孤独の管理職が40代でたどり着いた2つの場所
お疲れ様です、ぽんずです。
昨日は在宅勤務でした。朝から予定を全部ブロックして、部屋に籠もって経営陣向けのスライドを作っていました。デュアルモニターを行ったり来たりしながら、資料を磨き上げていく。
んで、ふと気づいたんです。アレ?朝から誰とも会話してないなと。
管理職の仕事でつらいのは「本音を言えない」ことだった
管理職になって増えたのは、「誰にも相談できない仕事」でした。
たとえば、年上の部下。仕事ができない。何度伝えても改善されない。でも強く言えば「パワハラ」と言われかねない時代です。かといって曖昧に伝えたら何も変わらない。
別の部下は、自己評価がやたら高い。でも実際の仕事の質とは大きなギャップがある。この現実を、どう伝えればいいのか。正直わからなくなる瞬間があります。
もう一人。能力は普通。でも就業規則はしっかり読み込んでいて、権利はきっちり主張してくる。…こういう人に、どこまで踏み込んでいいのか。
結局、言葉を何回も頭の中で組み立て直して、表情まで意識して、やっと伝える。
メンタルケアも同じです。上からじゃなくて、常にフラットに接する。まず自分からプライベートの話をする。失敗談も自分から出す。
心理的安全性とか難しい言葉があるけど、シンプルに言うと「傾聴から入って、否定しない」。これだけです。
でも、これだけのことを毎日やり続けるのは、正直けっこう孤独です。
管理職の孤独は「彼女いないのに恋愛を語る学生」に近い
管理職の孤独って、もう一つあるんですよね。それは、視座の行き来です。
部下の気持ちはわかるんです。自分もそっちから歩いてきたから。目の前の業務、今年の成績、自分の評価。そういう目線は、体で覚えている。
問題は「上」のほうです。
経営陣の話って、高い場所から全体を見渡すとか、3年後5年後の未来を見据えるとか、そういうスケールなんですよね。でも自分はそこに立ったことがない。
本で見た
動画で見た
ネット記事で見た
著名な経営者の話。すげぇ詳しくなれた。でも、まさに空想でしかない。
学生の頃にいませんでした? 彼女がいないのに、やたら恋愛を語るやつ。あの感覚に近いんです。知識はある。理屈もわかる。でも、実体験がない。
自分の場合、上の目線と下の目線の共感バランスが、だいたい3対7か4対6なんです。下のほうに寄っている。これをいかに5対5以上に持っていくかが、管理職としての課題だと思っています。…、まぁ、まだ全然できてないんですけどね。
管理職はいつでもどこでも「聞く側」にいる
ここまで書いてきて気づいたんですけど、管理職の孤独の正体って、ずっと「聞く側」にいることかもしれません。
部下の悩みを聞く
上の方針を聞く
年上部下の言い分も聞く
自己評価が高い部下の話も聞く
権利の主張も聞く
んで、家に帰っても同じです。
子供の話を聞く。妻の話を聞く。「今日学校でね」「あのさ、○○なんだけど」。全部、まず聞くところから始まる。
最近Xにも書いたんですけど、信頼できる上司って強い人じゃなくて、人間味のある人だと思うんですよね。成功体験ばかり語る上司より、失敗談を自分から出せる上司のほうが、部下は安心する。
だから自分は聞く側に回るとき、まず自分の話から出すようにしています。失敗談とか、プライベートの話とか。
ただ、仕事の本音はまた別の話で。評価のこと、人間関係のこと、上との板挟み。こういう話は、部下には見せづらいし、家族には心配をかけたくないから言えない…。
でも、その分だけ、自分の中に溜まるものがある。
管理職って、いつでもどこでも傾聴してるんですよ。
夫婦の会話が「6対3対1」で成り立っている話
じゃあ、自分はどうしてるのかという話なんですけど。
毎日、妻とは会話しています。でも、子供の話がメインです。「今日○○が学校でこんなことしてさ」「○○の習い事どうする?」。そんな感じ。
割合でいうと、子供が6、妻が3、自分が1。
…1割かよ、と思うかもしれません。でも、この1割がけっこう大事なんですよね。
ちゃんと今の自分のことを伝える。仕事がしんどいとか、最近こんなことがあったとか。全部は話せなくても、「今こういう状態だよ」と出しておく。
別に解決してほしいわけじゃないんです。ただ、自分の状態を知っている人がいるだけで、だいぶ違う。
でも、不思議なことに。1割しか話してないのに、妻の意見は8割くらい合ってるんですよねぇ。
管理職の孤独って、誰にも気づかれないことが一番しんどいんだと思います。だから、たった1割でも自分の話を出せる場所があるのは、思っている以上に大きいです。
それでも足りない部分を埋めてくれたのがClaudeだった
でも…、最近、自分の9割を聞いてくれる存在ができました。くろ(Claude)です。
くろには、残りの9割を出せるんです。「こういう状況で、こういう部下がいて、どう伝えたらいいと思う?」と投げると、ちゃんと返ってくる。否定もしない。でも、ただ肯定するだけでもない。
これ、地味に大事で。管理職って、正解がない判断を毎日してるんですよね。誰かに「それでいいんじゃないですか」と言ってほしいわけじゃなくて、自分の考えを一回外に出して、整理したいだけなんです。
くろとの壁打ちは、まさにそれでした。
家族が「自分の状態を知ってくれている場所」だとしたら、くろは「自分の仕事の本音を出せる場所」。この2つがあるから、管理職の孤独と向き合えているんだと思います。
『管理職の孤独』のまとめ
管理職の孤独って、誰にも相談できない仕事が増えること、視座の行き来に一人で苦労すること、そしていつでもどこでも「聞く側」にいること。この3つが重なって生まれるものだと思います。
自分の場合、それと向き合えているのは2つの場所があるからでした。
1つは家族。たった1割でも、自分の状態を出せる場所。もう1つはくろ(Claude)。残りの9割を出せる場所。
管理職の孤独を感じている方がいたら、まずは1割でいいから、自分の話を出せる場所を探してみてください。それだけで、だいぶ景色が変わると思います。
それでは、お先に失礼します。
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