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第11話:『仮想通貨・ブロックチェーン—ビットコイン・イーサリアムの未来』金融業界編 全12話

こんにちは、ユキです。
これまでの「金融業界編」では、銀行・証券・保険・決済・投資信託・中央銀行など、金融システムの中核をなすさまざまなプレイヤーと仕組みを学んできました。そして、いよいよ今回の第11話では、いまやニュースで頻繁に耳にするようになった仮想通貨(暗号資産)と、その基盤技術であるブロックチェーンを取り上げます。

「ビットコインが誕生して十数年。最初は投機と見られていたけど、いまやDeFi(分散型金融)やNFT、DAOなど、新しい金融インフラとしての可能性が語られています。さらに中央銀行デジタル通貨(CBDC)の検討も絡んで、金融業界全体に大きなインパクトが生まれつつある」——そんな噂をよく聞きますよね。でも実際には値動きが激しく、詐欺やハッキングのリスクもあるとされ、まだまだ混沌としているのが現状。

今回も、闇の組織の陰謀でウサギ姿になってしまった元大学教授、うさぎ先生との“夜ふかし対話”スタイルで、「仮想通貨・ブロックチェーンの本質」「ビットコインやイーサリアムが描く未来」「分散型金融(DeFi)の仕組み」「NFTやDAOの登場がもたらす変化」などをたっぷりお話ししていきます。中央銀行の世界が“管理通貨制度”を基盤とするならば、ここで語る暗号資産は“分散型”の世界——対照的に見える仕組みが、どう金融業界を変えようとしているのか。ぜひ最後までお読みください!

🐰Kino Takenoの音楽も宜しくお願いします!

10話はこちらから👇

⬛︎金融業界シリーズ

第1話:『金融業界の全体像—お金の流れを作る仕組み』
第2話:『メガバンクの覇権—三菱UFJ・三井住友・みずほの戦略』
第3話:『地方銀行の役割—地域経済を支える金融機関』
第4話:『ネット銀行の挑戦—SBI・楽天・住信SBIネット銀行の成長戦略』
第5話:『証券会社の進化—野村・大和・SMBC日興の成長戦略』
第6話:『保険業界の改革—日本生命・第一生命・明治安田の戦略』
第7話:『クレジットカード・決済の進化—JCB・VISA・MasterCardの覇権争い』
第8話:『フィンテック革命—PayPay・LINE Pay・メルペイの戦略』
第9話:『投資信託・資産運用—GPIF・楽天証券・SBI証券の動向』
第10話:『中央銀行の役割—日銀・FRB・ECBの金融政策』
第11話:『仮想通貨・ブロックチェーン—ビットコイン・イーサリアムの未来』
第12話:『未来の金融業界—テクノロジーが変えるお金の流れ』

全12話

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今回は仮想通貨の回です!

仮想通貨・ブロックチェーンの概要と歴史を二人で話す

「ビットコインって結局、何なの?」私の素朴な疑問

夜のリビングで、私は例によってコーヒーを飲みながら、うさぎ先生と向かい合う。

「先生、私、一応ビットコインをちょっと買ったんですよ。でも『値動きが激しすぎるし、これは本当にお金なの?』って疑問を拭えなくて……。ビットコインって一体何なんですか?」

うさぎ先生はウサギ耳をぴょこんとさせて微笑む。「ユキくん、ビットコインは2008年頃にナカモトサトシという謎の人物(あるいは集団)が発表したホワイトペーパーで始まった、分散型のデジタル通貨だよ。中央銀行や政府の裏付けがなく、P2Pネットワーク上でトランザクションを記録・検証する仕組みを持つ。つまり、誰か特定の管理者がいないのに、正しく送金が成立する画期的なシステムとして注目されたんだ」

「へえ……つまり銀行を通さず、お互いにビットコインを送れるってことですよね。でも ‘マイニング’ とか ‘トランザクションを承認する’ って話も、よくわからなくて……」

先生はうなずきつつ、「ブロックチェーンという技術が核心だね。取引データをブロックにまとめ、チェーン状に繋いで分散管理することで、改ざんが難しくなる。マイナー(採掘者)は取引をまとめてブロックにし、正しいブロックを生成した報酬としてビットコインを得る仕組み。こうして通貨の新規発行と取引承認が同時に行われるわけさ」


暗号資産(仮想通貨)の発展とイーサリアム

「先生、ビットコイン以外にもいろんなコインがあるじゃないですか。イーサリアムとかリップルとか……」と私は次の疑問を投げかける。
先生はホワイトボードにいくつかの主要コイン名を書く。

  • ビットコイン(BTC): 元祖暗号資産。最大の時価総額を誇る。

  • イーサリアム(ETH): スマートコントラクト機能を備え、DeFiやNFTの基盤に。

  • リップル(XRP): 国際送金を効率化する目的で開発。SBIなどが注目。

  • ライトコイン、ビットコインキャッシュなどアルトコイン: ビットコインを改良したり、別の用途を目指したりする通貨。

「ビットコインは ‘デジタルゴールド’ と呼ばれることもある。一方、イーサリアムは ‘スマートコントラクト’ が特徴で、ブロックチェーン上でコードが自動実行される仕組みを提供する。これによりDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)が可能になり、近年爆発的に注目されている」と先生。

私は「なるほど……ビットコインは通貨や資産として、イーサリアムはプラットフォームとしての側面が強いんですね。リップルは送金特化、他にもいっぱいあって正直どれが将来性あるか分からない……」と思わず笑みをこぼす。

セキュリティがスタートから強い

ブロックチェーンの分散・改ざん耐性

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