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♣︎38 “判断のものさし”

この3つでもう迷わなくていい

イベントで使っている3つの判断フレーム

  • 子どもが本当に楽しめるか

  • 職員が笑顔で終われるか

  • 写真一枚で価値が伝わるか

すると一人の保育者が質問しました

「この3つを全部じっくり考えるんですか?」

保育プランナーが首を振る

「いいえ
そこに時間をかけません」

判断はYESかNOか

プランナーはホワイトボードに大きく書いた

YES か NO

「一つひとつを長時間悩みません」

「この企画はどうかな…」

「少し良さそうだけど…」

そんな考え方ではなく

まずはシンプルに確認

子どもは楽しめる?

YES?

NO?

職員は笑顔で終われる?

YES?

NO?

写真一枚で伝わる?

YES?

NO?

「まずはこの3つだけ」

判断ルールはとてもシンプル

プランナーは続ける

「そして判断にもルールがあります」

YESが2つ以上

▶ やる

YESが1つ以下

▶ やらない

保育者から声が上がる

「そんなにシンプルなんですか?」

プランナーはうなずいた

「シンプルだから迷わないんです」

「惜しい」は判断基準にならない

保育現場ではこんな言葉がよく出ます

「せっかく考えたから…」
「去年もやったから…」
「準備してあるし…」
「もったいないから残そうか…」

プランナーは優しく話す

「その気持ちはとてもよく分かります」

「でもそれは判断基準ではありません」

イベントは

"惜しい"
"もったいない"
では決めません

「子どものためになるか」
「先生たちが無理なくできるか」
「伝えたいことが伝わるか」

そこを見ます

らに一歩先を見る視点

「ここから先は必須ではありません」

「でもイベントの完成度をもう一段高めたいとき
私たちはもう一つ確認します」

保育者たちが前のめりになった

プランナーはゆっくり話す

保護者は参加者になれているか

「保護者はただ見ているだけになっていませんか?」

そんな小さな工夫です

「大切なのは保護者が『自分もこの行事の一員だった』

そう感じられること

それだけで満足度は大きく変わる

なぜ会議が短くなるのか

保育者の一人が聞いた

「この考え方を使うと本当に会議は短くなるんですか?」

プランナーは答える

「実際に比べてみましょう」

判断基準がない会議

「去年はどうだった?」
「一応やった方がいいかな」
「誰か楽しみにしてるかも」
「どうしよう…」

この話し合いでは長くなる

判断基準がある会議

「子どもは楽しめる?」
「先生たちは笑顔で終われる?」
「写真一枚で伝わる?」

「YESは何個?」

「・・・やりましょう」

「今回は見送りましょう」

これだけ

感情で話していた会議が判断で進む会議へ

本当の目的は「正解」を探すことではない

最後にプランナーはこう話した。

「このフレームは正解を保証するものではありません」

「でも大きな価値があります」

  • それは迷い続けないこと

  • 途中で修正できること

  • 判断をチームで共有できること

「つまり壊れにくい行事になる」

「行事は100点を目指すものではありません
子どもも先生も笑顔で終われて
来年にもつながること」

それが一番大切


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