町役場情シスの今年一年を振り返ってみる(後編)
このnoteは、特別なスキルや資格を持たない「普通の公務員」が、日々の業務で奮闘する経験談です。平凡な職員がもがく試行錯誤の記録として、気軽にお読みください。
さて、今年も最終営業日が終わりました。関わってくださった皆さま、今年一年ありがとうございました。
8月下旬に一介の職員が非公式アカウントとして立ち上げて4ヶ月が経ちました。
鼻息荒く書き始めたけど、書けば書くほど何を書いていいか分からなくなるスパイラルに陥り、たぶん直近の記事のクオリティはだいぶ低いと思っています。
そんな反省も込めて、自分のスケジュールを見返しつつ、弊社の(私の)2025年を超簡単に振り返ってみたいと思います。 今回は後半戦(7月〜12月)です。よろしくお願いします。
7月:自治体・公共WeekとPC調達
3年連続で行ってきました、東京ビッグサイト。 やっぱり外の情報を仕入れてくるのは刺激があって楽しいですね。まさに今の最先端が集まっているあのワクワク感。
弊社の業務とは直接関係ないインバウンドや地方創生、コンテンツ制作など、いろんな展示会を一気に見ることができました。「即ヒント!」とまではいかずとも、「知っておいたらいつか役に立つんじゃないか」という種まきのような展示がたくさんありました。J-LISフェアとはまた違う、お祭り的な楽しさがあります。
また、Chromebook展開の2年目として、調達を進めた月でもありました。 今回はChromebook Plusを仕様に入れて調達。ええなぁ……。自分のはPlusじゃないから羨ましい限りです😇
8月:ビジョン研修
弊社は今年度、電子決裁・文書管理システムの検証を進めています。その絡みで少し外部の方のお力をお借りしているのですが、話を進める中でこんな話題になりました。
「なぜ電子化を進めるのか、改めて意識付けする必要があるよね」
そこで、検証を進めるメンバーを対象に、10年後の働き方を考える「ビジョン研修」と「未来の働き方ワークショップ」を開催しました。
これが想像以上に良く、私自身も「仕事の効率化」に対する考え方がだいぶ変わるきっかけになりました。あまりに良かったので「これは若手職員にも受けてもらおう!」と決意し、11月の再開催へと繋がっていきます。
あとは、8月はこのnoteを始めた月でもありましたね。
改めまして、私はこういう者です。
9月:MS vs GWS Chromebook配布
9月はなんだかいろいろありました。 9月にChromebookを配布して早3ヶ月。配布したにも関わらず旧環境を使ってしまっている職員もいますが、うまく活用してくれる職員もちゃんと(?)いて、業務効率化は着実に進んでいます。
細かくなるのでここでは省きますが、Geminiを使った画像生成による情報発信や、GASでのアプリケーション内製化等、少しずつではありますが「利便性の波及」を実感する場面が増えました。
ただ課題としては、まだまだ情シス部門が直接出向いて話をするケースがほとんどだということ。 「自分たちで自主的に取組を進められるフェーズ」に進んでいくことが、来年の目標の一つかなと思います。
その歩みが早いのか遅いのかは分かりませんが、周りを気にすることなく、自分たちの目線でしっかりと取組を進めていこうと思います。
10月:J-LISフェア、親知らず
10月はJ-LISフェアに行ってきました。
Googleを起点とした広がりができた2025年。みなさんといろいろ話ができて本当にタメになったし、楽しかったです。長々とGoogleブースに居座ってすいませんでした😅
導入前に聞くセミナーも参考になりますが、導入して本運用している時にこそ得るものもたくさんありますね。本当に勉強になりました。
あと、私事ですが……入院して親知らずを抜きました。 それも4本同時に🦷🦷🦷🦷
下の歯が「抜かなければならない」診断で、全身麻酔での抜歯になるなら「ついでに上も全部抜いちゃおう!」という流れになりまして。 「じゃあ麻酔を入れてきますね〜」と言われて頷き、瞬きを一回したら終わっていました。
にわかには信じられませんが抜歯後も痛みはなく、「こんなことならもっと早く抜いておけばよかった」と心底思いました😅(8年逃げ続けた)
11月:ビジョン研修、困りごと相談、GWS勉強会、Geminiアップデート
8月に実施して好評だった「ビジョン研修」。これを若手職員に対象を広げ、16名ほどに参加してもらいました。
以前の記事で『「研修後の次の一手」として、業務困りごと相談会を実施した』と書きましたが、これが順調に進んでいます。現在、2つの業務で効率化の取組が進み、実際に形になるところまで来ました。
業務改善後の姿がかなり具体的に見えてきていて、担当職員の目も心なしかイキイキしているように見えます。たぶん。
ビジョン研修を通じて、職員各々が今の業務上の「面倒事」「困り事」を書き出す。そこから実際に改善へ持っていく最初の一手は、どうしても腰が重くなるものです。その気持ちは痛いほど分かります。 だからこそ、勇気(?)を出して一歩踏み出してくれた職員には、全力でサポートしてきました。
次は2月にその報告会を開催する予定です。研修に参加したけれど相談会には来なかった職員の方にもぜひ聞いてもらい、改善の効果を肌で感じてもらいたいと思います。
あとは、ここで改めてGoogleWorkspace勉強会を実施しました。なんと、週2回のペースでw
毎回テーマを変えてやったので資料作成が大変になりそうなところ、Geminiでのスライド生成が大変役に立ちました。あれのおかげて資料の作成時間が長くても1時間程度!これは本当に革命ですねぇ。
12月:立ち会い、立ち会い、立ち会い
第5次LGWANと第3次VPN移行が同一週に重なるという、ヘビーな年末でした。
もうそれしか記憶がない12月ですが、水面下では来年度予算編成に向けての新規事業の話など、「まだ表に出せない取組」がメインになった月でもありました。 ということで、今はあまり書くことがありませんw
後半戦の思い出
そんなこんなで駆け抜けた後半戦。振り返ってみれば、前半よりも内容が濃い半年だった気がします。
GWS関係の取り組みや、それを活用した業務改善、そして来年度への移行準備。いろいろやってきた中での中心は、やはりGWSでした。業務改善におけるインパクトの大きさを改めて痛感しています。 (11月にはGemini 3.0やNanoBananaProなど、さらに使うシーンが増えましたし、来年もますますお世話になりそうです)
システムやツールは日々進化していきますが、結局のところ、それを使って「どう働くか」「どう楽にするか」を考えるの職員自身。
「導入して終わり」ではなく、そこから生まれる職員の「困った」に寄り添い、「できた!」という小さな成功体験を少ないなりにも共有できたことが、今年一番の収穫だったかもしれません。
来年も、派手な成功よりも、隣の席の職員がちょっと笑顔になるような、そんな地道な改善を積み重ねていきたいと思います。
改めまして、2025年もお疲れ様でした。 皆さま、よいお年をお迎えください!
