通帳に現金が残らないか。仕事は増え現場も動き請求書も出している。それなのに、月末になると資金繰りに追われる会社がある。

原因は、売上が足りないことではなく、売上が粗利になり、粗利が現金として残るまでの途中で、お金が少しずつ消えているのです。

忙しい会社ほど、この問題に気づきにくくなります。売上が増えていると、忙しい忙しいと経営が前に進んでいるように見えるからです。

しかし、売上の中には、材料費、外注費、燃料費、電気代、移動時間、待機時間、不良、クレームやり直し、請求漏れが含まれています。

そこをよく見ないまま仕事を増やすと、売上は増えても人件費の原資は増えなくなります。

建設業では、受注額が大きくても、材料費の立て替え、外注費の先払い、追加工事の未請求、出来高請求の遅れがあれば、現金は残りません。

物流では、荷物が増えても、待機時間、荷役、附帯作業、燃料費、空車回送を見なければ、一便ごとの利益は薄くなります。

訪問介護では、利用者が増えても、移動時間、記録時間、キャンセル対応、サービス提供責任者の調整負担が増えれば、ヘルパーに返せる原資は残りにくくなります。

牧場・酪農・畜産では、売上より先に飼料代、燃料費、電気代、獣医費、修繕費が出ていきます。

食品工場・水産加工では、原料価格、不良、廃棄、再加工、洗浄時間、設備停止が粗利を削ります。どの業種でも、売上があることと、会社に現金が残ることは同じではありません。

大切なのは、売上を見たあとに、どこで粗利が減り、どこで現金が遅れ、どの負担が人件費の原資を削っているのかを見ることです。

お金が消える場所は、決算書の最後だけを見ても気がつけないです。現場別、案件別、便別、利用者別、商品別に見て初めて分かります。

良い人に報酬を払う会社は、売上だけを追いません。粗利が残る仕事を選び、請求を遅らせず、支払いと入金の順番を整え、現場で生まれた改善分を人に返しています。

売上がある会社が強いのではなく、粗利が残り、現金が残り、その現金を人件費、教育、休息に変えられる会社が強いのです。

お金がどこで消えているのかを見つけることが、人が残る経営の出発点になります。


本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございます!

今日一日、良い一日になりますように!



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