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流れに身を任せていたら、再びユングに出会った。

オンライン英会話で懐かしい曲の話になった。
イギリスのバンド、Suedeの「Trash」という曲。

そして「Trash(ゴミ)」の歌詞に込められた意味を知って、胸が熱くなった。

――あ、この思いもカンボジアにいる、
あのイギリス人の先生に英語で伝えてみたい。

難しそうだけど、きっとなんとかなる。

👉 前回の記事はこちら 「完璧の反対側にある自由



英語で伝えた「特別じゃない自分を受け入れる」


再び、先生がいるレッスンのドアを開いた。

また、暗記していった文章を話した。

I listened to “Trash” by Suede after your lesson.
Yesterday I understood the lyrics of this song for the first time.
It really moved me.
I think this song is about accepting myself as not special.

あなたのレッスンのあと、Suede の “Trash” を聴きました。
昨日、初めてこの歌の意味がわかった気がします。
すごく胸に響きました。この歌は、“特別じゃない自分”を受け入れることについて歌っているんだと思います。

何回か間違えた。
けど、伝わってた。

彼女は笑って、うれしそうにうなずいた。



■individual ― ユングとの接続

先生は、「“Trash”の歌詞は、イギリスが暗い時期、“美しいもの”を見つけるのが難しい時代に書かれたの。」と教えてくれた。

「みんな凄い。でも、個人も凄いのよ」と続けた。
そこで「individual(個人)」という単語が出てきた。

「あ!これ、ユングのやつやん。」
ユングの話では「個性化(Individuation)」っていうんですが――

僕はカタコトで
「サイコロジー(心理学:psychology)」
「カール・ユング(Carl Jung)」なんて言葉を口にしていた。

心理学やユングの会話なんてリアルで話したことはないし、
ましてや英語で何が話せるとは思えない。
けど、「流れに身をまかせよう」と思った。

彼女は何かを察して、すぐにサイトを調べ、
チャットボックスにこんな言葉を送ってくれた。

“He thought the first 40 years (the first half of life) were a preparation period for our self-becoming.
Life begins at 40.”

人生の前半40年は、
自己になるための準備期間。
人生は40歳から始まる。


――うわっ。

これ3週間前に、noteに書いたやつだ。


■英語ではもう無理、日本語で伝えた

もう英語では無理と思い、
「日本語をチャットボックスに入れていい?」と聞いて、
「共感性」「集合意識」「統合」と打ち込んだ。

そして文章でこう書いた。

・大人になると自分自身を抑えて、社会にあわせていく。
・でも40代以降に、直感や感受性が目覚めてくる。
・それを統合していくプロセスがやってくる。

彼女はそれを見て、こう言った。

It’s all as how we look at the world.
Through feeling and…

すべては、私たちが世界をどう見るか次第よ。
感じ方を通して、そして――




■再び「影」と出会う

彼女は「集合意識」という僕の言葉から、
“The Streets”というアーティストの曲の歌詞を送ってくれた。

For billions of years since the outset of time
Every single one of your ancestors survived
Every single person on your mum and dad's sides successfully looked after and passed onto you life

時の始まりから、何十億年という時を超えて、
あなたの祖先は、みな生き延びてきた。
父の系譜も、母の系譜も、
命を守りつなぎ、あなたにたどり着いた。

お、しびれる!
そういえば似た話をnoteに書いたっけ(笑)。

👉 その記事はこちら 「メメント・モリ――これからの花を咲かせるために


僕が身振り手振りで「メニーメニー・ピアレンツ!」と言うと、
先生は「Yes!」と返し、アーティストのサイトを教えてくれた。

そこで、目に飛び込んできた曲名は――
“The darker the shadow, the brighter the light.”
(「影」が深ければ深いほど、光はまぶしく輝く。


うわっ!・・。

shadow(シャドー)」だ。



■抑圧してきた自分を表現する

僕は
「シャドー! これ、ユングが言ってた。」

つたない表現で、シャドーの話をしたら
「self-repression:自己抑圧」
と先生が、英単語に置き換えてくれた。

僕は、思いつくまま話した。

・自己抑圧で、僕は自分自身を話すことができない。
・それはよくない。
・ぼくは、全部を話したい。

先生は「Yes!」って言った。



■ユングから「今ここ」に伏線回収


・僕は、英語で自分自身を話すことができなかった。
・でも、僕は自分自身を変えたい。
・そしたら、このサービスで再びあなたを見つけた。
・で、「えいやぁ!」ってクリックしたんだ(笑)!

‟えいやぁっとクリックした”僕のジェスチャーを見て
先生はワハハハと笑って、

また「Perfect!」って言ってくれた。



■気づいたら3週間前とは違う自分


ふわーっ。また、自分のできる全て出し切った。

3週間前、ユングのシャドー(自分の中の影)に触れて
「回転寿司を手で触ろうとする子供と
 それを止めない親にイラっとする。」

そんなことを書いた。

その裏側には、自分の「本当にやりたいこと」や「欲している自由」が隠れている可能性があるって話。

誰が興味を持つんだろう?と思いながらnoteの記事にした。
そして「自分勝手さ」や「素直な心」を探求し、まるでカナブンのように自分の嗅覚をつかって飛んで行ったら、こんなとこまで来てしまった。

あの時、英会話を再開するなんて考えてもいなかった。

そうそう、一昨日は足が痛くて眠れなかった。
暴飲暴食したわけでもないのに、「痛風」になった。

過去の自分が、今の自分に追いつかず悲鳴を上げているのかも(笑)。

でも、なんだか楽しい日々。

遠くの場所を旅しているようで、
自分の‟足元”を眺めているような不思議な感じ。


I’ll just go with the flow. 流れに身を任せて。

だんだん、この英語が自然に言えるようになってきた。




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