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制服を通して、人と人がつながっていたこと




昨日は、中学校の制服リユース活動を見学させていただきました。

私は、制服を譲る活動を見に行ったつもりでした。

でも実際に見えてきたのは、制服を通して人と人がつながる地域の姿でした。

サイズが合わなくなった制服を寄付してもらい、必要な家庭へ無料でつなぐ取り組みです。

成長期の子どもは、あっという間に制服が小さくなります。

公立中学校でも制服やジャージなどにはお金がかかります。

そんな家庭にとって、この活動はとてもありがたい仕組みだと感じました。

ここで活動紹介を少し。

* 制服はクリーニングや洗濯をして寄付
* 利用者は学校に通っていることが分かるものを提示
* 地域の事業所が会場を提供
* ボランティアが仕分けや対応を担当



そして、私が一番印象に残った話がありました。

傷んだ制服のベストがあり、本来なら処分する予定だったそうです。

それを、洋裁の経験がある高齢者の方にお願いしたところ、とてもきれいに直してくださったそうです。

その方は、

「この年になって、また誰かの役に立てるなんて思わなかった」

と涙を流して喜ばれたそうです。



私は、この話が忘れられませんでした。

制服を受け取る子どもや保護者だけではありません。

技術を持った高齢者も、

活動を支えるボランティアも、

場所を貸してくださる事業者さんも、

学校も。

それぞれができることを持ち寄り、一つの活動が成り立っていました。



地域福祉というと、

「支援する人」と「支援される人」

というイメージを持ちがちです。

でも今日見たのは違いました。

誰かが一方的に助けるのではなく、

それぞれが持っているものを持ち寄り、お互いが誰かの役に立っている。

そんな地域の姿でした。



制服を受け取る人。

制服を寄付する人。

修繕する人。

場所を貸す人。

活動を支えるボランティア。

そして、その一人ひとりをつないでいくコーディネーター。

今日見たのは、制服のリユースではありませんでした。

制服を通して、人と人がつながり、それぞれが誰かの役に立てる。

支援する人、支援される人と分けるのではなく、誰もが誰かの力になれる。
そんな地域の姿に、私は地域福祉の本当の魅力を見た気がしました。



#CoinBridge (コインブリッジ)
構造を言語化し、現場と制度をつなぐ

はじめて読んでくださった方へ。私の活動やCoinBridgeについては、こちらにまとめています。

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