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ASANOTE#14 昭和に生まれた「報・連・相」やめるべき3つの理由

おはようございます!
中卒40代・プロ会社員|マルチクリエイターのケイです。

突然ですが、昭和後期

バブル真っ盛りの中のビジネスパーソンも、現代と同じように「コミュニケーション」「部下の教育」などに悩んでいたことでしょう。

「なんか、ちゃんと報告上がってこないね」
「我々は、それでどうするの?が聞きたいんですけどねぇ
「そもそも彼は報告書がなってないんですよ」
「部長!これは、飲みニケーションです
「よし、ザギンチャンネーシースーだ。君、予約してくれたまえ」

昭和のイメージ(見たことないけど)

…と、いうようなことを言っていたかは実際にはわかりませんが、一説によれば1982年。山種証券という会社の山崎富治社長が提唱したと言われているのが、

ご存知「報・連・相(ホウレンソウ)」です。

会社が大きくなったのはいいけど、階層が増えた。
みんな、耳障りの良い報告しかしてこない。悪い情報こそ素早く察知しなければいけないのに。
そんな当時の社長の悩みから生まれた、社内キャンペーンだったそうです。

定義は以下の通り。

報告:上司などの関係者に対して、自分の仕事の途中経過を周知すること。
連絡:自分の意見や憶測を含めずに、関係者に対して自分の現在の状況を周知すること。
相談:自分だけで業務上の判断が困難なとき、上司に意見をきくこと。

以上の説明で分かるように、報告と連絡は、非常に類似した意味を持っている。

Wikipedia「報・連・相」のページ参照

slackどころか、パソコンもEメールもなかった様な時代です。他社との通信手段といえば、手紙、電話、FAXだったわけですから、大きな会社でファクトとなるような情報を集めるのは本当に大変だったことでしょう。
時代背景を考えれば、当時における「報・連・相」の重要性にも納得できますね。


時は変わって、現代

2025年現在。インターネットは一般普及して久しく、原理上、世界の誰とでも連絡が取れるのが当たり前に。SNSは一般人のプライベートをコンテンツ化。知りたいこともそうでないことも含めた情報が襲いかかってくる為、情報の正誤を判断するリテラシーが求められる。当然業務もデジタル化され、ついには一般人が使えるAIまでが登場。

「報・連・相」が生み出された1982年とは、随分と異なる様相を呈しています。

マネジメント職に就かれる方の悩みも、性質が変わってきているのではないでしょうか。

・終身雇用ではなく働く人が「会社を選ぶ」時代会社が従業員を「おもてなし」する時代になった
対話を重んじるコミュニケーションが求められるようなり、1on1などの施策が一部で浸透
・やることは増えて忙しくなったけど、基本的なビジネスコミュニケーションをしっかり教えていく必要性は薄れていない
・コンプライアンス意識も強まる中「強い指導」がやりにくいと悩む人も

上記は私の経験や知人談による一例ですが、「わかる」と思っていただけたマネージャーや人事担当の方、多いのではないでしょうか。

現代は「マネージャー」がやるべきことが多岐に膨らみ、難易度も上昇し、そこに費やす時間的コストが増えている時代なのです。

AIの活用で企画や作業の実務コストを削減することはできたとしても、「人と人のやり取りの時間」はそうそう簡単になくなるものではありません。そこを効率的にできれば、もっと生産性が上がるはず

そんな時代である今でも、私と同年代生まれの「報・連・相」は生き続けており、ともすれば新卒や若手社員の育成などに使用されるなど、現代でも活用され続けています


果たして、それでいいのか?


いや、ここは変えていくべきでしょう。

こちらの記事にてkuuie氏が記載している通り、概念自体は素晴らしいものでも、うまくいっていないことも多いはず。

ではここから、「報・連・相」の何がよくないのか?について説明していきます。



「報・連・相」の問題点

大きく3つの問題があります。

  1. 定義が曖昧で、認識が揃わない。

    • 「連絡」「相談」と曖昧な概念が混ざっており、実務でどう動くべきかが明確になっていない。

  2. 結果、現代のスピード感に合わない

    • 曖昧で相互の認識合わせに時間がかかりすぎるから。

  3. ただ「報・連・相」と言われただけでは、本質的に求められていることを理解・習得できない

最後が一番厄介な問題です。これだけ知られている用語なのに、そして多くのビジネスパーソンが様々な研修など受けているはずなのに、

・上司の質問に、うまく回答できない
・何を問われているのか、理解できない
・報告書が冗長で分かりずらい
・報告に改善提案を入れてこない
・そもそも提案の仕方がわからない

こういったコミュニケーションエラーが後を絶たないのです。

どんな能力でもゼロから学ぶのは誰も同じです。そして学ぶべきスタートラインに立ってから一人前になるまでには、ほとんどの場合、とてつもない時間をかけて、上司からの指摘・指導を受け続けなければいけません

仮に週に60分話したとして、1ヶ月で約240分。1年間では2880分。実に48時間。会議での同席時間や、1on1などの個別コミュニケーションの時間を正しく計算すれば、実際にはこの倍はかかっているでしょう。

それだけの時間を、上司は捻出しているわけです。
そして単純計算するなら部下の人数分、その時間を使っていることになります。5人部下がいる人なら年間14400分、つまり240時間です。10人ならさらにその倍!
この時間全てとは言いませんが、せめて半減させたくないですか?

また現実問題として、今記載したようなコミュニケーションコストを割いても、育つ人は一握り。結果、本当にモノにしてステージをあげていく人材は、どうしたって元々地頭が良い人などに限られてくる。

せっかく時間をかけて育てるなら、しっかりと身につけられる人を、より増やしたくありませんか?

もしこの問題提起に共感していただけたのであれば、解決された場合に得られるメリットも、同時にご理解いただけたのではないでしょうか。

我々は、扱う概念も、習得させる方法も、変えるべきなのです。



実際、要求されている能力は何か?

マネージャーの方々の声をよくよく聞いてみれば、自ずと要求される能力も見えてきます。

👆こちらの東條しょーか様のnoteは、「質問に端的に回答できない結論から話せない人」のお話。


👆こちらのおうどんさん 様のnoteは、タイミングを逃さず報告することや、問題と解決策をセットで報告することの重要性を書かれています。


👆miyake 様のnoteで語られているのは、次のアクションがわかる報告が重要とのことで、提案に踏み込んでいます。また、結論から言わないことの問題点、即時性の無い報告などは他の方と重なる部分がありますね。


👆こちらのハタケ 様のnoteでも、次のアクションまで話されています。

まとめると、要求されることは以下のように整理できます。

  1. 適切な「質問と回答」を応酬できる力

    • 聞くべきことを聞き、答えるべきことを答える

      • 質問者は「答えてほしいこと」を明確にする

      • 回答者は「質問の意図」を理解して回答する

  2. 「改善提案」を含む報告

    • 次の一手が何かを示し、「意思決定者が、判断に集中できる」ようにする

    • つまり「報告」に「提案」が内包されていると言える。

      • 「報告」。関連事象を正確にまとめ、可能限り早く報告する

      • 「提案」まで踏み込むと、

        • 目的や前提を説明し、課題と要因を明確し、対応策を考える。

        • 対応策はメリット・デメリットなど必要な情報を網羅する。

        • 提案者の意思(責任感)が求めれられている。

こういうことではないでしょうか。
ここまで考えた私個人の結論。

必要なのはもはや、「報・連・相」ではない。

これに変わる新たなモデルがあった方がいいのではないか?

ということで、実際に新しく構造化してみました

現代の状況に合わなくなった「報・連・相」に変わって普及してほしい、新たなコミュニケーションモデルをご提案します。

もし、あなたが、

  • 無駄なやり取りを無くしたい!

  • 部下に自ら考え、率先して行動してほしい!

  • 会議や提案のスピードを圧倒的に上げたい

  • 報・連・相に変わるスキルを体系的に習得したい/させたい!

と思っているなら、ここから先の内容は必ず役に立ちます。

是非、読んでみてください!

では、今日も一日頑張っていきましょう。
またね!

ASANOTE|ケイ


読んでいただき、ありがとうございました。
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