【MX Group】複数ブランドの飛躍を支える、グループ横断組織の全貌
MOON-Xは、「ブランドと人の発射台」というミッションを掲げ、共創型M&Aを通じて迎え入れたブランドが持つ独自の価値と、MOON-Xの専門知識や人材といった強みを組み合わせることで、大きな成長を目指しています。
この成長戦略の鍵を握るのが、MXグループ各社のブランド事業を横断的に支援する「Growth & Empowerment」部門。この組織の全体像について、Masaさんにお話を伺いました!
Masaさんは2019年にCEOのShinさん(長谷川)と共にMOON-Xを創業。CTOを経て、現在はGrowth & Empowerment(略:GE)エリアの担当取締役として、MOON-Xグループ全体を横断的に支援している通称「横串」組織とグローバル展開を推進する部門を統括しています。

全社総会にて

塩谷 将史(Masaさん)
Growth & Empowerment Area 担当 取締役
MOON-X上海 董事長・総経理CEO / MOON-X USA Director, CEO
大学卒業後、Full Stack Engineerとして6年間様々なシステム、ネットサービスの開発に従事。2008年、楽天にて広告プラットフォームやAd Tech・Big Data系システムをプロデュース。2012年、楽天のアジアHQ及び海外開発チームの立ち上げに参画し3年間でシンガポールを中心に100名近くの開発体制を構築。2016年、アペルザを共同創業しCTOに就任、製造業に特化したサーチエンジン、 マーケットプレイス、クラウドサービスなどを立ち上げる。2019年 MOON-X株式会社を共同創業。好きなVALUEはスピード狂。
MOON-Xグループを支える横断組織「Growth & Empowerment 」とは?
「Growth & Empowerment (以下、GE)」は、「ブランドの事業成長を幅広く支援・推進する」ことをミッションとした組織です。その思いを込めて、Growth(成長)& Empowerment(支援)という組織名にしました。
社内では「横串」という言葉がよく使われます。イメージとしては、各ブランドがそれぞれ独自に事業を進める縦軸に対して、共通する機能や能力を水平的に「横串」支援することで、全体としてより効率良い事業運営ができ、ブランドの急速な成長を組織的に支えるものです。個々のブランドをより魅力的にし、MOON-X全体の価値を高めるために欠かせない存在です。
GEの特徴は、「支援」とはいえ、一歩引いた立場ではなく、あくまでも事業と同じ目線・熱量で「ONE team」として向き合うこと。「事業の目標や業績を自分ごと化し、(支援先の)期待値を超える」というマインドが求められます。
GEを構成する3つの要素
GEは複数のチームで構成され、それぞれ大きく分けて3つの役割を担っています。1つ目は、MXグループのブランド支援、2つ目は海外事業の推進、そして3つ目が、社外クライアント向けのコンサルティングです。
1.MXグループブランドの支援
下記のような機能別に特化した専門チームが、グループブランドの事業を横断的に支援
・SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)
・Technology
・Creative
・CX(コンシューマー・エクスペリエンス)
・Marketing
2.海外事業推進
MXグループの各ブランドの海外展開支援と推進、また海外拠点のグループ会社運営
3.社外クライアント向けコンサルティング支援
MOON-Xが培ってきたブランド成長支援のノウハウを、社外のクライアントにも提供
組織構成は、こんな感じ(2025年6月時点)

個別に見ると全く違うことをしているように見える専門チームの集まりですが、すべては「ブランドの成長」に向けた同じ目的のもとで機能しているんです。それぞれ実際にどんなことをしているのか、役割ごとに概要をご紹介します。
1. MXグループブランドの支援
支援はグループに加わる前段階からはじまる!
実は私たちは、ブランドが共創型M&Aによりグループインする「前」から関わっています。M&A検討段階(DD:デューデリジェンス)の時点で、各専門チームのプロフェッショナルがそのブランドの「どこをどう伸ばせるか」強みや改善余地を丁寧に分析して、統合初日からすぐに成長に向けた支援や改善をスタートできる体制を整えています。
めでたく統合が完了した後、Day1からGE各チームの支援が始まります。DD時に分析した情報を元に、今までの成功パターンやノウハウを蓄積したMOON-X独自の『GEレシピ』を活用して、統合したブランドと一緒に成長を目指します。
たとえば・・・
・レビュー分析システム導入やCRMオペレーションの最適化
・AmazonなどのECチャネルで成果を出すためのクリエイティブづくり
・CS(カスタマーサポート)の効率化や、複数チャネルデータダッシュボードの整備
・倉庫や物流の最適化・統合、ITシステムの効率化・コスト削減
これらの成長支援と並行して、ブランド事業の組織構築・強化もハンズオンでサポートし、徐々に自走できる状態を作っていきます。この体制によって、どのようなブランドであってもMOON-Xとの統合後の成長を再現性高く実現していくことができます。
例)CX × CreativeによるCVR(コンバージョン率)改善
ビジネスバッグのレビュー分析から「シンプルなデザイン」が評価されていることが判明。この強みを活かし、デザイン重視の訴求ポイントに転換した結果、コンバージョン率が向上。CXとCreativeの連携でCVR改善が実現した事例の一つです。

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2. 海外事業
「WOW体験!」を、世界中の人々へ。文化や国境を越えて、愛され続けるブランドを育てる
MXグループのブランドには世界中で愛されるポテンシャルがあると信じて、早い段階からグローバル市場への展開を見据えた事業運営を行ってきました。
私たちが届けたいのは、単なる“モノ”ではありません。プロダクトに込めた想いはもちろんのこと、手に取る瞬間から使い続ける日々まで、あらゆる体験を通して「WOW!」と思ってもらえるような価値(=「WOW体験!」)を届けたい。そんな想いを胸に、世界中のお客様と真摯に向き合いながらブランドを育てています。
だから、MOON-Xの海外展開は、単なる越境ECや海外代理店への卸売にはとどまりません。ターゲットとなる市場に拠点を設立し、消費者のニーズや生活習慣などを理解しながら丁寧にブランドを育て、商品を展開していくことで、一過性の販売ではなく、その地で長く愛され続けるブランドとして展開していくことができます。
さらに、現地ならではの新たな事業機会の創出や、海外ブランドのM&A、現地の優秀な人材の採用なども視野に入れています。たとえば中国では、工場をネットワーク化し、サプライヤーの選定から輸出までを一元管理する社内事業を立ち上げました。これはMOON-Xグループのブランド事業の成長を支える機能を果たすだけではなく、将来的には社外向けの事業としても展開できる可能性のある取り組みです。

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3. 社外クライアント向けコンサルティング
MOON-X自社のブランド支援にとどまらず、社外ブランドへも積極的にコンサルティング支援をしています。チームには、総合広告代理店、デジタル系広告代理店、コンサルティングファーム、ブランド事業会社などにおいて第一線で活躍してきたメンバーが多く在籍し、クライアント様と併走してブランド事業成長を支援させていただいています。
主な支援内容としては、ブランド事業のマーケティングに関する戦略策定から実行支援までを一貫して提供。さらに、商品企画、製造から販売後のカスタマーサポートに至るまで、MOON-Xのノウハウを活用してさまざまなブランド事業を包括的にサポートできる体制を整えています。
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グループ全体で支え合えるこそが強み
ビジネスを進めていく中で、困難な壁は多くあります。たとえば、中国市場への展開を決めた際には、コロナ禍の影響が色濃く残っており、現地への渡航や活動にも制限がかかっていました。さらに、世界情勢によるサプライチェーンの混乱や為替の変動、直近では関税の動きなど、日々変わるグローバル環境に向き合う必要があります。
国内に目を向けても、物流費や原材料費の高騰など、D2Cブランドを運営する上での難題は数多く存在します。
そうした状況の中で、MOON-Xグループの大きな強みだと感じているのが、グループ全体で各ブランド事業を支える体制があることです。MXグループでは、各ブランド事業が課題に直面した際に、GEを初めとする様々な横断組織が、知見やリソースを共有して一緒に解決策を導き出し、一丸となって解決をします。
単一の事業では乗り越えるのが難しい課題も、グループの横のつながりがあるからこそ、突破口が見えてくる。現場の悩みを全体で共有し、支え合うことができる体制が、グループ全体と各ブランドの成長を後押ししていると実感しています。
カオスだからこそ面白い!
最後に、MOON-Xグループ、及びGEにとって重要だと思っている「カオス」についてお伝えしたいと思います。「常にカオスであり続けること」。これは私がMOON-Xグループの今までの成長、及び今後のさらなる成長に必ず必要だと思っていることです。
MOON-Xグループは共創型M&Aによって、常に新しい仲間がジョインし、更にすでにジョインしている事業も急激に成長している環境です。また、日本国内にとどまらず、同じ活動を海外でも推進しています。それに伴ってそれらを支えるGEのような組織やコーポレート機能もどんどん成長しています。急成長しているということは、常に新しい課題に直面し、既存の仕組みやルールが通用しなくなるスピードも速いです。事業が力強く成長しているからこそ、このようなカオスな状態にあり、またそれらを整備していく役割も自分たち自身です。
このような環境においては、個々人が自分の経験やスキルを活かして、最大限のインパクトを出す舞台としては申し分のない環境だと思います。成果を出せる場所は無限にあり、そのような機会を自ら見つけ、動き、人を巻き込みながら大きなインパクトを出す、そういう働き方ができる方にとっては成長する絶好の環境だと思っています。
カオスな環境の一方で、我々は「ブランドと人の発射台」というミッション、及び5つのValueを中心に、皆が同じ価値観、同じ方向を目指して走っています。「Good Vibes」「We are family」で仲間の大切さを感じ、「スピード狂」「鉛弾マインド」で業務に全力投球し、お客様に「WOW体験」を感じていただくために日々努力しています。
GEの各組織は、MOON-Xグループのこのような環境の中で多くのブランド事業と横断的に働く組織です。自分の専門性を活かしながら、カオスの中で幅広く活躍したい方、成長したい方、今後ご一緒できればと思います!
おまけ
GE恒例の「裏AHM(オールハンズミーティング)」
GEは、異なる職種の部署同士でコラボすることが多い部門です。人・部署が増えてきて、年2回の全社員総会であるAHM(オールハンズミーティング)では時間が足りなくなってきたため、GEだけの集まりとして「裏AHM」を年2回、公式のAHMが無い時期に開催をしています。
AHMよりももっとカジュアルに、メインテーマは「交流」として、できるだけ普段業務で話をしない人同士が交流できることを目指しています。出張シェフを呼んで食事を楽しんだり、チーム対抗ゲームで盛り上がったり、とみんなでワイワイ楽しみながら親睦を深めています。



自部門の「ここがすごい!」を各リーダーが持ち回りで発表する「チーム自慢大会」を開催。とても盛り上がりました!



▼関連情報・ページ
海外事業:
Creative:MOON-Xの横断型Creativeチーム
CX:徹底的お客様視点のCX
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