長く一緒にいる=幸せ”という思い込みを手放したら
わたしは30歳で離婚をして
10年以上一緒にいたひとと別れました。
離婚後の当時は
自分がした選択が、
正しかったのかどうかなんて
分かりませんでした。
でもいまは
離婚という選択をして良かったと思えています。
そして、
「あのまま一緒にいたら
わたしはどうなっていただろう」
と思い返すたびに、
やっぱりわたしは
自分の心を大切にしてあげてよかった
と思います。
20歳より前に知り合って、
付き合って結婚したので
たしかに、
一緒に過ごした時間は長かったです。
だけど、
結婚してマイホームも建てたのに
時間も心もすれ違ってしまい、
どこか“心が通い合っていない”感覚が
消えませんでした。
同じ部屋にいても、
同じ家にいても、
わたしはひとりぼっちのような寂しさを
感じてしまうこともありました。
夫婦なのに寂しいと感じてしまうことは
とても辛かったです。
「どうして、わかってくれないんだろう」
「もっとこうしてほしいのに…」
そんな思いを
無意識のうちにも心の奥に押し込めて、
そんな思いも言えずにいました。
でも本当は、
気付かないふりをしていたけど
わたしはずっと我慢していたんだなと思います。
“言えない”ことが増えるたびに、
自分じゃない自分になっていく
そんな感覚になり
とても苦しかったように思います。
“繋がっていないのに、一緒にいる苦しさ”
わたしが本当に苦しかったのは
「別れ」の瞬間よりも、
“繋がっていないと感じながらも
一緒にい続けていた時間”
でした。
でも相手が悪いわけではありません。
ただ、
わたしひとりがどう頑張っても
“心の温度差”が埋まらないままだったし、
わたしもわたしで
どうしたらいいのか分からない
自分がどうしたいのかさえ
分からなくなっていました。
自分がどうしたらいいのか
どうしたいのかさえ分からない
だから、
「わたしさえ我慢すれば」
「長く一緒にいれば、いつかは変わるかも」
そんなふうに
自分を納得させていましたが
結局わたしは、
わたしを置き去りにしていただけでした。
本当は寂しくて悲しさがあるのに
言わないという選択をすることは、
自分の本音を無視して
置き去りにしてしまうことだったし、
置き去りしてしまうからこそ
余計に辛くなっていました。
なぜ、離れられなかったのか?
心が繋がっていないと感じながらも、
すぐに離れる、別れる決断が
できたわけではありませんでした。
決断できなかったときは
むしろ「離れる」という選択肢を、
自分の中から消してしまっていたように思います。
それはたぶん、
「ここで手放したら、わたしは一人になる」
という怖さがあったから。
長く一緒にいたぶん、
楽しい思い出もたくさんあったし、
未来のイメージも
全部その人ありきになっていたからです。
わたしは
ひとりでも大丈夫だって、思いたかった。
だけど本当は、
「見捨てられること」や
「愛されないこと」が怖かったんだと思います。
だから、
どれだけ違和感を感じても、
「もうちょっと頑張ってみよう」
「変わってくれるかも」
って、
自分に言い聞かせていました。
それは
“関係を続ける”という名の、
“自分の心を無視する”ことだったのかもしれません。
「長く一緒にいる=幸せ」の思い込み
長く一緒にいることって、
なんだか“正解”っぽく見えます。
周りからも
「それだけ続いてるならすごいね」
「運命の人だね」
なんて言われたりします。
でも、
長く続いていることと
“心が通っていること”は別です。
わたしは
“関係の長さ”にこだわって、
「ここで終わらせたら失敗だ」
と思っていました。
でも本当は、
どこかで分かっていたんです。
このままでは、
わたしは“本当の自分”から
どんどん遠ざかっていくことを。
それが苦しさの一つでもあったと思います。
別れは“裏切り”ではなく、“自分への信頼”だった
別れるという経験は
たしかに苦しかったです。
長く一緒にいた人と離れるって、
自分の一部を手放すような感覚だと思います。
だけどそれは、
「終わり」じゃなくて、
“自分を大切にし直す”はじまり
だったのだと思います。
自分の心に正直になることって、
勇気がいることです。
でもあのとき、
自分の声にちゃんと
耳を傾けてあげられたから、
今のわたしは前より
ずっと自由で
軽やかに生きられています。
関係の長さより、“心の近さ”
どんなに一緒に過ごした時間が長くても、
どれだけ一緒にいたとしても、
心が繋がらないままなら、
それは本当の意味での
“パートナー”ではないと思っています。
心の近さ、安心感、
素直に言葉を交わせる関係。
そんなあたり前のようで、
なかなか得られない“心の通う関係”を、
これからの人生では、
大切にしていきたいと思えたときに
わたしは離婚を決断できました。
心が通う関係とは、
お互いに本音が言えて、
どんなときも味方でいてくれる
安心感があるものだと思います。
でもそれは
まずは自分が本音を言えている
ということが大前提です。
自分が本音を言うから
相手もそれに応えるようになります。
相手って鏡です。
心が通う関係を築きたいなら
まずは自分の内側を整えることから。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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