見出し画像

2024/25シーズンのブンデスリーガ・ベストイレブン FOKUS Bundesliga!!! #73


2024/25シーズンのブンデスリーガ・ベストイレブン

1.FCハイデンハイムSVエルフェアスベルクのプレーオフが終了したことで、2024/25シーズンのブンデスリーガが幕を閉じた。結果としてみれば、FCバイエルン・ミュンヘンが2シーズンぶりとなるリーグ優勝を飾り、シャビ・アロンソ監督率いるバイエル・レヴァークーゼンが2位、3位はディノ・トップメラー監督率いるアイントラハト・フランクフルトだった。

印象的な活躍をみせた選手は多くいたが、そのなかでも各ポジションで輝きを放った選手のなかから個人的なベストイレブンを選出したので、まずはそちらを紹介する。


TOR - GK

ノア・アトゥボルSCフライブルク

ABWEHR - DF

アルフォンソ・デイヴィス(FCバイエルン)
ヨナタン・ター(レヴァークーゼン)
ダヨ・ウパメカノ(FCバイエルン)
ミッチェル・ヴァイザー(ブレーメン)

MITTELFELD - MF

ヨズア・キミッヒ(FCバイエルン)
ナディーム・アミリ(FSVマインツ05)
フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
マイケル・オリーセ(FCバイエルン)
堂安律(SCフライブルク)

ANGRIFF - FW

ティム・クラインディーンスト(BMG)

DER TRAINER - COACH

ヴァンサン・コンパニ(FCバイエルン)


ブンデスリーガMVP

ヨズア・キミッヒ(FCバイエルン)


ベストイレブンを選出するうえで最初の基準となったのは、優勝したバイエルンのメンバーたちだ。不遇な状況に置かれた昨季を乗り越えたヨズア・キミッヒ、2024年夏にチームに加入して攻撃の中心的存在となったマイケル・オリーセの2人は、まさに今季のブンデスリーガにおける顔役ともいえる存在だった。

キミッヒは、コンパニ監督率いるハイライン、ハイポゼッションを嗜好するチームで6番、CB、RB、8番、10番と、状況に応じて5つの役割を担い、リーグ戦で33試合に出場するなど、圧倒的な活躍をみせた。オリーセは、とくにジャマル・ムシアラを欠いたシーズン後半、バイエルンで違いを生むことのできる存在として重宝された。

コンパニ監督の指導で潜在能力を発揮したウパメカノ、ポゼッションの肝だったデイヴィスも、ベストイレブンに相応しい活躍をみせた。そのバイエルン選手に次ぐ、あるいは凌ぐかもしれない活躍をみせたのは、フロリアン・ヴィルツ。独特な間合いのドリブル、チームメイトの能力を引き出す動き出しとパス、恐ろしいほど正確なシュート能力を武器に、ブンデスリーガのクラブをほぼ単独で圧倒した。

ヴィルツのチームメイトであるヨナタン・ターも安定したプレーを披露した。シーズン前にクラブを退団する噂もあったなかで、安定したプレーを披露し、昨季同様、ネックだった負傷癖をみせることなくシーズンを終えた。

バイエルン、レヴァークーゼンに次いで魅力的なサッカーをみせたのはSCフライブルク。ヴィンチェンツォ・グリフォとのサイドアタッカーコンビで活躍した堂安は、10G7Aと圧巻の活躍を披露した。とくに磨きをかけたシュート能力は見事で、それを引き出した就任1年目のユリアン・シュスター監督には驚嘆してしまう。

今季のブンデスリーガで最大のサプライズを呼んだクラブは、間違いなくマインツだ。同チームで絶対的な中心選手だったアミリは、長短のパスや目が覚めるようなミドルシュートを武器にプレーメイカーとして活躍。ヨナタン・ブルカルトなどとともにチームを牽引した。アミリの復活は、1人のドイツファンとして本当に喜ばしい。奇才オーレ・ヴェルナー監督率いるブレーメンで右WBを務め、5G8Aを記録したヴァイザーもチームを牽引する素晴らしい活躍ぶりだった。

残ったのは、GKとCF。どちらも素晴らしい活躍をみせた選手は目白押しだったが、個人的にはアトゥボルとクラインディーンスト以外に考えられない。アトゥボルは6試合連続PKストップを記録するなど、ゴール前で圧倒的な存在感を披露。シーズン終盤は負傷で欠場したものの、チームの5位躍進に欠かせない存在だった。

クラインディーンストに関しては、その恐ろしい身体能力でリーグを席巻。得意の「シュタイル・クラッチュ(ポストプレー)」はもちろん、セットプレーなどでも圧倒的な空中戦の強さをみせた。


2024/25シーズンのブンデスリーガ・ベストマッチ

最後に、2024/25シーズンのブンデスリーガにおける、個人的なベストマッチ2試合を紹介したい。1つ目は、2024年10月6日に行われた第6節、フランクフルトvsバイエルンの試合。今季前半のブンデスリーガで爆発的な活躍をみせたオマル・マルムシュがバイエルン相手に驚異的なカウンターから2G1Aを挙げ、鮮烈な印象を残した。

もう1試合が2025年2月15日に行われたレヴァークーゼンvsバイエルンの試合。ヴィルツを主軸とするレヴァークーゼンの攻撃陣がバイエルンを圧倒し、ポゼッション率56%、シュート本数15本を記録した(バイエルンのシュート本数はわずか2本)。バイエルンがカウンターすら披露できず、事実上「完敗」した一戦だった。

とくにピエロ・インカピエジェレミー・フリンポンの動きは、バイエルンにとって脅威でしかなかった。この試合でバイエルンが勝ち点1を挙げることができたことが、リーグ戦の雌雄を分けたといっても過言ではない。シャビ・アロンソが来季より監督に就任するレアル・マドリードCFでどのような戦いぶりをみせるのかにも注目したい。


FOKUS Bundesliga!!! サイトマップ


読了していただき、ありがとうございます!
そのほかドイツ・ブンデスリーガに関するおすすめ記事はこちら


いいなと思ったら応援しよう!